彦次郎

フレディ/エディの彦次郎のレビュー・感想・評価

フレディ/エディ(2016年製作の映画)
3.3
自分の知らないところで自分そっくりな人物が悪行の限りを尽くすというスリラーサスペンス。画家フレディが妻の浮気相手に暴力をふるい親権剥奪されることで幼少時代によくみたもう1人の自分エディが現れるという話。
フレディが不在の時にエディがエディが悪事を遂行しているので二重人格による悪事なのか本当に双子なのかというところが分からず話が進むのでサスペンスとして良かったと思います。エディとの違いが「ギター演奏可能か否か」とか「母親か娘」の好意相手が異なるとかも本筋に影響してくる要素でネタが割れてからも緊張感を持続しているのも良い点といえるでしょう。
ラストに手塚治虫先生の『MW』要素がありましたがアイデアとしては割と普遍的なので本作のオリジナリティを阻害しているとは思いません。
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