家電メーカーに勤める山田二郎(平田満)は、取扱説明書を作成するマニュアル課の課長である。二郎は、人生のすべてを計画通りに進める為、日常生活のマニュアル作成にも余念がない。部下の柴田(松尾英太郎)や池内(飯田隆裕)は社内の研修マニュアルにさえ細かい指摘をしてくる二郎に嫌気がさしていた。 そんな二郎もついに60歳で定年退職を迎え、退職後の人生を計画的に過ごそうとしていた。しかし、そんな矢先に健康診断でガンであると宣告され、二郎の80歳までの人生計画が狂い始めた―。 二郎は、人生最後のマニュアル“山田家 家族取扱マニュアル”を作成し、長男(山中雄輔)、次男(山本篤士)、三男(小西貴大)の3人の息子たちの元を訪れことにするが…。
佐藤詩織は、行方不明になった息子・隆の行方を探し続けていた。 行方不明になってから3回目の隆の誕生日を迎えたある日、「欲しい情報」と、「それに見合った価値のある記憶」を交換できる力を持った…
>>続きを読む妻が末期ガンと分かった日、夫は「したい事なんでも言って」と言い、妻は「じゃあツチノコ探しに行こう」と告げた。子供のいない夫婦はツチノコを探して季節を廻る。笑いあって、愛する者の為に、ただ笑…
>>続きを読む物語の舞台は現代のソウル。開発が進み、移り変わる街並みを男女が横断歩道や路地を肩を並べて歩いたり、時には車に乗りながら日常的でありふれた会話を繰り広げる。最近、自分の身に起こったこと。仕事…
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