LoveAnimal14

ウェディング・シンガーのLoveAnimal14のネタバレレビュー・内容・結末

ウェディング・シンガー(1998年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

コメディアンとしてのアダム・サンドラーが盤石であることはもちろんだけど、ドリュー・バリモアのコメディエンヌぶりもなかなか魅力的でした♡

しがないウェディング・シンガーのロビー(アダム・サンドラー)はリンダとの結婚を一週間後に控え、今日も結婚式で歌を歌います。式場の客への気の利いた配慮もできる心優しい男。
式場でウェイトレスとして働き出した笑顔が素敵な明るいジュリア(ドリュー・バリモア)もまた、婚約者がいて結婚を心待ちにしています。
結婚式当日、新婦であるリンダがまさかのドタキャン。傷心するロビー…。
そんな中、しばらくしてジュリアに懇願され彼女の結婚の準備を手伝うことになります。
ジュリアの婚約者であるグレンはなんだかすかした嫌なタイプの男。彼女のことを裏切っていることを感じとるロビー。
ジュリアと時間を共にしていくうちに、淡い気持ちが芽生えますが…ロビーは自分の想いにブレーキをかけてしまいます。
さあ、この恋の行方は…?

コメディーでありながらも、しっかりと素敵なラブストーリーです💛
笑いあり、涙ありの…とってもキュートな作品だと思います。

なにより、80'sジャンキーのボクにしてみれば大好物以外のなにものでもありません💦
カルチャー・クラブ、カジャ・グー・グー、キュアーなどなど♬楽曲がヨダレもの♡

80年代ネタも満載で…たとえば、リムジン運転手が着ているのがマイケル・ジャクソンが「Beat It」のMVで着ていた赤いレザーのジャケット(笑)

ロビーのサイドボーカルの男がまるでボーイ・ジョージもどき(笑)

空港カウンターの職員の男のヘアースタイルがフロック・オブ・シーガルズのカモメヘアー(笑)

飛行機内のシーンにビリー・アイドル本人が登場(笑)

などなど、80年代愛好家の魂をくすぐること間違いなしです‼️


印象的なシーンとしては、ロビーが傷心のもとに作ったというオリジナルソングを歌う場面。キュアーを意識して作られたというその曲は静かに始まり、後半からニルヴァーナのごとく「誰か僕を殺してくれ…」と絶叫💦
それでもジュリアは、素敵な曲だと褒めてくれます(笑)

まあ、ドリュー・バリモアの可愛いこと❤️役がらもあるでしょうが、みんな好きになりますね。素直で優しくてユーモアもありちょっとドジなとこも逆に魅力的みたいな(笑)

ラストの飛行機内でのシーンに、不覚にもちょっとだけ泣いてしまいました💦
まっすぐに全力で気持ちを届けることの、なんて素晴らしいこと‼️
本気で愛してしまったら、躊躇なんてするのはナンセンス。
想いのままに愛を叫びましょう💛


本当に素敵な映画でした♡
ご覧になったことがない方は、是非。


あ!ラストで、スパンダー・バレエの名曲中の名曲「True」を歌うスティーヴ・ブシェミ…最高です❤️(笑)
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