kingyohime

マー ―サイコパスの狂気の地下室―のkingyohimeのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公は母親と田舎町に引っ越してきた高校生の女の子。
彼女は登校初日にパーティーに誘われ、そのグループたちと酒を買って岩場で騒ぐことに。
未成年なので酒を買ってくれる人を探していた所、一人の黒人女性が通りかかる。
彼女は酒を買ってくれたが、その後、彼らの事をネットで調べて通報する。
そして、自分の家の地下室を提供するから・・・と酒と食べ物で彼らを誘う。
やがて彼らは黒人女性を「ママ」と呼び、何度もその場でパーティーを開き、楽しみながらも、少しずつ彼女に違和感を覚えるようになる。
彼女の事を避けるようになると、しつこくメールを送りつきまというようになる「ママ」。
その内、「ママ」に物を盗まれている事に気付いた主人公と友達は彼女の家に忍び込む。
そこで別の真実も浮上してー。

サイコパスとタイトルにあるけど、サイコパスというのは違和感があった。
感情の起伏が激しく、自分の思い通りにならないと急に怒り出したり、過去のトラウマに傷ついたり、極度の寂しがりだったり・・・。
それらの特徴はちょっと私の中でのサイコパスという感じでなかった。
人を支配しようとするのはサイコパスと言えるかもしれないけど・・・。
それに彼女を傷つけた人たちとずっと同じ町にいたのに、何故今・・・?という感じもある。
こういう人だったらもっと早くに彼らの存在を調べて何か仕掛けてなかったかと思う。

全く関係ないけど、意外にもアメリカって未成年の飲酒に厳しい国なんだな・・・と思った。
kingyohime

kingyohime