Mayo

シンデレラのMayoのレビュー・感想・評価

シンデレラ(2021年製作の映画)
3.0
2日連続で最初の30分で寝落ちしてしまった…
全体的には、ティーン向けかなという印象。
イディナ・メンゼル、ビリー・ポーター、ジェームス・コーデンが出てるからという理由で頑張って観ていましたが、ファビュラス・ゴッドマザーの登場でパチっと目が覚めた笑

オリジナル曲が少なく、既存のポップスを口パクで歌ってる感じがカラオケっぽくてそこも苦手だったな。

誰もが知っている「シンデレラ」の物語を現代風にアレンジしているという点ではとても興味深い。
シンデレラはデザイナーを目指す気の強めな女の子だし、王子の妹は政治に参加したがっているし、王子の母は夫と平等に横に並びたいし、その辺りのキャラクターが新鮮。

最近よく思うんだけど、こういう作品を当たり前に見て育った子供たちはどんな価値観の大人になるんだろう?
素晴らしい多様性の詰まった作品ではあったと思う。
それは、シンデレラがカミラ・カベロであり、黒髪のラテン系ということ。
フェアリーゴッドマザー改めファビュラスゴッドマザーがビリー・ポーターであるということ。
さらに、王子と結婚したい女性たちの多様っぷりったら!スキンヘッドの人や、さまざまな肌の色の人たち、色んな色や素材で作られたドレス。あのシーン好きだったな。

継母や、義理の姉たちも、そこまで意地悪じゃない感じも今っぽさなのかな。

あとは、「ハートビート」以来のニコラス・ガリツィンがやっぱり良かった!
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