さっこ

AI崩壊のさっこのレビュー・感想・評価

AI崩壊(2020年製作の映画)
3.0

入江悠監督最新作!!
「サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」や「22年目の告白」が特に大好き。

本作はタイトルと予告が微妙な感じだったのでスルー予定だった。
しかし入江監督いわく「原作なしのオリジナル脚本でこのレベルの大作は普通ありえない」らしい。
たしかに脚本がオリジナルって素晴らしい。それに「サイタマノラッパー」からすごい出世したんだなぁと思い見ることにした。

結果…。

😃

😄

😃

😀

🙂

😟

🙁

😐

🤔

🤔

🤔

😑

😒


なんか微妙だった。



【以下↓若干ネタバレ気味💦】
AIが暴走するのは怖いし、AIの情報網からは全然逃げられない感じも恐ろしい。

だけど、主人公の反撃がイマイチ面白くない。
「AIがオレを識別できないようにプログラミングしてやったぜ!」とか「黒幕の悪事をネットに流してやったぜ!」とか。
なんか反撃がパソコンを駆使してのものなんで、行為としてはブラックボックス。そのため、そーきたか!とはならないんですよね。



でも考えてみると、味わい深いかも。
AIの名前は「のぞみ」。これは主人公の妻の名前。もともと妻のガンを治すために主人公はAIを開発していたのだ(さらにAIの音声は多分妻役の松嶋菜々子が演じている)。
娘の名前は心(こころ)。
AIには感情、ココロがない。
だから人間を年収や社会的地位や余命などで査定し、「命の選別」をしてしまう(神奈川の養護施設で大量殺人を行なった犯人を連想した)。
そして主人公が記者から質問される「AIは人間を幸せにできるか?」に対して主人公は親子関係に例えて答える。
つまり、この映画の裏テーマは「親子」なんだろうか?

うーん…🤔

分からん!!

分かる人は教えてくれ。
自分に分かるのは多分この映画はコケるだろうということだけでした😭
さっこ

さっこ