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ソウルフル・ワールドのyukkyのレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
3.9
◾︎一言
「日常に踊る心を、soulfullな人生を。」

◾︎選んだ理由
いろんな人が観ていて気になったから

◾︎こんな人にオススメ
ピクサー好き
心温まる作品が観たい

◾︎感想
▪︎ストーリー
ー「生まれる準備が整う"最後のピース"はなんだ?」

ジャズミュージシャンを夢見るジョーが迷い込んだのは、人間が生まれる前の魂(ソウル)が集まり、自我を形成していく世界。
そこで出会ったのは、"人間に生まれたくない"ソウル22番。共に過ごす時間は、彼らをどのように変えていくのかー


生まれる前のソウルたちが地上に生まれるために必要な最後のピース、「きらめき」。

"人生の目的ではない"とすれば
それは、一体何なのか?

生きる活力。わくわくする感情。ときめき。魂。未来への希望。
生きていて、こころがくすぐられたように踊る瞬間が幾度となくある。

きらめきが、「何か」なのではなくて、
「なんでも」よくて、心の中にそうした感情がキラッと沸き起こった瞬間をそう呼んでいるのではないか。と私は思った。

そういう"人生へのワクワクを見つける力"がついたソウル達が、地上に降り立っていくのではないかな。(願いも込めて)

私の憧れ尊敬するある人が、
「仕事で、手段を目的化しないことを大切にしている」と言っていた。

写真が好きだから写真を撮るんじゃなくて、形に残った写真を見た誰かの幸せを願うから写真を撮る、とか。

ソウル22番との出会いは、ジョーにそういう感覚も、与えてくれたのではないだろうか。

▪︎その他
ピクサーいつもありがとう。
ピクサー映画に出逢わなければ手に入れることができなかった
「想像力」と「そっと私に寄り添ってくれるキャラクター達」は、私たちの人生を小さくも大きくも、豊かにしてくれるはずだ。

ウッディーも、カナシミも、ミゲルも、サリーも、ソウル22番も、ジョーも、
私たちの心に残って、ふわっと寄り添ってくれるんだよな


そういえば、最近映画館で観るアマプラかなんかのCMで、「映画なんか、観てる場合だ。」ってコピーが好きです。

私たちには映画がある。

◾︎この映画を観た人にオススメ
・インサイドヘッド
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