blacknessfallさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

カレー&青酸カリ:ジョリー・ジョセフ事件(2023年製作の映画)

3.6

このタイトルだと90'sエンド・オブ・ビキニング・ジェネレーションことロスジェネなんで、反射的に和歌山毒入りカレー事件の林真須美が浮かぶわけよ。
それなのかと思ったらインドの話だった。
資産家に嫁いだ
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モーターヘッド/ザ・ワールド・イズ・アワーズ VOL.2(2012年製作の映画)

5.0

>彼の方も慢性的な人材不足から服装の規定がザルなのをいいことにパンク路線の頃の清春をパクったロン毛金髪(モテを意識してた)だったおれが気になってたようで彼の家に招いてくれた。
そこで福祉に対する不満や
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.0

やっとNetflixに落ちたね。実は再鑑賞。
映画館で観た時に大きな引っ掛かりがあってレビューする気が起きなかった。
今回で引っ掛かりが取れた。迷いに答えが出た。

"コイツらはゾンビ🧟‍♂️ではない
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Studio 666 スタジオ666(2022年製作の映画)

3.5

ニューアルバムの制作に行き詰まったロックバンドが話題作りと心機一転するために凄惨な殺人事件のあった屋敷でレコーディングする。その事件は悪魔😈が起こしたもので悪魔は屋敷に来たメンバーの1人に憑依し他のメ>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.6

邦題さぁ、完全にミスリードなんだけど狙いなのかな?世界が終る話じゃないか。まあ、あらすじ読んでるからどっちでもいいんだけど。

子供二人とレンタル別荘で休暇を過ごす白人中産階級中年夫婦。彼らのもとにこ
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(2023年製作の映画)

4.3

そこそこ核心に触れるのでまっさら気持ちで観たい人にはスルーを推奨する。

『アウトレイジ』でシリーズ発明した「全員、悪人!」メソッドをベースにギャグの抜けの良さと揶揄の切れ味に力点を全振りして描かれた
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

いやぁ、サイコーだったな。掴みがね。
ゴルゴ13気取りの孤高のスナイパーはモノローグで自身の仕事の信条や世界観を喋り出す。

"雇われることがあっても大義のために仕事はしない"
"運などない、カルマも
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カミカゼ野郎 真昼の決斗(1966年製作の映画)

3.3

この時期なるとCSで録りためたのを消化したくなるんだよ。その中の1本。

タイトルもなかなかふざけてるけど、それ以上にふざけているテーマソング『素敵なカミカゼ野郎』のズンドコ感にヤられる笑 ビッグバン
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処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

4.0

最近、ゾンビ🧟‍♂️から遠ざかってたからアマプラの落ちてるの気づかなかったよ。
前作はノルヴェイジャン🇳🇴ゾンビ映画の佳作だったけど本作はノルヴェイジャン🇳🇴ゾンビ、そしてナチス・ゾンビ映画の傑作だね
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意表をつくアホらしい作戦(2018年製作の映画)

3.9

70年代のアメリカで一世を風靡しその後のカウンターカルチャーに絶大な影響を与えた風刺ユーモア雑誌『ナショナル・ランプーン』誌の創設者、ダグラス・ケリーの一代記。
ランプーン誌の存在はそういうものだと知
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ヴァルハラ・ライジング(2009年製作の映画)

5.0

観る前はかなり期待値高かったんだよな。
タイトルもかっこいいし北欧神話をテーマにしてると聞いてたから。
しかし、レフンのミニマルでアート性の高い演出と異様にシックな色調のせいでドンヨリさせられたよ。
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ウェスト・オブ・メンフィス 自由への闘い(2012年製作の映画)

4.3

世界的に有名な冤罪事件であるウエスト・メンフィス3事件。逮捕から釈放までの18年間を記録したドキュメンタリー。
この事件を扱ったドキュメンタリーと言えば『パラダイス・ロスト』シリーズが知られている。本
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オールド・ダッド(2023年製作の映画)

2.6

時代の変化、モラル規範のアップデートについていけず四苦八苦する中年男子3人組の悲哀を描いたコメディ。

アメリカのコメディは現代性を取り込むのがスピーディーで落とし込みや問題提起がうまいから期待値高め
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

うーーーん、褒めたくねぇ。
山崎貴監督なんて原田眞人、堤幸彦と並ぶ00年代のクソ映画製造機じゃん。中でも『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠の0』という昔の日本には良心があった、大和魂賞揚という最も
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うる星やつら3 リメンバー・マイラブ(1985年製作の映画)

2.5

80's ティーンエイジ・リビドー・ヘッドだからラムちゃんは好きだぜ。おれの分かりやすく面白味のないセクシー・センサーやフェチの形成に大いに影響を与えたキャラクターだ。なのでいずれ全部観ねばという想い>>続きを読む

スネーキーモンキー/蛇拳(1976年製作の映画)

3.5

みんな大好きジャッキー・チェン。
確実に何回も観てるよ。この頃のジャッキー・チェンはAC/DCやラモーンズみたいなもんで今、さして聴きたくなくとも流れてくれば耳を傾けてしまうように流れてくれば観ちゃう
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バレリーナ(2023年製作の映画)

4.0

復讐映画名作輩出国、韓国からシスターフッドを基調にしたリベンジ・アクション映画。

世界中を震撼嫌悪させたあのN番小屋事件から着想を得て制作られたと聞く。マフィアにワイセツ動画撮られ、それをネタに脅迫
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日本暴行暗黒史 異常者の血(1967年製作の映画)

