◽︎一言で
「子供に戻れない、大人たちへ。」
◽︎こんな人にお勧め
しんちゃんの映画観たことなかった人
最近家族で映画観てないな〜観たいな〜って人
◽︎感想
▪︎ストーリー
「なんだってここはこんなに懐かしいんだ！！」
初めてのクレヨンしんちゃんの映画。
殆ど21世紀を生きている私にも、懐かしさを感じるものはあった。おばあちゃんの家にあったなぁ、足踏みミシン。おばあちゃんがあれで色んなもの縫ってくれた。
この映画は、絶賛モラトリアム期の自分にとっても、響くものがあった。
大人になるって何だろう。生きるってどういうことだろう。色んなことを考えさせてくれるテーマだった。
"懐かしい"気持ちは長く生きれば生きるほど増えていくもの。戻りたい、でも戻れない。
しかしこの映画はノスタルジーを否定しているわけではないと私は思う。懐かしむことで、過去を振り返ることで、今を生きることに前向きになれたらいいんじゃないか。
敵二人の行動の何故の部分がわかるストーリーがもう少し入ってたらもっと深み増してたのかも。
自分もいつか、また新しい家族が欲しい。大人になって、子供を育てたい。そう思った。
これだけ感動できるストーリーにしながらも、しんちゃんらしさをカギにしているのが良い。ちゃんと笑えて、泣ける。
「最近走ってないな」
たしかに。
▪︎その他
クレヨンしんちゃん別に好きじゃないからという理由で映画観たこと無かったんだけど
映画まじで泣けるから！！！という友人の勧めで観てみた。うーん、確かに泣ける。
目暮警部の声優さんがチョイ役してたの笑えた。
