現代性犯罪絶叫篇 理由なき暴行の作品情報・感想・評価

現代性犯罪絶叫篇 理由なき暴行1969年製作の映画)

製作国:

上映時間:75分

ジャンル:

3.7

「現代性犯罪絶叫篇 理由なき暴行」に投稿された感想・評価

青森県の青年たち3人が原宿に移り住み毎日を送りますが、世の中への不満がおさまらない日々.平気で女性に乱暴を繰り返し、唯ならない事態へと進みます.そこまで青年たちは追い詰められ、世間に不満をぶつけ、最悪の事態へと進みます.戦後ここまでに若者を追い詰めた事が描かれラストは衝撃的ですが、70分程の作品ですが、見応えありました.網走番外地を歌うシーンが良かったです.
N

Nの感想・評価

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押入れから隣の大家の部屋を覗くシーン、まんまと身を乗り出してしまった…
童貞青森青年(3人組)、六畳アパートにて爆死寸前

当時の若者の社会に対する無気力さのようなものを映している割に60年代新宿の時代描写が控えめだったのが物足りなかったけど、鈴木いづみ先生のおっぱいが見られたので万事オッケー。
・青森から上京して六畳一間に住む19歳の3人の若者の鬱屈した日々の生活を描く
・「そんなこと考えるなんてピンク映画の見すぎだ」
・小田急で海へ行きヌルっとレイプする様はその行為が日常的である怖さ
・学生運動のビラをまく女の子にいちゃもんをつける
・「その名も~、網走番外地~♪」
・隣部屋のセックスを覗くシーンを、画面の視界を極端に狭くしてカラーで見せるこだわりよう
・ナンパシーンはガチかな
・ヌードポスターのお姉さんが家に招き入れてベッドに誘うそれなんてAV→まっすぐな美人局展開でした
・終盤、急に死に引っ張られるのアメリカンニューシネマの影響か
・19歳という社会に出る前のマインド童貞達のルサンチマンが詰め込まれた作品だった
NOOO000ooo

NOOO000oooの感想・評価

4.0
自分の父親世代の69年の青春(正確にはもっと前)。青森から東京に上京した3人の青年の大都会の孤独!?高度産業社会の中で生き方を見失った青年のお話!?彼らは社会によって抹殺されたのか!?、、、高度成長期における時代の強い光が当たる裏側では濃い影に飲み込まれる青年も同時に多数生んだのだろうと想像できるのだけど、とりあえず僕にはヤりたい盛りの阿呆な青年にしか見えなくて、とりわけ青年のうちの一人は写真で見た若き日の自分の実父と瓜二つであり、女の子の上で腰を振っている父親や、押入れから隣の部屋の大人の情事を覗いてる父親や、いいことなんて何もないなんてボヤいている父親を「しっかりせんかい!」と後ろからハリセンでぶん殴ってやりたい衝動に駆られる昭和歌謡でダウナーな昭和ストリートなお話。当時の新宿や江ノ島の風景が非常に感慨深くて胸熱なのだ。
たむ

たむの感想・評価

3.3
明確な欲望とそれを満たす者たちへの妬みと恨みが暴走する青春映画です。
脚本も書いたという主人公三人組への共感を本作は志向し、共に怒る映画です。
菩薩

菩薩の感想・評価

5.0
金が無い→モテない→SEXが出来ない、の短絡的な思考に取り憑かれた、妬み・嫉み・僻み三拍子揃ったクソ暇な上京男子三人組。一人であれば日がな逸物片手にシコシコと、無情にも突き上げられる欲求不満をちり紙に向かい放出するだけの日々が続くのだろうが、なんせ彼らは三人組であるからして、元気があり余れば輪姦も出来る!とばかりに、江ノ島の浜辺で出くわしたアベックの女を襲い(鈴木いづみ!)、同じく青森から上京して来た今は銀座でホステスをしている幼馴染を輪姦し、街で偶然出くわした彼等が「聖母(性母)」と崇めるヌードモデルに頭を下げヤラしてもらうとするわけだが…そう全てが上手く行くはずも無く、痛いしっぺ返しが待っている。自作の改造拳銃を手に街に飛び出したあいつは新宿の路上で野垂れ死んだ、目標も無くただ無意味な浪人生活を続けていたあいつも中央線の線路に飛び込んだ、二人は自殺をしたのでは無い!社会に殺されたのだ!永山則夫は自らを疎外した社会への憎悪を殺意に変換し無知の涙を流し殺された。彼らは無恥の精液を垂れ流し、そうして無慈悲に死んでいく。国家権力に向けられた銃口、社会に放たれた銃弾、この世に純然たる自殺などあるのだろうか?学生の頃の自分の手にはいつからか寺山修司の『青少年のための自殺学入門』があった、これはきっと若松孝二版の『青少年の為のテロリズム入門』、この映画はもはや俺の為の映画だと言っても過言ではない、もちろんそんなこと言いたくは無いのだが…。
まぁ

まぁの感想・評価

3.6
19歳男性3人…6畳一間での暮らし…
大学生、浪人生、工員…

…まぁ…うだうだうだうだ…(笑)

口にするのは…「やりてえ」「上手いもん食いてえ」…ばかり…(笑)

「しっかりしなさい‼︎」…って言いたくなっちゃうけど…
こんな感じなのかな…(笑)…色々と…溜まっているんだろうね…(笑)

社会、大人への不満…最後は…少し驚いたけれど…
「理由なき暴行」だった…本当に…

…人のセックスって…見て楽しいの?…(笑)
…順番をじゃんけんで決めるって…笑っちゃう…(笑)
押し入れの隙間…そこまでして…(笑)

男性は…共感できるのかな…この作品…
…私には…よく分からない…(笑)

若松監督のインタビューは、なし…

タイトルに…「絶叫篇」…面白い…(笑)
嫌いになれない作品…(o^^o)
かな

かなの感想・評価

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欲望垂れ流しの狂気が面白かった!笑ったー
特に冒頭、海のあたりがなんか好き。その後のビラ配りの女に話しかけるとこもいい。
欲求不満はお前らだろ!って言いたくなる女に対する逆ギレにはイラっとするんだけど、こいつらのボヤキって聞き流せないんだよねえ…
多かれ少なかれ、大学くらいの頃って謎のモヤモヤ感あるような気がするな…
この仲良し3人組の雰囲気がかわいい。共同で住んでる昭和のアパートがまた良かった。
「あのぅ……ボクたち、あなたと寝たいんですが…」

傑作! 若くして早くも詰んでる上京トリオの可笑しくも哀しい青春模様。すげえ笑った!
まぁ、ピンクですから例のごとく、急に輪姦とかしちゃうんですけど、それをきっかけに暴走するんじゃなくて、本作ではいちいちまたつまらない日常に戻ってしまうんだよな。それがとてもリアルに感じたし、面白かった。
今なら2ちゃんねらーにでもなってそうな愚痴ばっかの3人組なんだけど、めちゃくちゃ仲良いのがしっかり伝わってきて、こいつらがレイプやら覗きやらしてもとても俺には嫌いになれませんでした(ほとんど同類に感じたし…)。
今まで見た若松作品の中でも特に良かった。すごい好き!

※DVD特典で若松監督と相米慎二監督のラジオ対談音声付き
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