家電メーカーに勤める山田二郎(平田満)は、取扱説明書を作成するマニュアル課の課長である。二郎は、人生のすべてを計画通りに進める為、日常生活のマニュアル作成にも余念がない。部下の柴田(松尾英太郎)や池内(飯田隆裕)は社内の研修マニュアルにさえ細かい指摘をしてくる二郎に嫌気がさしていた。 そんな二郎もついに60歳で定年退職を迎え、退職後の人生を計画的に過ごそうとしていた。しかし、そんな矢先に健康診断でガンであると宣告され、二郎の80歳までの人生計画が狂い始めた―。 二郎は、人生最後のマニュアル“山田家 家族取扱マニュアル”を作成し、長男(山中雄輔)、次男(山本篤士)、三男(小西貴大)の3人の息子たちの元を訪れことにするが…。
ブータンの小さな村に暮らす長男ゲンボ(16歳)は、家族が代々受け継いできた寺院を引き継ぐために学校を辞め、戒律の厳しい僧院学校に行くことについて思い悩む。自らを男の子だと思い、ブータン初の…
>>続きを読む僕らはみんな、知らないどこかで大人になっていた。多分。 矢野のお通夜に来なかった我妻を心配した旧友たちは、帰りに彼の家へ行き朝を迎えるが、我妻にだけ見える矢野の亡霊が現れて・・・。
見る側に解釈を委ねる、自由さ溢れるアニメーション 列になって並ぶ謎の生き物たち。ある者は選ばれ、ある者は選ばれない…不思議な映像や完成された世界観に思わず浸ってしまう。抽象的な映像と音楽で…
>>続きを読む物語の舞台は現代のソウル。開発が進み、移り変わる街並みを男女が横断歩道や路地を肩を並べて歩いたり、時には車に乗りながら日常的でありふれた会話を繰り広げる。最近、自分の身に起こったこと。仕事…
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