スキャンダラス・クライムの作品情報・感想・評価

「スキャンダラス・クライム」に投稿された感想・評価

Grace

Graceの感想・評価

3.5
1958年のドイツ映画『Das Mädchen Rosemarie』をリメイクしたドイツのTV映画。

ドイツのTV映画なので言語はドイツ語で放送されたのですが、日本版のDVDでは、言語がドイツ語ではなく英語か日本語吹き替えのどちらかしか観れないようになっていて残念でした。ドイツ語で観たかったです!

上流階級の男達と一夜を共にし、魅力的な顔と体で翻弄していくコール・ガールのローズマリー役を演じたニーナ・ホスが、美しくて素晴らしい。
日本版のDVDのジャケットのイメージとは違い、ニーナ・ホスのヌードとセックスシーンは少しだけで、刺激的なストーリーではあったけど、しっかり1人の女性の生涯を描いた人間ドラマな作品になっていました。

日本版のDVDジャケットとドイツ語で観れなかったのは残念でしたが、21歳のニーナ・ホスと33歳のティル・シュヴァイガーを観れたのが良かった。


女性にこそ観て欲しい。



Filmarksさんにお願いして登録してもらいました😚

日本のジャケが酷過ぎ問題。
日本のジャケはお尻丸出しでエロ映画として売ろうとしてるんだけど、本当は真面目な映画だって事は強調しておきたい(まぁ、このジャケじゃなかったら僕は観なかっただろうけど)。エロは冒頭におっぱいとパンツ、中盤に全裸が一瞬映るだけで、物語上の必要最低限に抑えてる。
ポルノとかじゃなくてドラマ。ちゃんとした映画です。

1958年、戦後ドイツ最大のスキャンダルと言われ、政財界を揺るがせたのローズマリー・ニトリビットを描いた実話が元の映画。
養子のローズマリーは幸せになりたかった。彼女はその美貌を使い、金持ちの男を虜にしてお金を手に入れて行く。が、その金持ち、資本家達の男社会はルールが多く、それを押し付けられて自由が無い。仕事ばかりでロクに相手にもしてもらえない。そこで彼女が自分に本当に必要だったものは金よりも愛だったと気付き、それを求めるのだが…

日本のジャケにはお尻にタイトル『スキャンダラス・クライム』、コピーに「目的は、地位と金。武器は身体。」ってあるんだけど、1番良いのは笑顔のローズマリーのアップだと思う。そこに『スキャンダラス・クライム』、「目的は、地位と金。武器は身体。」ってあったら「女が体を武器に男を利用しまくる話!?」って、それで充分に内容が伝わるのに。何であんなジャケなのか…

最初、観てて「トンデモナイ女だ…」って思ってたけど、実はどこか純粋無垢な乙女な部分があって、幸せになりたい、自由になりたいって欲望があるって事が分かって来る。
だからこそ女性に観て欲しい。「女はみんな幸せが欲しいんだろ??」って事を言いたいんじゃなくて、男社会に押し潰されそうになったり、性別に関する圧力を感じる事は誰でもあると思うから、って意味でオススメしたい。

そして自由を感じている時が1番楽しそう。車に乗って、思いっきり飛ばしてる時。あの時が1番楽しそう。

ローズマリーを演じたのはニーナ・ホスで、デイジー・リドリーに似てる女優さんで、美人な上に笑顔が素敵。

「愛」を目の前に見て涙するシーンがあったりとかも凄く良い。

ラストは凄く悲しくて、僕は多分これまでに悪くしてしまった人にお詫びのダンスをした後、彼の元に帰ろうとしたのか、また1から人生をやり直そうとしようとしたのかと思う。

男の性欲を発散する為の映画では全く無くて、しっかりとした内面描写があって出来も良いし傑作。
おぐり

おぐりの感想・評価

4.2
2020-09-13 ぽすれん
25年前のニーナ・ホス 素晴らしい❣️

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