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主人公のThe Killer=フィンチャー監督という視点で見た。計画通りに実行することは演出や撮影までの計画、ターゲットとなる相手は役者で、殺すとは自身の演出プランに沿う事という意味。監督作史上、最も>>続きを読む
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東京国際映画祭 in 東京ヒューリックホール
顔の映す角度、右移動と左移動、ピン送りにより二つの世界の距離感、鏡やガラスの配置による実在性の揺さぶりと古典的演出がハマりまくり、『ムーンライト』以降の>>続きを読む
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白人社会を奇異なるもの、おどろおどろしいものとして映すことが出来る80歳を超えた白人監督がいることに何よりも興奮した。本人が影響を公言したアリ・アスター監督作(主に『ミッドサマー』かな)を思わせる真>>続きを読む
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mark忘れ。
部分的にジャック・ドゥミを引用しながらポップなミュージカルを展開する。個人的な関心はアメリカ(グローバリズム)との距離感。『拳銃魔』から『バットマン』へポスターが以降し、それがガラス>>続きを読む
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mark忘れ。
夜に抱いていた期待が朝になると失われる。車の騒音に書き消される。扉を出てから右にパンする流れを繰り返し、階段の上り下りを捉え、最後には冒頭の懊悩とすれ違いに戻る。夜中という時間を切り>>続きを読む
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+クロード・ルルーシュ監督トークショー
1968年のパリ・オリンピックの舞台裏を含めた13日間の熱狂を綴ったドキュメンタリー…となっているものの、誰かの内情に迫ったりするようなシーンは皆無。寧ろ対象>>続きを読む
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納得の出来。冒頭の傘の俯瞰ショットは『シェルブールの雨傘』の引用だと思うし、広瀬すずが辿ってきた『ちはやふる』『チアダン』といったスポ根系の作品の風の演出(猫を拾うシーンから榊千紗の決意まで)と少女>>続きを読む
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伴奏つき。
二組ある(いる)ことで起きる混乱を描くだけのプロット。室内、家前、結婚式場と限られたシーンしかない。倒れている人間を起こそうとする仕草も角度によってはキスシーンに…というように、人物達を>>続きを読む
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扉が開き、田宮二郎演じる財前が手術室に入ってきて、位置に着き「はじめます」というセリフとともに幕を開ける冒頭を見てからドラマや舞台、映画の内幕ものの比喩として本作を見始めた。教授のポストを巡る政治と>>続きを読む
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CGによるアクションシーンの横溢に抗うように、長回しの中肉体の動きを捉えること。だからこそ不格好な姿とあり得ない至近距離の発砲とアクション。その姿には興奮した。照明や景色のロングショット、セット(特に>>続きを読む
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アンビエントが流れる冒頭からして凄い。自然こそがルールの世界においては、重力に逆らい吊るされ、川の流れを逆行するものから命を落としていく。霧が川になり海になるのを求める旅。全編ロケによる撮影。固定カメ>>続きを読む
キンスキーがキレてキャストの部族の人達がドン引きするところで笑いが止まらなくなってしまい、なんとか堪えるのに必死に。でもアドリブでキャストに剣を振りかざし傷を残したり、製作者に罵詈雑言したり、今では>>続きを読む
「自分を信じることは大事だ。しかし間違うこともある。間違えることは大切なことであり、人生は思ったよりもいつも刺激的だから。」
ほぼゆっくり動くカメラと俳優への親近感を寄せるかのような手振れのカメラワー>>続きを読む
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綿子-扉の開閉が示す通り、世間体とは別の拓かれた場所での欲望の成就を求める
文則-綿子を呼び出すも必ず自分から席を外す。やわらかい口調だがオラオラ系。
木村-綿子とはある種鏡合わせ。純粋さの象徴でもあ>>続きを読む
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漫画「Sand Land」はデジタルにタッチが移行しつつ、週刊連載だった「Dragon Ball」の余熱も残っていて本人も認めるほど脂が乗り切った時期でもあった。その意味で今回の映画版のタッチとの相>>続きを読む
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名前を覚えるゲームの顔のアップや代役、役柄と俳優といったアイデンティティの揺らぎ。舞台裏と舞台、星の輝きとそれを見ること、1950年代と2023年による時間差、科学技術の発展・発見とそれに纏わる混乱。>>続きを読む
松尾芭蕉の連句に倣ってアニメーション作家達が1分前後のアニメーションを繋いでいく作品ながら、凄く面白かった。アナログ/デジタル、2D/3D、国内/国外を越えた30分強の作品。高畑勲とユーリー・ノルシュ>>続きを読む
