どうもアリのパニック映画は当たりがとても少ないですよねー、ゴキブリパニックはそれなりにあるのに。
アリパニックだと有名なのは『フェイズⅣ』くらいになるのかな。
ともあれ、ほぼ同タイトルのB級映画『アンツ・パニック 巨大蟻襲来』を少し前にレビューしたんですけど、今作の方のアンツ・パニックは酷いですよー笑
スタート直後から滲み出す素人感！
役者の演技とルックスから漂う貧乏くさいC級感が、期待値をぐんと下げてくれます。
今作の主役は日本でも話題になったヒアリ。アレルギーを持った人だとアナフィラキシーショックで死んでしまうこともあるっていうアリンコなので、それなりに怖いですけどね。なんというか映画にするには地味じゃない？
まあヒアリが大発生してくれて、『インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国』みたいに人が飲まれるほどのアリの大軍だったら面白いんですけどね。
ストーリーの大半がヒアリの本を書いてるヒョロヒョロのさえない旦那とぽっちゃりな嫁の痴話喧嘩と、なぜかそのさえない旦那に色目を使うぽっちゃりしたさえない女科学者の三角関係なんですよー。
こんなん誰得なんですか笑
シリアスでもコミカルでもないビミョーな空気感の下手な芝居を最後まで見せられますので、これ耐えられる人は稀だと思いますね。
最後の最後に手のひらサイズに巨大化したヒアリクイーンが登場したので、少しだけ星をあげましょう笑
