フランス映画が恥も外聞も捨て、ここまで日本漫画原作に擦り寄った、もといフィーチャーしたこの映画はもはや"もっこり事変"である
ただし性癖は断固としてお国柄、熟女もっこりであーる
いや舐めてかかっていたというか、フランスでもアニメ版が放送されていて親しまれていたのでしょう(仏版タイトル『ニッキー・ラーソン』)、だとしても所詮フランス映画というかそこそこ品を保ったお上品コメディ"モドキ"のような映画かと思ったらここまで"下ネタコメディ"に踏み切っているなんてwww
"フレンチ映画流"なんていったいどこいった!?というくらいOPからフルチ○解禁(無修正ではないよw)の下品下ネタコメディであることを効果的に明らかにしました(笑)
自身は原作はおろかアニメ版が全盛期の頃に生きていないので、ファンでも親しみも皆無なので興味自体も薄かったのですが、そんな人もご安心。きっちり原作のテンポやキャラクターに愛着があるのか、日本人も単純に笑みが浮かぶ文句なしの"コメディ・アクション・エンターテイメント"に仕上がってます!
監督・主演をこなすフランスのニッキー(冴羽獠)のスケベ心にもきちんと愛着が湧くかとw
あ、いや文句はぼちぼちありますねw そりゃ原作国でなく国が違ければ多少出てきますって!なんたって
"熟女推しが強い"って!!(ヒロインからして年齢層高めじゃない!?)
あ、違いました。そこも言いたかったですが、ちょっと没入の障害となったのが"動物の扱い"だけが少しエンターテイメントとして"現代のコンプライアンス"に相応しくないと感じました。フランスならではの"時代遅れ"の認識なんでしょう、インド映画だって最初に「全部CGで虐待はしてない」と念押しするのに、動物の虐待的取り扱いで建前もなしに笑いをとろうとするのはコメディの良識を疑いはじめますね…
ま、でも原産国として大いに受け入れる日本も日本ですが、海外リメイクで"成功されてしまう"実写化に危機意識を日本は持つべきでは!?(笑)