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デス・チェスのminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

デス・チェス(2013年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

チェスのルールでのデスゲームもの…とすら言えない駄作。拉致した人間をチェスの駒に割り当て、刑事の主人公と犯人がネットを介してチェスをして、取られた駒の人間は死ぬ。
つまらない理由はいくつかあるけど、このゲームどうやったら勝ちなのか、駒となった人間はどうやったら助かるのかと言った前提の条件が極めてわかりにくい(そもそも無い?)。駒となった人間の掘り下げも足りない。チェスの見立て殺人でその規則性から犯人の居場所を探す展開になるが、その過程も全く盛り上がらない。途中から謎解きゲームとしての限界が来たのかルールも半ば崩壊して刑事の勘と力技で犯行現場を突き止めての銃撃戦となるがその対決もショボい。極めつけはグダグダのラスト。犯人の残した策に嵌り主人公が事件の共犯として捕まりそうになるけど同僚の証言で疑い晴れて終わりってなんやねん。デスゲームものとしては珍しく犯人の正体と顔が最初から判明している。せめてその犯人にカリスマ性があればねえ…
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