暴力刑事とヤクザの組長が協力して殺人鬼を捕まえようとする。まさに毒を以って毒を制す。
ヤクザと刑事の絆が深まりそうで深まらないのが面白い。人に慣れることはあっても懐くことはないっていう爬虫類の習性を思い出した。
アクションシーンはカーアクションや逃走劇とかも含めてかなり興奮する。いい人が一人も登場しないで振り切ってる辺りも感激した。マ・ドンソクの迫力も演技だけじゃなく肉体にも裏打ちされていて超怖かった。
追ってる殺人鬼は人間味なくて所謂サイコパスだし、刑事とヤクザは法律犯しまくってるけど自分の心に素直に従って行動しているって感じで、いやらしさがなくて好き。悪人のイメージとは少し逸れているように感じた。