リンクロさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

春を背負って(2014年製作の映画)

3.5

一歩一歩負けないように普通に歩けばいい

山小屋を営む主人公と将来の嫁さんのお話。


雄大な景色と、山にいる人、山に来る人の関係性が丁寧にそのまま表現されてました。

キャストの方々も、大汝の小屋結
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散り椿(2018年製作の映画)

3.5

殺陣が、めちゃくちゃかっこいい映画。

刀のおさまり方が一味違う、
王道の時代劇でした!

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.0

もし猫になれたら。

色々複雑な家庭環境を持つ主人公。
猫になりたい気持ち自体はわかります。

が、それゆえのキャラ設定についていけなくて、
一歩外側からの観賞という感じ。

ちょっとストーリーが出来
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.4

子供時代の罪を背負う全ての人へ。

別にいじめをしてた人間ではないけれど、
人を必要以上に恐れる主人公に共感の連続。

時系列バラバラに写す演出ですごく綺麗にまとまってました。
そして丁寧な絵作りで涙
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キングダム(2019年製作の映画)

3.7

思ったより良い感じに仕上がってて原作ファンでも楽しめました。

ストーリーは王都奪還まで。
2時間に綺麗におさまっています。

特に戦闘シーンはよく考えられていて、
少ない時間、少ないシーンでどれぐら
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.5

意味不明お化け一家のホラーコメディ


実際に生きてる?のかよくわからない謎の集団アダム一家
彼らの目的がわからないので、最初は、ん?って感じでした

多分、そこに意味はなさそうです。


内容はとも
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.7

家族の絆の物語。

映画館で観賞し、家で2度目の観賞。


音楽と家族と死者の日と掛け合わせた作品で、
ピクサーにしては珍しく現実に実際にあることをストーリーにしています。

いつもは架空のおもちゃだ
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劇場(2020年製作の映画)

3.5

感情は生き物。


小劇場界隈をテーマにした作品。
行ったことがある劇場が多々出てきて、1キャストのような気分で観賞。


役者や脚本家など演劇に関わる人って’’感情’’というものをとりわけ大事に、事
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.2

カーズシリーズ3にして素晴らしい成長物語。


若手世代の活躍で現役引退に追い込まれるライトニング。
そこからの復活劇。


今回のパートナーのクルーズがすごくいい役でした。

独特な訓練方法ってなん
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.4

「最高のことは偶然起きるもの」


もの悪れの激しいドリーが主人公って
一体ストーリーとして成り立つのか?

と思いつつ、素晴らしいできでした。


ドリーは物忘れが激しいからこそ、突飛なことができる
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アーロと少年(2015年製作の映画)

3.8

怖さを乗り越えた先に見える世界があるんだ


臆病な恐竜アーロと、器用ですばしっこい少年スポットの
友情を描いた冒険物語。

大体の動物はみんな言語を話すのに、
人間らしい生物は一切言葉を口にしない。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.5

ピアノの連弾も同じさ

カヲルくんのための映画。
と言っても過言でないくらいのドアップなカヲルくんを堪能できます。笑


序盤、全く状況が飲み込めないシンジくんと同じ心境にさせる演出の回収がかなりの中
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.1

一番幸せで一番不幸なストーリー


新キャラ続々の今作。
やはりアスカとレイと打ち解けていく様子にキュンキュンします。
意外と弁当男子なシンジくん。
シリーズの中でも一番幸せな時間じゃないでしょうか。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.6

運命を仕組まれた子供達

新劇場版第1作
元々が2クールの作品であり、序盤だけを描いた印象の今作。

ネガティブでアンニュイで他人任せなのにわがままなシンジくん。
エヴァに乗れって言われたり、乗るなっ
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.5

映画館で!

学生の頃みたときとは全く違う感想。
映画館で見る王蟲の迫力たるや。
改めて素晴らしい作品でした。

環境問題を取り扱ってる映画の顔をしてるけど、
その実、半分以上はどっちかっていうと戦争
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

感染症で失われた144日。

全世界を覆うコロナ禍の現場が、
凄まじくマッチした描写の数々。

今作の感染症は死に方もえぐいし、
潜伏期間が短かったりと、コロナとは違いますが、
感染症に対するWHOや
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ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン(2004年製作の映画)

3.1

大切じゃない思い出なんかない。

ここまでクラウドに言わせるのは、
本作をプレイしてない人には絶対理解できない作品。


リメイクをクリアしてから見たので、
グラフィック的な感動は一切ないですが、9人
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

これ以上なく美しく簡潔に描き切られた若草物語。

いや、これ、ほんとによかったです。
大体の若草物語って原作長いからメインシーン以外カットしがちだし、ちょっと脇役になるとエピソードまるまるなかったりす
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.1

星の種。星の子供。星の誕生の物語?


