「映画としては1点だけど、白濱亜嵐の強すぎるビジュアルと塩野瑛久のエモさと片寄涼太のピアノ弾き語りでプラス100点です!」みたいなオタク評価をしてしまうとは思わなかった。
便宜上真ん中にしてますが、これはハイローと違ってファン以外が触るとケガするやつですわ…。
伝説の王子選手権開催した学園を、貴族と名乗る正体ホストの男達が乗っ取りにやってくる。そこに立ち向かう三代目伝説の王子と仲間たちだが、貴族側に寝返った王子も現れて…!?
って、薬嗅いだような設定なのに、あんまりはじけてなかったんですよね。ドラマの尺抜いたら1時間強くらいだし。そして美術がハイローに比べて安い。新規絵のホストクラブのシーンとかももったいない…せめてライティングとか。
前作とこの貴族降臨の間に、前日譚で入るドラマ「貴族誕生」があるんですが、そもそも映画2作は続けて撮影→後付けでドラマ撮影してるのに、主役の1人ドリーのバックグラウンドを追加したから映画本編と矛盾が生じてしまった。貴族誕生自体はトンチキながらもエモみあるんだけど(あとバットマンインスパイアみもある)、こちらはただトンチキだけが残ってしまったという…。
ただめちゃくちゃ応援上映向けなので、応援上映で輝き完成する映画かもしれません。ずっとボケ倒してるような感じなので。多分応援上映やる気満々だったと思うし、リピーターも見込んでたからいまのご時世ではしんどいですね。