2022年20本目。
残り3週間で、月が地球に落ちてくると知った人類はどんな行動を取るのか。そして、月が落ちて来る原因とは…!?
2011年。宇宙飛行士ブライアン・ハーパーは、ジョー・ファウラー、マーカスと共に衛星の修理をしていた。そんな中、謎の物体の群れに襲われ、マーカスは死亡。ジョーは意識を失った。唯一意識を保っていたジョーはシャトルを操縦して地球へ帰還。
宇宙での事件の唯一の目撃者であるブライアンは、一部始終を証言する。しかしNASAは彼の話を信じようとはせず、ブライアンは解雇されてしまう。
それから10年の時が経った2021年。
月の軌道が変わり、約3週間後には月が地球に落ちて来るという、衝撃の事実が世界中に知れ渡る。
世界の終わりが目前に迫っていると知ると、人々は躊躇なく犯罪に手を染める。月が軌道を変えることにより、地球では洪水が起きたり、重力波が発生したり、まさに終末。
そんな中、地球を救うため、白羽の矢が立ったのは、NASAに解雇された宇宙飛行士ブライアン・ハーパーだった。ブライアンは、元同僚のジョー、そして陰謀論者で自称博士のK・C・ハウスマンと共に、地球を救うために動き出す…
10年前に遭遇した謎の物体の群れの正体は一体…!?彼らと月の関係とは!?
今にも月が地球に落ちようとしているキービジュアルがインパクト抜群の本作。月が地球に落ちて来る時の迫力や、月の軌道が変わることによる地球への影響が大迫力の映像で描かれています。
常に背中を見せず、同じ面だけを地球に向けて回っている。大きさの割に軽すぎるなどの点から、以前から唱えられている月は巨大な人工物という説。
本作は、そんな月は人工物説を題材にした作品。
では、一体月は誰が作ったのか。なぜ月の軌道が逸れて地球に落ちて来るのか。果ては、そこに関連したさらに大きな謎まで描いています。
とんでも論ではあるし、いわゆるディザスター映画で、いやいやあり得ないでしょっていう描き方も多くはあるけど、純粋に楽しめました。
『ゲーム・オブ・スローンズ』でサムウェル・ターリーを演じたジョン・ブラッドリー。彼が演じるハウスマン博士が良い役回りで、好きなキャラクターでした。