酒は百薬の長か万病の元か?
観た後で気づいたが、大好きな鬱映画「偽りなき者」監督らしい。
テイストが違うので驚いた。
うだつの上がらない中年男性の教師4人がお酒の力を借りてQOLの向上を試みるという実験から物語は始まる。
複数のエピソードからは一つの出来事がどう転ぶかなんて博打であるということを俯瞰的に示されるが、
しかし自分自身や大事なものに向き合うことをやめれば結末は自ずと変わらないのだというシビアな話だった。
正直主人公側の人間の行動にグレーな要素が多くて、ラストまでで全て丸く収まる空気を装うには喪失がデカすぎる気も…
しかし
「お前は予告でマッツが格好良く踊ったのを観たんだろ?そして鑑賞を決めただろ?
満足したか?」と聞かれたらそれはそれExactly (そのとおりでございます)