久しぶりのコンパクトなMCU作品。
キャラクターの掘り下げは、他作品（ドラマ版等）で予習しなければならないだろうが、私は時間が無かったため、解説動画で補強して本作へ。
ストーリー展開に人間ドラマを感>>続きを読む
とてつもなく長く感じ、そして疲れた。
重度障害者を通して自分を見る。
虚構を通して現実を捉えるメディアー映画で「現実を見よ」と突きつけられる。
そんな作品だった。
私たちは、さと君が言うように「>>続きを読む
文句無しの力作
過去作でもゴジラは、日本人を一つにするための装置として機能していたが、本作では戦後日本でサバイバーズ・ギルト（生き残ったことへの罪の意識）に苛まれる復員兵たちにとっての戦争を終わらせ>>続きを読む
IMAXで鑑賞。総じてグラフィックが壮観で、世界観の作り込みにまず感服。
ただ、ストーリーとしての面白さや舞台設定に関しては批評的にコメントをしたくなった。以下、気がついたことを順を追って記載する。>>続きを読む
特注ドレスへの憧れの理解を助ける作品
ハレの場で女性は美しく着飾ろうとする。綺麗なドレスは気分を高揚させ、心に彩りを与える。なんとなく理解はしていたが、この作品でHarris婦人と共にパリに向かうこ>>続きを読む
事実であることの重みを感じる一作
水俣病と言えば、小学校の社会科ですでに学ぶほどの公害。昔からよく聞く事実であることから、その実態にまで思いが至っていなかった。
水俣病が公害であると認定され、被害>>続きを読む
良作。
いずれ誰にでも訪れる老後生活を考えるヒントとなるような作品。最愛の妻に先立たれ、希死念慮を抱く主人公オットーが、地域の人々とのコミュニティを通じて徐々に再生していく物語。
ストーリー自体に>>続きを読む
「想いを断つ↔︎繋ぐ」話
スマートフォンを自分の身体の一部として内在化して、常時他者と繋がっているような感覚にいる現代の私たち。スマートフォンがあることを前提として社会システムが再構築されつつある世>>続きを読む
中秋の名月につき、観たくなって鑑賞。
かぐや姫という作品が、高畑勲を通して再構築すると、こんなにもジブリらしいメッセージを発信するものになるのかと思わされた作品。
単純な絵のように見えて、細かい描>>続きを読む
※スコア0.5上乗せしてます。海外作品でここまで日本が出てくるので日本贔屓です。
ゲームセンターやPlayStationで遊んだことがある「グランツーリスモ」を極めるとLe Mans耐久レースで表彰>>続きを読む
アメリカのファミリードラマを90分に短縮したような作品。
Work/Life Balanceという言葉がまだあまり日本で広く言われていない時期の作品ということもあり、先駆け的な要素はあるのだと思う。>>続きを読む
アドルフ・アイヒマンの絞首刑と火葬を巡る人々の群像劇。
火葬場造りに関与した少年（ディビッド）、アイヒマンを看守する警察官、強制収容所からの生還者、ジャーナリストが代わる代わる登場し、少しずつテーマ>>続きを読む
通っているジムの割引でお得に鑑賞。
いろんな主題を少しずつ散りばめているため、全体的に散漫な印象を受けた。
・かつてのボクシングジム三羽烏の「老い」とセカンドライフ
・実質母子家庭で育った青年（横>>続きを読む
※オンライン試写会にて
Filmarksのオンライン試写会のお陰で一足早く鑑賞。
昨今、生成AIで画像生成も容易になっているため、本作で提起されているDeep Fake（Deep Learingを活>>続きを読む
冒頭から作り込まれた世界観に誘われた。そして、本作が女性のみならず男性のアイデンティティを巡る、非常に示唆深い映画であることにも感銘を受けた。
「ツァラトゥストラかく語りき」で始まる冒頭の人間と人形>>続きを読む
【ルパン3世シリーズを観ていなくても楽しめる傑作】
ルパン3世と銭形警部と峰不二子くらいしかキャラクターもしっかり把握してなかったが、そもそも初見でも楽しめる名作だった。
冒頭のカーチェイスに始ま>>続きを読む
観るのは3回目の本作。次回の映画鑑賞会に向けて再鑑賞。
急成長中のe-commerceベンチャーに「シニアインターン」として働き始めるベンと創業者CEOジュールズの心温まるやりとりが魅力の作品。>>続きを読む
分かりやすい冒険活劇
「君たちはどう生きるか」を鈴木敏夫は冒険活劇と表現したけれども、ラピュタと比べると色々「そうかな？」と思ってしまう。
それはさておき、大衆が観たいジブリ作品で1,2位を争う作>>続きを読む
