白昼の通り魔の作品情報・感想・評価

「白昼の通り魔」に投稿された感想・評価

男女4人の恋愛縺れを装ったドロドロ人間劇を、多すぎるカット数と捲し立てる長台詞とによって仕上げたアバンギャルド映画。ハイライト効きまくりの白黒映像と奇抜過ぎる画面レイアウトも相まって、何か魔の空間にいるような錯覚すら覚える。傑作。 https://t.co/xril1pKPIz
一方通行が生み出す頑なさ
巧みに描かれる4人の心模様。
大島渚監督の作品
初めて鑑賞しましたが面白かった。
otom

otomの感想・評価

3.8
なんとも不気味な作品。先天的か後天的か一筋縄では行かない人間の犯罪心理。回想を上手い事挿入しつつ、男女4人の中から1人の通り魔が生まれてしまう様を実に暑苦しく描かれている。どの作品でも佐藤慶はクズな役柄をやらせたら一級品だと個人的には思う。大島渚監督はこの作品の数年後に『絞死刑』を撮る。意味深である。
大島渚監督
田舎町での男女四人の関係。
そのうちの、源治が議員で自殺。
見送った女のシノは、後に金持ちのお手伝いになる。
そこへ、英助が訪ねて来るが乱暴しようとする。
あとで気がついたシノは、金持ちの奥さんが殺されてるのを言われ、英助は「白昼の通り魔」となっていた。

英助には、地元に元先生の嫁がいて・・。

大島渚の初期の作品で、男女関係のどろどろした感じがよく出ていて、誰も救われない虚無感が凄いです。

戦後の自由主義を教える先生役に小山明子。英助役に佐藤慶。自殺した源治役が戸浦六宏と個性の塊の配役。

ちなみに、新幹線の中でのシーンは珍しく、食堂車が懐かしいです。
特殊な性癖の男と我の強い女二人の話かな簡単に言うと。性描写は控えめ。
場面を思い返そうとすると、自分は無声映画を観ていたんじゃないかという気分になる。最後の、死刑宣告を知らせる放送の無機質さは印象的すぎる。
isis2315

isis2315の感想・評価

3.4
緊張感の嵐。
頭の弱い女と頭デッカチの教師。
ムラが産んだ「バケモノ」。
複雑な屁理屈みたいなセリフ多いけど面白いよ。今の日本映画にはない面白さがある。
6/20/2017

『白昼の通り魔』っていうタイトルがかっこよかったので観てみたが、大島渚のイメージよろしく過激な犯行現場が繰り広げられるのかと思いきやそうでもなかった。インテリの自殺願望というものはどうしようもないんだが、何考えてるのかよくわからないどんくさい感じのヒロインが毎回生き延びてしまうというのは皮肉なのかなんなのか。本作の女優さん二人はファッションも含め素敵だった。

このレビューはネタバレを含みます

村社会で生きてきた男女4人の歪んだ愛。
結局、生き残ったのがいちばん頭の悪そうな女なのが滑稽だった。
ゲンジの死生観が謎。
ルネ

ルネの感想・評価

2.0
1966年公開。 監督は大島渚。

原作は武田泰淳の同名小説。

農村の男女4人が、自殺したり強姦魔になったりするお話。 モノクロ。


篠崎シノ役の川口小枝の滑舌が悪くて、耳触り。 ガチャピン風のビジュアルだが、なんかエロい。 この女が自分の考えがないというか、流され過ぎなわりに意味不明な部分で強く主張したりするのが、謎だった。 でもエロい。

強姦魔の男が結構気持ち悪いし、発言も無茶苦茶。 強姦が何度も出てくる
作品だが、そこの描写は全然大人しい。

4人とも何考えてるかよく理解出来ずに、そのまま終了。 難解でした。
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