スラムダンク世代と呼べる年齢にも関わらず、不思議と原作もアニメも観たことがありませんでした。
そんな人物ではありますが、安西先生の名言を何度も耳にしているということは、スラムダンクがいかに人気作であるかを示す確たる証拠なのでしょう。
キュッキュッと響くバッシュ、ボールのドリブル音がとてもリアルで、学生時代の体育館の風景が蘇りました。
また、登場人物それぞれのバックグラントも描かれていて、ほろりシーンも多かったです。
漫画を読むとき。
時間の余白や、ストーリーの余韻をたっぷりと感じ取ることが出来るのが大きな魅力なんですよねぇ。重要な場面では、自ずとスローモーションが増えるような…。
今作は映像版ながら、そんな漫画の醍醐味を大切にしているなぁと思っていたら、あらま、原作者が監督したのですね。
そりゃ漫画の世界観が壊れるはずがないわけで。
無知丸出しな自分ですが(苦笑)、それでも臨場感たっぷりのスクリーンに興奮しました。