このレビューはネタバレを含みます
「ワカスターズ」が児童誘拐組織タイガーマフィアに立ち向かうスーパーキッズアクションムービー。何で誘拐してるのかは最後までよく分からないまま。
またぞろおマヌケな雰囲気に乗せて重い主題。ウガンダでの児童誘拐は飛び抜けて多い訳ではないようですが、それでもそこそこな頻度で起こっているらしい。内戦時代に少年兵にされたりというシャレならない過去。
子どもたちが愛らしい。監督の実子が主導的な役割。ダウダの双眼鏡ペットボトルは最初マジで双眼鏡のつもりで使ってんのかと思いました。他がそんなノリだから分かんない。ラストはベタな因果応報。それで彼を配役したのね…。
冒頭と中盤に何故か海賊版撲滅のプロモーション映像。これ自体は面白いんですが、ここまでくるとちょっと遊び過ぎかな…。これ以外にも流石にクドいと感じる箇所がありました。
相変わらずの熱量で、子どもたちへの愛と合わせてしっかりと楽しませてくれた名作でした。