映像はシュガーラッシュ、設定はアナ雪2のエレメントの件（くだり）とも繋がるものであり、ディズニーらしさを隅々まで感じられる作品。物語のプロットは、boy meets girlであり、最終的には結ばれる>>続きを読む
米国人から観た太平洋戦争を知る一助として本作を鑑賞。
イギリス人少年ジェイミーの視点で中国本土における第二次世界大戦、とりわけ蘇州での強制収容所を舞台に描いた作品である。
この少年ジェイミーは、零戦>>続きを読む
ウクライナ戦争が続く今、改めて。
インバウンド需要が高まり、見渡す限り外国人がいる平和な京都の街にいると、つい今もなお戦争が続いているという事実を忘れてしまう。
スピルバーグ監督作品の中でも、本作>>続きを読む
原作未読であるが物語の編集、感情の揺さぶり方、そして映像で魅了された。
前半の嬴政回想シーンは、長尺でありながらなぜ嬴政が中華統一を目指すに至ったのかを王騎に語る形をとっている。観ている時は、ここで>>続きを読む
アクションシーンでよく分からない部分を全部帳消しにしてくれるような、そんなミッション・インポッシブルの最新作だった。
予告で何度も流れた崖のシーンは、たしかに本作最大の見せ場ではあったものの、私はさ>>続きを読む
幼少期に何度観たか分からない本作。ただ、宮崎駿からすると（養老孟司との対談をまとめた『虫の眼、アニ眼』より）トトロを何回も観たという親御さんの声にドキッとするという。そんなものは、年に1回観ればよいの>>続きを読む
「君たちはどう生きるか」の公開を前に、宮崎駿監督作品で唯一、一度も観ていなかったのが本作。子ども向けに寄せた作品という前情報があったため、あまり期待を高めずに観たが、意外に楽しめた。
5歳の男の子と>>続きを読む
※合計４回観ました。
Noteに詳しく書いたので、こちらは２回目までの感想の臨場感を残すためにそのままにしておきます。
もう二度と来ないかもしれないジブリ祭の公開初日に劇場に足を運べただけで満足。>>続きを読む
カントリーロードを口ずさみたくなる名作。
中学3年生の男女が出会い、互いの夢を語り、惹かれ合い、将来を誓う甘美な物語。
出会い方が図書館の本の貸出カードというのは時代を感じるが、私世代（30代前半）>>続きを読む
貴船を舞台として良い意味での悪ふざけ作品。昨年行ったばかりの貴船にまた行きたくなってしまった。
前作の「ドロステのはてで僕ら」と同じく2分間で遊んでいる作品。前作は、複数の時間線を作って遊んでいたが>>続きを読む
ジブリ新作に向けた復習。
ナウシカは、何度か観ているはずが、改めて観返すと気づきが多い。表情や何気ないシーンからの情報量も多く、今回の鑑賞だけで全部咀嚼できたかは心許ない。
それはさておき、本作は戦>>続きを読む
生命の選択を巡る倫理観を問うSF。
1997年当時もすでに遺伝子操作が孕む危険性について、クローン羊のドリー誕生も相まって定期されていたが、遺伝子検査で産まれてくる子どもの疾患が予見できるようになり（>>続きを読む
誰もが一度くらいは夢想したことがありそうな、「鏡を見る私を見ている鏡を見る私を見ている鏡を見る私を見ている…」を2分間のタイムループでコント調で撮った作品。
程よく笑えて、程よくシリアスな、あまり細>>続きを読む
【鮮烈な序章】
原作ファンでアニメ化も期待していた本作。原作の1巻を丸々使った、アニメ1話としては異例の90分弱の尺を使っているにもかかわらず、長さを一切感じさせない作りになっていた。
アニメ化に>>続きを読む
【DCも面白くなりそうだと思わせる秀作】
バットマンとワンダーウーマンシリーズは観ており、Shazamも一通り鑑賞。（Shazamは出てないけど）MCUに比べると目立たない印象であったDCもかなり面>>続きを読む
※スコアは仮。続編を観ないと確定不可！
スパイダーマンファンにとっては見逃せない作品。前作の復習もそこそこに劇場へ。
簡単に感想2点。
1. 前作以上の挑戦的な映像作品
前作も異なる世界線のスパ>>続きを読む
安心して観られるディズニー100周年記念作品。オリジナルの記憶が殆どなかったため、新作を鑑賞する感覚で観ることに。
映像美は去ることながら、アリエル役の歌声は聴き心地がよく、エンターテイメントのお手>>続きを読む
米国大統領選挙を学ぶ教材として指定をして鑑賞。本作を観て改めて感じたのが、選挙にお金がかかり過ぎること。広い国土で支持を集めるには、より多くの人を動員して、いかに候補者が相応しい人間であるか、対抗馬が>>続きを読む
