このレビューはネタバレを含みます
やっと見た。
女の子が亡くなってしまうのだろうとは想像してたけど、銃乱射事件が原因とは予想外だった。それによって自分が受け取ったメッセージが想像していたのとだいぶ変わったように思う。
そうだよね、事件後にこうやって苦しむ家族がアメリカにはたくさんいるんだろうな。死傷者一人一人に家族や知り合いがいたんだよな。報道ではたいてい亡くなった人数を聞くだけだけど、その人や周りの人には、みんなそれぞれの人生があったはずのだ。ただの数字ではないのだ。
ということを、今更ながら思い出した。
単に事件の悲惨さを訴えるだけのものではなくて、本当に苦しんでいるであろう遺族を励ますようなメッセージを含んでいるように思った。
この映像によって彼らが実際に励まされるのかどうかは、当事者でない自分には分からんが、励まされる人が少しでもいたらいいなとは思う。
作中ちょこちょこと登場する影が、何の象徴なのか明確には分からなかった。登場人物の抱く感情?記憶?