サラリーマン岡崎

パーフェクト・ケアのサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)
4.7
予告観た時は全く興味出なかったんだけど、友人とTwitterのフォローしている方の高評価により、焦って劇場に。
なんとういう面白さ…映画館で観てよかった。。。結構眠い状態で観たけど、眠る暇などなかった。。。

話し自体は「悪 vs 悪」なので、共感は全くできません。
でも、物語に引き込まれてしまう。
その理由のひとつは主人公の手口がちゃんと制度を利用していること。
暴力ではなく、後見人制度の穴を狙って、主人公は戦うことが新鮮で、
その手際の良さに引き込まれてしまう。
あとは、ロザムンド・パイク力。
悪女すぎて、逆にかっこいいという観客の厨二病を引き出されるロザムンド・パイクの演技力。
そして、その彼女を引き立たせる衣装とメイク。あの綺麗な髪の切れ目なんすか?笑
テキパキと仕事をこなすことや、負けず嫌いが故に諦めない姿も含め、
主人公がカッコいいと思ってしまうんだよなぁ。。。
(彼女に送り込まれる敵の手下たちもポンコツすぎるのも、彼女のかっこよさを引き立てていると思う笑)
正直話はヘンテコな部分もあるけれども、主人公のかっこよさが全てをカバーしておるのだ!!!

クライム映画は今年もたくさん観たけど、こんなに「ちょー楽しい!」ってなる映画は久しぶり。
クライムの巧妙さが面白い映画は他にもたくさんあったけど、
楽しい!と感じることが映画は良いよなと久しぶり感じました。