なんというか独自設定すぎてよくわかりませんでした。


でもどうやって共有したんだこの世界観?
という海と星と過去から未来が混ざっているような演出は素晴らしかっ
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.3

心に抱えたモヤを払いのける物語。

いつも通りの秩父の美しい自然の中、
今回はバンド関係の物語。

自分の記憶の中のしんのと、今のシンドウのキャラの変わり用。

夢を追う10代と、
夢を追いきれず諦め
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マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.5

ティモシー・シャラメの雰囲気がすごく良い!
高校生独特のあどけなさと、大人になりかけた感じが丁寧に出ていて、その上で行動障害がもつ不思議さもある。

ストーリー自体は、
先生と生徒の禁断の愛。
という
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メメント(2000年製作の映画)

3.6

時系列バラバラ…
その効果が色濃く活用されてる作品。

体中に描かれた刺青とインスタントフォト。
同じことを何度もするのにそんなくどくない。

数分前の記憶がなくなるってどんな感覚なのかわからないです
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

泥臭くて熱い映画!

実際の話を下に作られた作品。
車はあまり詳しくないんですが、こんな背景があったんですね。

譲れない想いのぶつかりあい。
かっこいいです。

やりたいことをとことん貫くことの大切
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若草物語(1994年製作の映画)

3.4

ストーリーオブマイライフのための予習で観賞。
原作も読んだんですが、なぜか1年後のクリスマスのとこまでしかないものだったので、最終的に4姉妹の落ち着きどころはここで初めて知りました。


本を読んでる
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.7

あのシャイニングから40年後。

シャイニング大好きなので
まさか続きがあったとは、、と観賞。

あのホテルや、そこの住人。
そしてあのBGM。

シャイニングでは、シャイニングって結局なんなの?
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

3.0

日本航空123便墜落事故を扱った同名の小説の映画化作品。
クライマーズ・ハイというタイトルの必要性があったのかは正直謎でした。

生前の事故なので、
当時のことは想像しかできないですが、
事故の惨状、
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フリーソロ(2018年製作の映画)

4.4

「挑戦とは精神を管理すること」

ヨセミテ国立公園エル・キャピタンに
命綱もないフリーソロでの挑戦のドキュメンタリー

朝夕、春秋、
様々な表情を見せる荘厳で美しいエル・キャピタン。
いつか絶対行きた
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

ホラーなのか、サスペンスなのか、コメディなのか…


怪しい館。
奇妙な人々が集まる親睦会。

人に対する演出がすばらしい作品でした。
キャストのみなさんほんとにNPCのような気持ちの悪い芝居。(褒め
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.4

ミッドサマー観賞後に観賞。

アリアスター監督の世界観って分かる作品ですね。


ミッドサマーに比べると、
だいぶホラー要素が強い印象を受けますが、
死の描き方はだいぶ独特な感性を感じます。

長回し
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.7

’’明るいホラー誕生’’

ディレクターズカット版の方を観賞しました。


スウェーデンの超田舎にある、とある村へいく主人公一行。

何を話してもネタバレになってしまうから、
多くは語れないけど、
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ユー・キャン・カウント・オン・ミー(2000年製作の映画)

3.3

2人だけの家族で姉弟の物語。

何かの作品で俳優さんがおすすめしていたから観賞してんですが、
なんだかよくわからない作品でした。

姉は姉だし、
弟は弟だし。

ただ人生ってタイミングは大事だなってこ
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.8

’’棺桶リスト’’

残りの人生が短いことを知って、
書き始めた死ぬまでにやりたいこと。

正反対の性格の2人が、
死が近い、という共通点で打ち解けあい、
人生で最高の旅に出る。

同名の日本作(こっ
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.1

晩年のジュディ・ガーランドの伝記映画。
ジュディ役のレネー・ゼルフィガーが好演でした!

子役時代の辛い思い出をフラッシュバックさせながらも、懸命に生きて、子供のことを想うジュディ。

歌唱シーンはま
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.1

同タイトル作品の日本版。

まだ元の作品を見てないので比較はできないので、純粋に一つの作品としての感想。

終活系の作品、という認識でしたが、
まさか死ぬまでにやりたいことが自分たちのやりたいことでは
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フォー・ウェディング(1994年製作の映画)

3.3

4つの結婚式と1つの葬式の話。

まんまその通りでした。笑

毎回、結婚式に集まる独身のみなさま。
普段見慣れない結婚式がなんだか身近になってきます。

リチャード・カーティスの作品が好きで、鑑賞しま
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パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

3.5

ロックンロール!!

実際にあったイギリスの海賊ラジオ放送局の話。

愉快なラジオDJたちとの人間関係。
音楽を愛する国民たち。

最高の音楽の数々と、本当の仲間とはなにか?
を教えられる素敵な映画で
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