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燃えよスーリヤ!!のneroのレビュー・感想・評価

燃えよスーリヤ!!(2018年製作の映画)
3.0
ヒーローが無痛症という珍しい設定のマッスルインドアクションカンフーコメディ。設定上はカラテなんだけどやっぱりカンフーマスターだよなあ。
お話は、我流トレーニングでカラテを身につけた(と思ってる)主人公スーリャが、かつてビデオで憧れたカラテマンの危機(道場乗っ取りだったかな)を助けるって、まー正直どーでもいいストーリー。

母を亡くし、痛みのない(つまり危険を感じない)主人公を一人で育てる父親の心労とソレを台無しにする祖父。キュートな少年期のスーリャにからむ、やきもき父ちゃんと能天気爺ちゃんの確執が笑わせる。
ヒロインとの再会が意外と盛り上がりがないのがちょっと残念だったが、敵に4人揃って立ち向かう姿はもうアベンジャーズ! というよりキック・アスかな。
殺陣はスゴイよぉ! みんなちゃんと鍛えてて、高い身体能力全開のボディアクションのキレは素晴らしい。スローモーションの多用し過ぎはなんだけど、なかなか楽しめた。

と こ ろ で、本作中もっとも強烈な印象を残したのがふたりの初夜描写! 地球規模の朝チュンに思わず吹いた! 何を言ってるか伝わらないと思うが、これは間違いなくいままで観た最大スケール! その後朝日の中を踊りながらアフターピル買いに行くヒロインって(笑笑)  前半は寝ててもこのシーンだけは観るべきだ!!!
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