1961年に起こった当時の国連事務総長ダグ・ハマーショルドの飛行機墜落事件は暗殺だった、というドキュメンタリーのはずが･･･
ハマーショルドのことも初めて知ったし、事件のことも全く知りませんでしたが、最近のプリゴジン氏の件を連想させる内容でもあり、ちょいと観てみました。
ところが、ハマーショルドの事件の真相に迫るにつれ、それだけにとどまらず次から次へと新たな真実（？）が出てきて、ついには人類を脅かす地球規模の陰謀が明らか（？）になっていきます。ああ恐ろしや。
しかしながら、なんとなく昔のケネディ暗殺やUFOモノのTV特番のような作りで胡散臭さも否めず、どこまでが本当なのかよくわからんというのが正直なところ。
だって皆さん素顔を晒しすぎじゃないですか？
これ全部本当ならエライことだし、命を狙われませんか？
どうせ誰も信じないから脅威にならないと思われているとか？
それに黒人女性のタイピストが２人いるのにはどういう意味が？
本作の翌年に公開されたこのマッツ・ブリュガー監督による北朝鮮に潜入した２人の人物のドキュメンタリー『THE MOLE（ザ・モール）』も話題だそうです。
まあ少し気になりはしますが、またいつか機会があればということで。