3.4

アマプラ、最近何かとりあえず点数だけはありますアピールなのか、いい感じにそれまでアクセスしづらかった日本映画をラインナップしてくれてありがたい。
若松孝二監督の本作もおかげで初鑑賞。

明治(明治維新
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.9

こういうホラーのビッグネームのリメイクやリブートはつまらないのが多いからスルーしてたんだよ。それに『チャイルドプレイ』はホラー・コメディに舵を切った『チャッキーの花嫁』と『チャッキーの種』の方が好きな>>続きを読む

パリ、テキサス 2K レストア版(1984年製作の映画)

2.9

所謂シネフィルと定義されがちな映画好きが観てるような作品も観てることは観てる。
でも、そういう映画は特に語りたいことがない場合が多いんでレビューしないことが多い。本作はめずらしく強く言いたいというより
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

5.0

【注意喚起】
「アベンジャーズと言えばMCUよりUS PUNKだろ😬💨」て人にのみオススメのレビューなってる。そうじゃない方が読むと時間の無駄になる可能
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スマイル(2022年製作の映画)

3.6

気になってたやつ。Netflixに落ちてたので鑑賞。

精神科医のローズは診察中の患者に目の前で自殺される。その患者は不気味な笑顔を浮かべ首を切り裂いた。
それからローズの前にその不気味な笑顔をした者
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.9

完全におれ案件なやつなんで観てきたよ👀💨

タイトルどおりギャング密輸したコカインを国有林に大量に落とししまう。それを吸ってガンギマった熊🐻が国有林に足を踏み入れた人々を襲いまくる。正統派アニマル・ア
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

2.7

久しぶりのケイジ映画。

本作、初見の時に体調が悪くタイトルや「俺のブタを返せ🐖」のキャッチコピーから想像もつない静謐でクールな要はダウナーでマッタリした映画だったんで所々意識が飛んでしまいレヴューす
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2000人の狂人/マニアック2000(1964年製作の映画)

4.1

南部を訪れた旅行者達は創設100年記念のお祭りだからとその町の住人達に歓迎され祭りに参加することに。
気さくで陽気な町民達だが所作や言動に不可解さがある。ほんのり不気味な違和感が徐々に露になっていく。
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もどり川(1983年製作の映画)

3.2

「不逞鮮人や主義者が放火して女の鮮人は井戸に毒を投げ込んでだよ」
「おい貴様、住職、氏名、職業を言ってみろよ!」
「考えたな鮮人は若歌なんか作らねぇもんな」
「480円50銭て言ってみろ!」

関東大
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

2.5

先週HELLOWEEN🎃の武道館公演行ったんだよ。この手のファンタジック・クサメロ・メタルには今や何の興味もないんだけど、最初に組んだバンドがHELL🎃WEENのコピーだったから思い入れはあるんだ。な>>続きを読む

はりぼて(2020年製作の映画)

4.6

富山県富山市議会、自民党会派市会議員の政務活動費不正使用を追ったドキュメンタリー。

いやぁ、ブラックコメディかよ🤣
調べれば調べるほどボコスコ出てくる不正に笑うしかなかった。笑い事ではないんだが。
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デモンズ2(1986年製作の映画)

3.7

前作が映画館のスクリーンからゾンビ(デモンズ)🧟‍♂️が飛び出してくるインパクトの強さが売りだったのに対して本作はテレビのモニターから飛び出してくる🧟‍♂️という、あからさまなスケールダウンにがっかり>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.4

みんな大好きマ・ドンソク映画。『犯罪都市』の続編。

本作は前作『犯罪都市』同様、正義感と胸板の厚い(篤い)マ・ドンソク刑事の豪腕とわがままボディを愛でる、所謂、白ドンソク映画の系譜になる。
なので豪
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谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座(1971年製作の映画)

4.5

アマプラに落ちてるのを発見してしまった。
ある意味日本映画で最もマッドな映画と言えるんじゃないかな。90年代の悪趣味ブームを通過した人達は70年代に狂ってたのは東映だけじゃないという日本映画がいい意味
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.6

ソマリア内戦に巻き込まれた韓国🇰🇷大使館員が宿敵北朝鮮🇰🇵大使館員と協力してソマリアの首都モガディシュからの脱出を目指す。

韓国映画はこういうリアルな国際情勢に敵でありながら同一民族である北朝鮮の人
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.5

コワすぎ!シリーズ、コンプリートしたと思ってたが、これ見逃してた。
時系列で言うとトイレの花子さんの後。史上最恐劇場版の前。

花子さんで霊能者の真壁の死に流石の工藤も意気消沈して休んでたらしい。
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

3.5

超コワすぎ!シリーズ、2作目なんと恋愛モノだ♥️💨工藤が恋愛を語り指南までするぜ😏

桜井って38才のおっさんが蛇女の眷属の美少女に一目惚れするんだよ。
職も友もなく実家暮らし彼女いない歴=年齢の真性
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

3.6

「"超"を付けてリニューアルしたからよ、今まで以上に霊現象をボコッボコしてやっからよ!」
という工藤のイキりでスタートする新シリーズ1作目。

最終章の世界が終わって新しい世界に転生はなかったことにな
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.4

シリーズ最終章。

前作で異世界に取り込まれた工藤と市川。二人はまだ異世界に。
その間、こちらの世界では鬼神兵の出現によりあちらの異世界とこちらの世界の境界に歪みが生じた。じわじわと異世界の浸食が始ま
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