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母と同じようにベッドや敷物の皺を伸ばす仕草をもつ女性、つまり自身のルーツへの回帰を無意識に抱えるラマが、裁判で被告ロランス・コリーと出会い繋がっていく。闇夜に染まりきった冒頭から裁判所の壁の色と同じ茶>>続きを読む
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グレタ・ガーウィグってやっぱりアクション撮れなかったなぁというショックがデカすぎる。ダンスシーン、カーアクション、追走劇と場面はあるにも関わらず、カットを割りまくりで状況説明的なショットを挟むだけ。>>続きを読む
タイムループものではあるものの、反復というよりは合わせ鏡のようなイメージと繋がらないはずの画を繋いでいく。終わらない日常を外部から捉えるという意味では第0話で、映像作家論的に捉えるなら、『君たちはどう>>続きを読む
弱肉強食と人間の欲望を正しく使うことについてのプロットのなか、落ちては浮かび上がり、光に染め上げる。左右の横移動。アニメーションとして優秀。雪印乳業の企画
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完全に動きをシンクロさせるナースと黄色いレインコートを着た親戚達。行ったり来たりを繰り返す亡くなった父親、大滝秀治演じるおじさん、丸太にのる妻と夫と愛人のアレコレ(『北北西~』を思い出す)。死者の視点>>続きを読む
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@IMAX
テーマは技術革新(特にAI)によってもたらされた手間。イーサン・ハントとその仲間の行動は機械に翻弄されまくる人間を象徴。ひたすら迂回するようにイーサンのポケットに鍵は収まり、一度死んだか>>続きを読む
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男は女を見つめ、女は止むことのない砂嵐を見つめる。その嵐が荒れ狂う馬を経由し、男の死体を隠し、いままで見つめていた窓から初めて女が見つめ返された時、彼女は土地の人となる。電車で閉めた窓を最後は開く。足>>続きを読む
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ヤバい。面白かった。
画面向かって左が進む、右が戻る。(ちょっと漫画っぽい)
上は運命、下はその過去。塔の中は大伯父(ジブリor宮崎駿メタファー?)の世界故にご都合主義。話は飛躍しとりとめもない。と>>続きを読む
+アリス・ディオップ監督アフタートーク。
ドキュメンタリーでありながら、語り出す人物が複数登場するので、分かりにくいかも知れない。何度も映る電車の行き交いが象徴するように、B線沿いにいる人々達、しか>>続きを読む
前に行っては後ろへ、右に行っては左へ。クラシックからアメリカ産のPOP Music、そして何より「顔」にフォーカスするカメラ。
『人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには>>続きを読む
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結構楽しめたなぁ。1944年の場面では意図的に2000年代の照明、CG、そしてなによりジョン・ウィリアムズの音楽を使い(ちょっと『ロード・オブ・ザ・リング』『ハリーポッター』シリーズを連想)前作を踏襲>>続きを読む
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セリーヌ・シアマ監督の長編デビュー作。今作以降の彼女の方向性を裏付ける大半が出揃ってる。二人の女性の動作の反復、二人の女性の水中/陸の反転、シンセポップによるロマンティシズム、髪型・照明の変遷。00年>>続きを読む
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WBC世界一という記録についてのドキュメンタリー。代表の面々に親密な位置でキャンプやベンチを切り取るワンカメラ+公式の映像で構成。見所は当然前者。ブルペンからグラウンドに選手が出ていく瞬間の長回し(『>>続きを読む
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高所は天国、低所は地獄。撒水車のような偶発性に運命を託しながら、父親代わりにもなれず継承されることのない賭博師ボブ。決起する瞬間の上(天国)を見つめる様と交錯しない視線のカットで結末はなんとなくわかる>>続きを読む
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1970年代のニューヨークの街に、子供の背丈の様な高さで置かれたカメラが映し出すシンメトリーの構図の道。母が書いた故郷からの手紙を読み上げるナレーション。平面性と奥行きを保ちながら、徐々に人は増え構図>>続きを読む
13分の短編ながら、子供さながらに家事や些事全てをやりすぎてしまう女性を活写する。狭い室内にいながら表情・動作を押さえていくカメラと長回し、ジャンプカットを含む編集。鏡に映る女性が左に移動し、カットが>>続きを読む
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@IMAXレーザー
スゲー良かったし、前作より楽しめたんだけど、何故かタッチが入り乱れない普通の物語のシーン(特に親子の会話劇)の方が印象的に映った。
それぞれのスパイダーマン(特にマイルスとグウ>>続きを読む
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EUフィルムデーズ 2023
ポルトガル・アレンテージョ地方にある大きな2つの窯、その一つの扉から濛々と煙が流れ、そこで作業する一人の男が共に映し出される。以降フィックスのカメラのみながら構図は全て>>続きを読む
めちゃくちゃ笑えるコメディドラマ。2010年代の照明、音楽。赤と青の配置。程よくCG、ポストプロダクションを施した画面設計とシークエンス。少し『グッドフェローズ』を思わせたり。
長回しによる移動の撮>>続きを読む