一見ホラーに見えるて「やるまえにとう数える」のセリフが生々しい。
「天皇の国民」ではなく、「国民の天皇」。
北一輝(三國連太郎)が言っていた警視庁や朝日新聞の襲撃は、大阪天満交差点でのゴーストップか…
清順「けんかえれじい」のラスト、キロクは北一輝に再会するため、東京に出発した。中島貞夫「日本暗殺秘録」では、ひとり一殺を唱える北一輝が登場していた。北の思想に共鳴した人たちが、本作を動かす。
日劇文…
二二六事件の首謀者として処刑された北一輝の思想、彼に影響された者たちの姿を描く。この事件にそこまで詳しくないから細部まで楽しむことはできなかったけど、ショットが笑っちゃうくらいバチバチにキマってて最…
>>続きを読むストーリーよりも、強めのコントラストで表現される鬼のような奥行きのある映像が楽しい。
ど頭の殺人犯の姉の取り調べで、机の上に置かれたコップが多くのシーンで姉の顔に被っているシーンも好き。
カメラ…
1936年2月26日『二・二六事件』が発生
皇道派の"陸軍青年将校"らが1,483名がクーデターを起こし、政府要人を襲撃する
その背景には北一輝(先生)の存在があった
陸軍のクーデターは失敗に終…
1973年製作公開。脚本別役実。監督吉田喜重。1981年にどこかで観た記録があるんだけどどんな展開だったのやらさっぱり。脚本別役実、と出ていたのでちゃんと観直そうと。劇場のパンフには、/二・二六事件…
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