新宿武蔵野館にて鑑賞。今年もう4回くらい来ている気がする。映画を見る前にこの映画を記念したハート型のビターなチョコパンを買う。500円以上。高い。
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アル中のフリッツ・ホンカは酒をかっくらいながら、ずさん極まりない殺人を繰り返す。手にかけるのはほとんど中年女性ばかりなのだが、この映画のタイトルともなっている「ゴールデン・グローブ」というバーに全く寄る辺ないアル中の中年女性ばかりを狙っている。この女性たちの「終わってる感」がすごい。もちろん、ホンカ自身のヤバさもすごいのだけど。これも敗戦のムードを色濃く残していると言われる70年代のドイツだからか。
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新宿武蔵野館のトイレではジョン・ウォーターズと柳下毅一郎が賛辞を寄せたコメントが貼られていた。
とにかく余計なものを抜いて純粋にやさぐれた最低なものを見たい人にはおすすめ。純度高い。
