【クリスマスイブに敢えてこの作品！】
お話
悪霊に取り憑かれた一家を救おうとする神父の戦いを描いた韓国製サスペンススリラー。
神父のジュンスは、かつて悪霊に取り憑かれた少女を除霊しようとして失敗し、少女を死なせてしまったことを悔やみ続けていた…
そんな折、ジュンスの兄の一家が引っ越したばかりの新居で怪現象が続発。
隣の家では、住人の男が怪しい儀式を行っていた。兄の家族から相談を受けたジュンスは、協力を拒むが……
良ポイント！
・まさに、韓国版エ○ソシスト！
「有名俳優やお馴染みの！」
的安易な俳優陣で構成されてないところが
【作品の怖さ】
がストレートに伝播して良い！
悪ポイント！
・悪魔絡んでますよ！と、含みをもたせるシーンがやや多め。
悪魔に取り憑かれた家族が、露骨に異常者として表現させてしまっているため、裏切りや驚きが少ない。
・偉そうな神父の残念感
ジュンスが尊敬する何やら偉そうな神父に連絡を入れ、韓国へ家族の呪いを解くのに助けに来てもらうのですが、助っ人まで準備して意気揚々来たのは良いのですが、空港から車で家族の元へ向かう際、コウモリにフロントガラスの視界を遮られ、事故って退場…どんなに力があるのか凄い期待したのに…ちょっと！ただの怪我人ですよー！！
作品っパナから、悪魔祓いシーンで少女が口から血液ド派手にバッといきますのでインパクトとして好き嫌いは別れるかと…
しかし、【嫌な雰囲気】はラストまで流れていてなかなかの怖さがあり、ソコは素晴らしかった。
終盤の
呪われた家族の娘が神父に対し、悪魔の謎の術を唱えるシーンも
「何か唱えたですよ！こわ！！」
とアクのオニのツヨで盛り上がりっぱなし！本当にこの世の悪の力というのは強大…
悪魔祓いは過去にも実際におこなわれていますし、悪魔は恐ろしいですよと…
しかし！観賞しながら思うのは、本当に怖いのは
【悪魔なのか？】
この作品を観ながら思います。
何かに執着(カネや権力)し、取り憑かれたような人だって…日常の普通であって普通ではない怖さというのも色々と考えさせられました。
