凄腕刑事と過保護な母親の凸凹コンビによる活躍を描いたポリスアクションコメディ。　
シルヴェスター・スタローンが主演、エステル・ゲティが母親を演じ、ジョベス・ウィリアムズが恋人を演じる。　　

ロス市警のジョー巡査部長（シルヴェスター・スタローン）は凄腕刑事であるが、以前付き合っていた上司のグエン警部補（ジョベス・ウィリアムズ）とは上手くいっていない。ある日、ニューヨークに住む母親（エステル・ゲティ）が愛犬ビクシーを連れてジョーに会いに来る。母親は独身のジョーの身の回りの世話をするばかりか、ジョーの子供のころの様子をジョーの職場の同僚らに話したため、ジョーは面目丸つぶれになる。さらに母親はジョーの汚れた拳銃を漂白剤を使って水洗いしたため、銃が使えなくなってしまう。母親は代わりの銃を手に入れるために街に買い物に行き、密売業者からフルオートマチックの小型マシンガンを購入する。その直後に銃を買った密売人が何者かに襲われて殺されてしまう…　　

独身の息子の刑事に久しぶりに会いに来た過保護な母親が繰り広げる騒動を描いたシルヴェスター・スタローン主演の異色作品。
刑事の凸凹バディ作品は沢山あるが、母親とコンビを組んだ作品は珍しく、息子を溺愛する母親に頭が上がらない敏腕刑事がコミカルに描かれている。
スタローンが子ども扱いされる刑事を演じ、オムツを履かされるなど従来の彼のイメージとはほど遠いキャラ設定が笑いを誘う。
母親がいつも連れている愛犬ビクシーが可愛らしいが、活躍しないのが残念。
当初は母親を煩わしく思っていた刑事が、母親のお陰で犯人を逮捕できたり、さらには母親の言葉を請け負いでそのまま彼女に告白して見事彼女の心を掴むなど微笑ましい。
「君はかけがえのない人だ　そしてかけがえのない人に出会ったら両手でしっかり掴むべきだ　そうしないと　ある朝目覚めたら60歳　ちゃちなアパートで侘しい一人暮らし　その時になって君と愛し合えばよかったって後悔するんだ」
クライマックスでは母親が銃の引き金をひいて事件も解決。
「私の子に手出しはさせない」
「ふ～　チョロイわ」
「命を救ってくれた」
「そのためにママはいるのよ　坊や」
母は強しです。
クスッと笑えてホッコリさせられる温かみを感じる作品です。　

2024.6　テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替：井場洋子 訳）　　
第13回ゴールデンラズベリー賞で、最低男優賞、最低助演女優賞、最低脚本賞を受賞。

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〓映画ＴＫ３６５／５２８〓
◁ ２０２４▷

▫刑事ジョー／ママにお手あげ
▫地上波／テレ東・午後ロー
▫️Y!レビュー ★★★☆☆３.１
▫️Ｔ Ｋ評価： ★★★☆☆３.１
▫️映画ＴＫ通算：３７２８本
▫️Filmarks通算：２７２８本

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「エア・アメリカ」のロジャー・スポティスウッド監督作品。「キンダガートン・コップ」の監督アイヴァン・ライトマンとジョー・メジャックとマイケル・Ｃ・グロス製作。シルヴェスター・スタローン46歳、エステル・ゲティ主演映画。

スタローンのコメディって🥸思いましたが意外と面白い🤣悪くないです👍

ロサンゼルス市警刑事の男のもとに過保護の母親が訪れて巻き起こる騒動を描くコメディ・アクション。