とりん

サンドラの小さな家のとりんのネタバレレビュー・内容・結末

サンドラの小さな家(2020年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

2022年75本目

胸糞悪いDV夫から逃げるため家を建てるお話。
流れは悪くなかったかな。
家を建てる風景や再び夫に脅かされる恐怖がリアルに映し出されていた。
でも夫があまりにも優遇されてるのが許せない。
すでに後遺症残すほどの怪我を負わせているにも関わらず、夫と会わせるのか、子どもの面会権があるのかという疑問がはなはだしい。少なからず更生したとみなされるまでは認められないのでは。
DVが事実として浮き彫りならば、その危険性があるところに子どもたちなんて送れない。
そして最後の家が燃やされるところ。正直この展開は読めなくもなかったが、いささかやりすぎ。ちょっと引いてしまった。
そしてまさかのずっと夫に寄り添って味方して来た母が現れて、夫が捕まったことを報告しての認めたくなかったというセリフ。いやいやせめて謝れよ、どのツラ下げて来たんだこいつと思ってしまった。
正直この母のやりとりなければもっと気持ちよく終われた。
最後は再びサンドラが立ち上がり子どもたちと前を向けるってところは良かったし、少しは前向けるラストだったかなと。
法廷のシーンもスカッとしたけれど、なにぶん手のひら返しすぎて、あまりにも極端すぎる展開が否めない。
とりん

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