本来は劇場公開予定の作品。
コロナ禍で配信のみになってしまったけど、アンチャーテッド並みの空中アクションとか剣や銃、カーアクションと盛りだくさんで劇場映えしそうな作品だった✨✨

何度蘇っても前世の記憶を持って産まれて来るもの同士の闘いの映画。
過去にしたこととか魂が覚えてるから剣も作れてアクションも凄かった😳


私は連休明けでも仕事忘れてるんじゃないかって不安になるし、何度も作る料理も念の為レシピ確認するくらいのポンコツだから羨ましい能力でした🤣

安定のマーク・ウォルバーグでした✨

2021年 アメリカ製作 SFアクション
スリラー 作品 …… 原題『 Infinite 』
意味は 無限大「 ♾ 」 ＿＿ 🇺🇸

『The Guilty2』『イコライザー』のアント
ワーン・フークア監督 & マーク・ウォール
バーグ キウェテル・イジョフォー の主演
僕的には楽しみにしていた作品 と言うことで 観てみました …… ♾💥

我々人間の中には 何人かに1人は過去の記憶が残された状態で生まれ変わる 〜 ウォールバーグがその1人で 彼の記憶の中に 本人にも分からない前世以上前の記憶 それが本当に正しい本物の記憶かを “インフィニット” と言う組織と共に その記憶の ”謎” を追い掛け世界を救う スリラー大作と感じる作品でありました …… 🤔♾💥

ただちょっと 記憶が前後したり 専門的なキーワードを早く理解しないと 置いていかれるので 柔軟に観進めるのが懸命だと 僕は思います 僕も最初は歯痒い感じがしたので そこだけ注意して僕は観てました …… 🤷🏻‍♀️♾💥

分かると作品的には 壮大なSFストーリーになってるので 中々面白い そして良く出来た作品だと 最終的には僕は感じました …… ついでに キアヌ・リーブス『レプリカズ』の演出に似たシーンもあったり 見方で一層楽しめる作品では無いでしょうか 関係無いかッ〜👍🏻😌♾✨✨


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

『インフィニット 無限の記憶』
原題Infinite.
製作年2021年。上映時間106分。

前世の完全な記憶を持つ人間たちインフィニットは、そうでない人間たちに紛れて日常を送り、500人にも満たない彼らのうち、人類のために能力を使う勢力“ビリーバー”は、自身の能力を呪いと考える勢力“ニヒリスト”から人類を守るため日夜戦う。
そんな死闘を描く、2021年のアメリカ合衆国のSFアクション映画。
監督は、アントワーン・フークア。
マーク・ウォールパーグ主演。

エヴァン･マッコーリーは学んだことのないスキルや、訪れたことのない場所の記憶を持っていた。
自己流で服薬しノイローゼ 気味になったエヴァンの前に"インフィニット”と名乗る秘密組織 が現れ、彼の記憶は本物だと明かす。。。

