うだつの上がらないソシャゲのプログラマーのマイルズは、仕事の憂さ晴らしでネットを荒らすのが日課
ある日、酔った勢いで荒らしたのは、実際に人間同士を殺し合わせてライブ配信する違法サイト「スキズム」
荒らしを散々楽しんだマイルズは、謎の暴漢達に襲われ、気が付くと両腕に銃を打ち付けられていた
助かる方法は一つ、「スキズム」の殺人ゲームを生き延びること……
映画界はダニエル・ラドクリフで大喜利をしている
今回のラドクリフくんは強制2丁拳銃オタク青年です
(強制2丁拳銃オタク青年?)
全体的な演出やグラフィックが、ポップで現代っぽく、キュートで楽しいので、ガンアクションというモチーフと相まって終始楽しく観れます
ポップコーン片手にヘラヘラ観るタイプのやつね
ただ事前に期待してたのは
・イカれたキャラがいっぱい出てきてジャンジャンバリバリ撃ち合いまくる
みたいな映画だったので、そこはちょっと肩透かしでした
思ったよりはイカれてなかったというか
火力が高くなかったです
あ、敵そんだけなんや…みたいな
ただ変な脇役はまあまあ出てくるしパコパコ人は死ぬしで、肩透かしくらいつつも楽しめました
ヒロイン(?)である対戦相手のニックスがキャラ立ってて良かった分、大ボスに何のカリスマ性もなくて「で、ずっと誰なんだよテメ~は」て感じだったのは残念だったかな
やっぱ敵にもう1人くらいはぶっ飛んだ奴が欲しかったな……
きっとこの映画、「オタクawaken」映画なんですよね
冴えない僕が劇的な出来事を経て、タフな男に進化したぜ
みたいな映画
(そういう意味でいうと「キック・アス」に似た構造を持っているんだけど、こっちにはそれに対する照れがない。モロにやってる)
そういう意味では私が求めてる「イカれた奴らの撃ち合い」はそもそもなくていいし、オタクawaken的には成功してるよね
とりあえず個人的にはちょっと物足りないかなあという印象でした
ていうか
同僚かわいそう過ぎるやろ!!!!!!!