愛鳥家ハチ

ジョン・ウィック:コンセクエンスの愛鳥家ハチのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・ウィックは死んでいない!と信じたい。あの墓はカモフラージュなのだと。しかしあの走馬灯は明らかに死亡演出。伝説のブギーマンは格式高い決闘の舞台で致命傷を負い、朝日に照らされて妻と愛犬の元に旅立ったのでしょう。

果たして製作予定の次作(https://jp.ign.com/john-wick-chapter-4/68558/news/5)ではどうなるか。キアヌの『ジョン・ウィック』が終わってしまっても、実は死んでいないとされても、どちらでも驚かない(某香港映画のように双子の兄弟としてキアヌが復活してくれても良い)。いずれにしてもジョンはよく戦った、戦い抜いたと思う。バトルに次ぐバトルで本作の満足感は高い。満腹感も高い。

復讐が復讐を生み、ヒドラのように新たなジョン・ウィックが生まれるのだろう。想像だが、エンドロール後のアキラはおそらくケインを仕留めたのだと思う。それはケインの<コンセクエンス>でもある。因果応報。彼もまた友人たちのいる世界へ旅立ったのだと。

ほぼ3時間、ひたすらアクションが続く本作はファイトコレオグラフの総合商社。格闘、殺陣、銃撃戦。個人的には天井から長回しで撮るシーンが特に良かった(火炎放射器とショットガンを融合させたようなあの火器は何だったのだろう)。
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