なんでだろう。「シャーリーズ・セロンがガチでアクションをやるとあんまり面白くない（ゴメンナサイ）」説がまた当たってしまった感じ。ネットフリックスのアクション映画はなぜか同じような展開でいつも「主人公に感情移入できない」
お金もかかってそうだし、いろんな国でロケやってるし、アクションは今風のリアル路線なんだけど、全部「既視感」があるのが残念。登場人物の魅力もそんなに描けてないし、せっかくのロケ（モロッコとか）なのに全部同じ画に見えてしまう。「タイラーレイク」の時もそうだった。なぜネットフリックスはドラマは面白いのに映画はこうなってしまうんだろう・・・。
同じ不老不死でも「トッケビ」みたいな悲哀みたいなもの（死なない存在だから大切な人がどんどん先に逝ってしまう）がうまく描ければ良かったけど、そういう要素が設定とアクションにまったくフィットしてなかった。なんか長生きなのに味がない・・・。
シャーリーズ・セロンは相変わらず美しいけど、不死身の役やるにはさすがに歳取りすぎですね。アクションもキレキレなのに「ジョン・ウィック」みたいな見せ場がない。「イーオン・フラックス」も「アトミック・ブロンド」もなんかアクションに集中できないんですね。「マッドマックス」は良かったけど、あれはトム・ハーディの映画です。