小生は、何度か臨死体験の話を書いてきた。
書いてはいるが、オカルトや不可思議なことは大好きだけど、いまだに自分自身に起こった事は信じられずにいる。
人が急激な痛みを受けたら、脳内で働く神経伝達物質の一種の脳内麻薬が分泌され、痛みが緩和されると聞く。
それは、鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られるし、脳内麻薬とも呼ばれる以上、幻聴、幻覚だって起こりうるやろう。
それが元で、臨死体験てのを感じたのかも知れない。
って自分に云い聞かせてる。
ただ、心肺が止まる前の救急車の中で、ヘブル語を小生は話していたと救急救命士(その一人が神学校出で、ヘブル語を選択科目にしてたそうです)が伝えてくれた事にはどうも合点が行かなく、科学的答えを見出だせてない。
(ヘブル語は、セム語族に属する北西セム語の一つで、
フェニキア語、モアブ語とともにカナン語と呼ばれる。
前3世紀頃までを古代ヘブライ語と云い、旧約聖書の大部分がこれで書かれている。
以後、話し言葉としてはアラム語に取って代られたが、書き言葉としての使用は続いた。)
ただ、小生は、日本人以外の血が流れているし、日本以外でも暮らしてきたし、何処かで耳に入った可能性も無いとは云いきれない。
ただ、それを一瞬で記憶するほど小生は賢くない。
むしろバカな方だと認識している。
なら何故？
最近は、
『転生したらスライムだった件』
とか、どっかの黄色い髪の毛のオッサン(女装してる)が天草四郎の生まれ変わりだと吹聴してる(眉唾物)のも完全否定は出来ない。
その輪廻の概念をすんなり受け入れたら、小生の問題への答えにはなるが、それほど御人好しにもなれない。
そもそも、生まれ変わりの概念はいつから存在するのか。
それは、おそらく、2600年前のインドに起源があるじゃないかな(あくまでも書物などの知識で)。
古代インドで広まりヒンドゥー教の前身となった『バラモン教』の経典で同様の思想を確認することができる。
バラモン教の教えやと、死んだ後の魂は月に昇り、その後雨として大地に降り注いで植物になり、それを食べた人間の精子になって母親の胎内で新たな人間となるとされてる。
古代インドで誕生した
“生まれ変わり”
って思想は歳月とともにちょっとずつ形を変え、世界各地に広まっていったとされてる。
例えば、仏教の『輪廻転生（りんねてんしょう）』は現世で積み重ねた“業”（ごう）に応じて、来世の運命が決定されると説いた教え。
因みに、お釈迦さんは輪廻転生については『無記』として言及はしてないものの、知識人たるお釈迦さんも輪廻の概念は頭ん中にあったはず。
釈迦なきあと、仏教では、業とは自らの意志で行った行為とその影響力のことを指し、善行を積めば来世での人生は明るく、悪行を重ねれば相応の報いを受けるとされてる。
善行を積むためのモチベーションになる一方、階級による差別の正当化も生んだ。
インドの厳しい階級制度である『カースト制』では、低い階級に生まれたのは、前世での自分の行いが悪かったせいだと説かれてた。
こないなように差別を正当化するための道具として
“生まれ変わり”
巧いように利用されることもある。
ほかにも、古代ギリシャのプラトンやピタゴラスと云った哲学者たちも輪廻転生を信じていたという記録がある。
『生まれ変わり』　
の思想の大規模な研究が世界で始まったのは約半世紀前のこと。
この生まれ変わりに重要なのは、記憶や感情。
記憶や感情などというものは、脳が働いて蓄積されたものであり 死んでしまえば、すべてなくなる。
決して細胞の中や、原子や分子の中にあるものではないと今の科学は解く。
しかし、もし、その細胞や原子のまだ解明されていない部分に記憶や感情を残す何かがあれば、輪廻はありうるのかもしれない。
って、
かなり横道世之介なみの横道にそれたけど、そんな輪廻転生を題にした今作品は、冷静な主人公が、世界を救うために行動する人間を必要とする、心を揺さぶる真実のハイテク世界に投げ出されていた。
キアヌ・リーブス『マトリックス』3部作）、
デンゼル・ワシントン『バーチュオシティ』とかそないな映画やった。
今回の、マーク・ウォールバーグは、生まれ変わった戦士たちと、世界の運命をかけた悠久の戦いの物語に、労働者階級への賛歌を秘めて演じてた。
ストーリーは新鮮なんやけど、その道筋は良くも悪くもありきたりになってるように感じるかな。
D.エリックマイクランツの2009年の小説『The Reincarnationist Papers』を映画化した今作品は、『マトリックス』の影響を大きく受け、現在の自分に満足できない常人を全人類の実現しない救世主として位置づけてる。
この映画の製作総指揮を務めたウォールバーグは、このパワーファンタジーを明らかに楽しんでいるようやったし、主人公がシャツを脱ぐシーンでは主人公の初老の肉体(描かれてる年齢は分からないけど)を見せさせ、
『俺の故郷では、請求書を払い、家賃を払わなければならないんだ』といったセリフには煮え切らない不機嫌さを描いてた。
運命に翻弄されている暇はないんだと云うように。
また、『マトリックス』のように、このハンサムな社会不適合者は、薄いがカラフルな反乱者たちのバンドに共同体を見出す。
ケイ・アレクサンダーは青い髪と武術の腕前を持ち、
ヨハネス・ヘイクル・ヨハネソンは、ひげと悪い態度が特徴。
リズ・カーは車椅子とにやけたユーモアのセンスを持っていて。
今作品のキャラは、チームを作るには十分やけど、ニヒリストの襲撃にさらされたときに感情移入できるほどではないし、むしろ、ニヒリストの敵役の方がまだマシかな。
主人公のエヴァンでさえ、人物像の深掘り今一つで、統合失調症、自傷行為、暴行の経歴などが、悲惨な背景を語るための近道としてちりばめられているだけ。
しかし、そのような体験がもたらすトラウマは、ウォールバーグの無表情な視線に覆い隠され、発揮されてなかったかな。
厳しさと激しさを併せ持つ彼は、タフガイを演じるのは得意やけど、弱さが求められる場面では的外れな演技をしてるんちゃうかな。
フラッシュバックと哀愁を帯びた独白のおかげで、今作品のノラ（ソフィー・クックソンは、多少深みを獲得していた。
彼女は本質的に、エヴァンのネオに対するトリニティであり、ガイドであり相棒でもあるんかな。
ただ、マトリックスみたいに恋愛感情は芽生えなかったが。
クックソンとウォールバーグは忍耐力はないが大義への深い忠誠心を持ってて、世界に疲れた2人の兵士の化学反応となってました。
アクションシーンのカーチェイス、剣戟、白兵戦、など大胆なシーンが展開され、ヘリコプターとバイクのシーンとか、思わずのめり込んで観てしまってたほどに、ブッ飛んだものもあった
が、これだけのアクションのペースが、今作品の複雑なプロットによって、展開するのではなく、絡め取られてしまってたのは残念なかぎりでした。
まぁ、個人的には興味深いプロットもあり、悪くない作品でしたが、絶賛するほどの作品でもなかったです。