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TENET テネットのRのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
3.5
うーーーーーん。特に見るつもりなかったけど周りのみんなが絶賛してるので見に行った。うーーーーーん。ひと言。わけわからん!!! わけわからなすぎるわ!!! え⁈ おもしろい⁈ これっておもしろい⁈ 何が? うーーーーーん。ど頭から突然謎のドンパチ始まって、え?何?って思ってると、なんかよー分からんオッサンに近づくために絵画の真贋鑑定ノッポさんにお近づきになり、彼女に好意を持った主人公がクールにわちゃわちゃしてたら、突然グルーリ時間逆行アクションが大展開。テンポはやすぎ、情報量多すぎ、名前おぼえる暇すらない。だんだんこの人たち何してるんやっけ。あ、アレか、アレや。アレ?アレって何だ? なんだっけ? いやいや、アレやあれや、WW3や、って何度も自分に言い聞かせ、途中、お、なんか分かりそうになってきたぞ! えっと、うん、分かりそう……いや? 待てよ? ……え? 何? 何? どゆこと? えーーーー分からんわーーーーーー!!! って感じでした。これを面白いと言ってる人に、ボクの意見をぶつけて、訳のわからなさを超えたところにある面白さを語ってほしい……と、メメントを初めて見たときも思ったので、ちょっと間あけてもう一回見なきゃいけないのかなー。めんどくせー。と、ストーリーの理解を放棄し、はやくも次回鑑賞ことを考えながらの初鑑賞。映像がすごい!というお話も聞いてたけど、そないにすごいでっしゃろか? Blu-rayなど見てるとき早戻しすることよくあるから、おんなじような映像よく見てるんだよね。それってまさに現実的に順行と逆行の同時進行やん。なので順行組と逆行組が入り混じるの、そんな効果的な演出に思えなかったなぁ。あと、ストーリーを追いかけるのに必死で、あまりアクションにフォーカスできないし、普通の映画の順行カーアクションと面白さや見た目がそんなに違うようにも思われない。エントロピーとかパラレルワールドとかいろんな概念が盛り込まれてるのも刺激的要素なのかもしれないけど、うーーーーーん。ボクとしては、そういう表面的な事象より人間的要素の方がずっと面白いと思うし、人間的要素のエンハンサーとして表面的な要素が凝ってるってほうが好み。本作の登場人物は白黒はっきりしてて、内面的な複雑さ特にないから、ガチャガチャ騒がしいだけでぜんぜんハートに来なかった。もちろん、好きなとこもあります。まず、登場人物たちの見た目。みんなそれぞれめっちゃ特徴的で、一度見たら忘れられないインパクト。特にヒロインの不思議な顔面ととんでもない痩身長躯には始終釘づけ。ひたすら目を惹く。主人公と相棒は、双方ともイケメンなのかブチャイクなのかよく分からない感じがすごく良かった。あと、音楽! 低音がブーーーーンと鳴り響くのめちゃめちゃ好き。カーチェイスのシーンの音楽もワクワク。もひとつよかったのは、意外とクラシックなスパイチェイス物みたいな雰囲気。特に海辺やボートのシーンは、ゴージャス系のヒッチコック映画みたいな雰囲気があって、それは大層好みだった。けどなー、それ以外は…だいぶ難ありって感じでした。まぁでも、あとでそこそこ詳しく説明してくれた人がいて、それ聞くとまぁまぁ面白そうなので、もう一回見て判断てとこでしょう。隣に解説者を置いた状態で、ポーズ入れながら見たい。ここがいい!ってとこを教えてください。どなたか、よろしくお願い致します。一緒に見に行った彼も、終わった瞬間、ぜんっっっぜん意味わからんかった! って。もう途中から腹立ってきてな! と、プリプリしてた。Que adorable☺️これがまたアホな男なので、ははははは、お前のようなバカには到底わかるまいよ、と思ってたら、彼の方がよほどよくお話を理解してて、チーン。というわけで今回のお星様はいつも以上に暫定的。きっとまた見ます。きっと、おそらく、たぶん。ちなみに、ボクのノーランランキングは以下の通り。

1. インターステラー
2. ダンケルク
3. ダークナイト
4. インセプション
5. メメント
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