仕事一筋で生きてきたウィルが祖父の遺言を遂行するためにメキシコシティを訪れ、そこで出会ったダニに恋をする話。
仕事はバリバリできるのに恋愛になると全然ダメなダニの不器用さがよく演じられていたと思う。
ただ、もう少しロードムービーの要素が強くてもよかったかな。

祖母の一言一言が身に染みた。
メキシコシティの部屋の壁紙はカラフルで楽しそう。

• #ドーナッツ202105
• #ドーナッツ2021

主人公の青年と祖父の友情から物語あスタートする時点でとても好みのタイプ。メキシコからLAに移住し、社会人として成功を収めた孫に対して、祖父から今後の人生に向けたノウハウを伝授される。

青年にとって最も足りていないのパートナーの存在だった。メキシコ・シティを舞台に、青年の人生を豊かにする冒険と出会いの物語が始まる。

物語の性質的にメキシコ・シティの人気スポットが多数出てくるので、画面がとてもお洒落。登場するアパートのインテリアもセンスが良い。

そして、ヒロインがとても魅力的だ。いかにも女らしいというより、中性的な快活さで周囲を引っ張っていくタイプ。こんな女性と出会うと、男の人生は結構変わる。

　ロサンゼルスで働くメキシコ系アメリカ人のウィルは、友達も彼女もつくらず仕事にのめりこむばかりのワーカホリック。

　そんなウィルを育ててきたお祖父さんが亡くなり、一年後、ウィルに残した手帳が見つかりました。手帳には、自分のルーツであるメキシコを旅して、人生を楽しむべしと書いてあるのでした。

　お祖父さんの遺志に従い、メキシコを旅するウィル。メキシコシティにあるお祖父さんの知り合いのおうちを訪ね、世話好きの気のいい男ベトや、美しい女優の卵ダニエルとすぐに打ち解けます。

　ウィルとダニエルは、手帳に書いてあったメキシコシティの観光名所を巡っていきます。いろいろなところを巡り、一緒にメスカルを飲んでタコスを食べてマリアッチを聞いてメキシコを堪能。そして、案の定、ウィルはダニエルに恋をしてしまうのでした。


　詩を捧げたり、花束をプレゼントしたりラテンの人たちは、やっぱり情熱的ですね。日本人には赤面もののストレートな愛の表現が気持ちいいですね。まあ、二人が急接近してから、いろいろ誤解やらすれ違いやらあって、最後までこの恋はどうなるの？と気をもんでしまいましたが。

　見ると恋をしたくなるロマンチックコメディです！すごくいい雰囲気の映画！悪くないです！ダニエル役のヒメナ・ロモに大幅加点！