もし近くの映画館でやっているなら、絶対見たほうがいい!!…かも😨
※今回のレビューはR18です…。
(下ネタばかり言う人って思われたくないんだけど💦)
①
阿部定事件を映画化した伝説的作品。
※阿部定事件とは…(昭和11年、1936年)
女中の定が、料亭の主人、石田吉蔵と不倫して駆け落ち。異常な性交の果てに吉蔵を絞殺してしまう。
定は遺体の男性器を包丁で切りとり、その陰部を持って逃亡。四日後に警察に逮捕された。
本作は定と吉蔵のセックスシーンが非常に多いのですが、「本当にセックスをしています」😨
♂♀
元々は男女の性器も結合シーンも無修正で上映したかったそうです。裁判沙汰。
残念ながら今回の上映もボカシ付き。
(※追記🖋ボカシ必要最低限になってました)
スマホで無修正のすごい動画が無料で見放題な現代。本作に特別なものを感じられず、気乗りはしませんでした。(洋画ではたまにあるらしいし)
逆にだからこそリバイバル上映をやるこの機会に見てみようと思ったわけです。
②
で、実際に見た個人的な感想としては、これはAVで見るセックスとも、スマホにあるような無修正動画とも全く違うものでした。
そう言う意味で、ポルノか芸術かでいえば明らかに芸術だと思いました(だけど同時にものすごく猥雑)。
決して猥褻ワイセツなものを写して男性客を呼び込もうとか、そんなくだらない目的で作られたものではない。
定と吉蔵がなぜあのような事件に至ったのか、そこに至る男女の愛や性は一体どのようなものなのか?
それを真剣に描いています。
セックス描写が延々と続くのに、本当に真剣に考えられてストーリーが作られていると思いました。
だからなのか(もちろん役者もすごい覚悟だろうし)画面に写っているものがとんでもなく強い圧力に感じられました。
見終わった今、自分の見たもの、あれこそが本当の愛の形なのかな…なんて思ってしまいました💦
③
定…松田暎子
美人ではないけどすごい情念と色気を感じました。すごいキレイな体。(※いわゆる美人てきな顔立ちではない、という意味です。めちゃくちゃ魅力的)
吉蔵…藤竜也
若い頃の藤竜也もすごい色気でした。
この二人の演技がすごかったです。
↓以下ちょっとだけ抜粋😣💦
吉蔵の陰部を口に含む定(もちろんボカシありですが上下する口元にはボカシなし)
陰部から口を離すと口元から白い液体が溢れる。
「本当に惚れ合ってる男女は、女のオツユにつけて食べるんだってさ」
と定は言って、シイタケや刺身を自分の股につけてから吉蔵に食べさせる。
次に今度は吉蔵がユデタマゴを定の陰部に入れて…(以下自粛)。
一部です。すごいシーンいっぱいでした😨