肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

モービウスの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

モービウス(2022年製作の映画)
3.5
空を見ろ!ムササビだ!ヴェノムだ!バットマンだ!!いや、蝙蝠の化身、バッドメンだッ!?
道化にされた世界を貶めるはずだった道化が、今度はライバル社からとてもBADな方法で「ダークヒーロー」として再誕す

小声(意外に絶滅危惧種の『ジャンパー』好き歓喜かもよ?)

ヴィラン・ニューカマーとして、MARVEL蝙蝠野郎として、競合のヤツの(『ザ・バットマン』から)寝首を掻いて生き血を啜れるかなぁーン?

ハイ、その点だと厳しいってのが正直なところw
でもそういう"対象格"として名前が挙がるのが"DC喰い"のMARVEL実写の恐ろしいところでもあるんですよねぇw
だって、スパイダーマンの所詮「ヴィランチーム」の1人に数えられる"中ボス"みたいなもんですよ?(笑)
それがスピンオフとかではなく、端から「主人公格」として主演映画を持つことは、なにより「ジャレッド・レト」さんに対する"リスペクト"を持って構築された映画の気がします。手痛いクビ勧告を受けて"捨てる神あれば拾う神あり"的なね?
さらにDC中の宿敵を演じた人間が他社(MARVEL)で、世界観を跨いでその"宿敵の宿敵"を彷彿とする設定の配役とは…若干の厭らしさを感じつつもw 現実的な"復讐"さえも彷彿する役どころが実に心地いいじゃないですか!ジャレッド・レトさんのアメコミ界での栄えある躍進を望みます。

実際、ジャレットさんの"役のハマりっぷり"は映画自体の"評価とは別に"称賛したいほどに様になっていますよね!
やっぱり美男子だから小汚い悪役でキモ顔どころが、どこか"貴公子の品格"を備えているのがその証拠!「ヴラド」とか名前ついてそうな高貴さが溢れた"ザ・ヴァンパイア像"を形成していますw
ちょっと薬物問題をいくらでも起こしてそうな、やりたい放題のロッカー感といえなくもないですがw

ただ"厳しい"って言ったのが、Dis○eyレーベルではなくSPEC(SONY・コロンビア)製だからこその嫌なところ出てんなー感が拭えないんですよね…
アクションだ、演出だ、の前にそれを魅せるだけの"脚本がやっぱり弱い"のです。
それが脚本・ヴィジュアル双方で"何かしらの思惑"があって仕掛け続けるDisney・MARVELとの大きな違いです。
今作は普通過ぎるくらいに"ただのアメコミ映画"になってしまっています。サム・ライミスパイディ時代はそれで良かったけども、"ユニバースの力"がなければ"単体としての魅力・減"映画と言って差し支えないかと…

なぜライミ版を持ち出したかというと、ピーター・パーカーとハリー・オズボーンの関係性を思わせる"親友"であり"愛憎"で"対照的"である関係性でストーリーを形成してるからです。
加えて敬愛するヴァンパイア映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のブラピ対トムクルの関係性とも…
だからその点でも、"主人公格"としての風格が自然と引き上げられるように意図されていますが、
その"愛憎"を思わせる"ハートフルドラマ"を全然描ききれていないんですよね…
幼き頃の出会いのサラッと間はテンポとしては好印象でも、シリーズを形成する"思い入れ"としては断然に印象が弱くなってしまう…"強固な絆"を丹念に描くから、敵対関係に"悲痛"さが生じるんです…
だから付随として、マイロ演じるマット・スミスさんの印象自体が薄くなってしまってヤダきもーい!不健康そう!!とマイナス要素で埋め尽くされ、"ミスキャスト"という言葉も出てきてしまう始末になる恐れがあります…

でもちゃんとトムホ・スパイディを迎え入れる為の敵方の構築を綿密に「計画」してるから次よはよこい!と中毒症状になるようにはできますね。
まあ自分は、「シニスター・シックス」よりも
あの"キモ顔同盟"に美女が加わるかと思うとワクワクが止まらねぇ!

でもシリーズ化する気満々かもしれないけど、どうなんだ・・・?
新たな人生なんだ頑張るんだ(元)ジョー(カー)❢❢