ぴろぴろさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.0

眼を見張る映像。 ここまで来たか!という程美しい映像体験だった。 劇団四季の「ライオンキング」を観た時も感動したけど、視覚的には上回った。
ムファサの百獣の王の中でも絶対的王たる貫禄、
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パピヨン(2017年製作の映画)

3.8

無実の罪で終身刑囚となった男、アンリ・シャリエールの実体験を元に、劣悪な環境下で過酷な労働を強いられる中、命がけの脱獄をするまでを描く。
スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマン版は未見。
これ
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

5.0

これは観て良かった。 瞬きするのも忘れるくらい見入った見応えのある映画だった。 今年の1番かも。
1990年代北朝鮮内部に潜入し、権力の中枢との接触に成功した実在した韓国工作員、黒金星(ブラ
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.8

粋だった。 知的で艶っぽい。 そして皺の割に毛量が多くてフッサフサな髪!
実は最近 我が家では空き巣に入られたばかりで、人が真面目に働いて得たお金を、盗んだり騙して奪う泥棒や詐欺
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.6

風刺漫画家ジョン・キャラハンの半生を、ガス・ヴァン・サント監督が映画化したヒューマンドラマ。 故ロビン・ウィリアムズが映画化を切望していたという。
断酒会のグループセラピーのシ
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.8

イラクの大量破壊兵器保持というアメリカ政府の嘘を暴いた、新聞社ナイト・リッダー社の記者たちの真実を追う戦いを描く。
政府側目線「バイス」と記者目線の今作。 9.11以降のイラク侵攻へ向かうアメ
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バイス(2018年製作の映画)

3.8

「マネーショート」みたいな語り口だなぁと思いながら観てたら「マネーショート」の監督だった。 これ、映画にしちゃうんだからアメリカって国はスゴイですね、色んな意味で。 心臓悪いけど まだ>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.6

もうグダグダ! 創作するならもっと上手くやるだろうから、作ろうと思っても作れないアンビリーバボーなお話は実話ならではなのだろう。 あそこがクライマックスなんだろうけど思わず笑ってしま>>続きを読む

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.8

長いタイトルだと思っていたけど、ラストシーンに、これほどハマる邦題だったとは。 丁寧な人物描写で、胸がざわつく嫌な予感と展開に、最後まで目が離せない見応えのある映画だった。
生まれた時代が違った
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.8

篠原涼子のお母さん、とても良かった。
「昔はこうだったのに… 」分かる、スっごく分かる。 我が子が幼い頃、こんなにも必要とされて、こんなにも真っ直ぐに愛情をぶつけられて人生絶頂のモテ期を
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.0

スーパーマーケットを舞台に緩やかに描かれる日常。 Filmarlksで高評価ですが私はハマれず合わなかった。
音楽と映像は美しい。 スーパーと言ってもかなり巨大なコストコみたいなス
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泣くな赤鬼(2019年製作の映画)

4.0

熱血指導により『赤鬼先生』と呼ばれる主人公を、堤真一が流石の存在感で魅せる。 不器用で人間くさくて熱さと温かさを感じる良い映画だった。
かつての教え子との偶然の再会。
うちは息子2人と
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.9

余韻が残る映画だった。 現実なのか、妄想なのか。 途中までが現実だったのか。
ヘミが裸で踊る夕闇のシーンが印象に残った。
紐を解く鍵となるのだろうメタファーが散りばめられて、解釈は
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リヴァプール、最後の恋(2017年製作の映画)

3.8

女優グロリア・グレアム。 私は実在した女優の名前を今回初めて知ったけど、1950年代ハリウッドで活躍し、4度の結婚歴があり『悪人と美女』でオスカー助演女優賞に輝いた大女優だったらしい。 >>続きを読む

クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅(2018年製作の映画)

3.7

遺灰、残っていて良かった。
「ビックフィッシュ」系? インド映画では無いけどインド映画の香りが濃いハートフルムービー。
「カルマと運に頼ってはダメ」「人は与えられた手札で生きる」
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.2

ダー子、ボクちゃん、リチャード。 月9も毎週楽しみで、長澤まさみのクルクル変わる表情が超絶キュートで大好きになった作品。 地上波で放映されるの最近早いからなぁ なんて思っていたけど、評価>>続きを読む

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.9

タイトルの「幸福な」の意味を考えてしまう。
果たしてラザロは幸せなのだろうか。
前半は「アンダーグラウンド」を思い出したけど、疑いもせず知らずにいる事は、その狭い世界の中に於いては、そこが全て。
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.5

韓国映画「新感染」がスゴく楽しめたので、その「新感染」を超える歴史的大ヒットと聞いたら断然観たくなる。 そして観てみたら、非常に面白かった!
冥界ファンタジーアクション。 笑いあり、
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.8

4人の兄弟の懸命な姿が切ない。
わたしは最後まで気づかなかったので、普通に面白かったし驚いた。 「えーっ、そっち⁈」
恐ろしくも切ない、ホラー寄りのサスペンススリラー。 緻
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アラジン(2019年製作の映画)

4.5

期待以上に良かった。 この実写化は大成功なのでは。 最後まで、観ていて楽しくて 魔法にワクワク胸踊るし、歌も素晴らしかった。
衣装やお城の中の調度品、アグラバーの街並み、エキゾチックなアラブ世
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荒野にて(2017年製作の映画)

4.0

『さざなみ』の監督作品という事で鑑賞。
馬と少年の映画は当たりが多いかも。
唯一の親戚である叔母の居場所がザックリとしか分からないまま、唯一の友である競走馬“ピート”とともに、ポートランドからワイオミ
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長いお別れ(2019年製作の映画)

4.0

ゆっくり記憶を失っていく父と家族の7年間の日々を描く。 私はポロポロ涙が溢れて困った。
感動したとかではなく(普通にイイ映画だとは思ったけど)、自分の両親を重ねて観てしまったから。
今は幸い
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.9

ポスターが美しい。 ノスタルジーを感じる映画を観ると、サザンの「Ya Ya」が聴きたくなる。
舞台は1970年代 文化大革命の頃。 ポスターの写真通り、手足が長くてスタイルの良い
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シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

面白かった! 良い意味でアホらしくて笑わせてもらった。 ちょっとダサくて、超ハンサム イケメンではない所も親しみやすい。
親子で楽しめて、子供が笑ってる横で、家族愛に親はホロっとする、ある
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.1

よく、人生が終わる時 自分の一生が走馬灯の様に蘇ると聞く。
仕事も家族も失って絶望の淵に立たされた男の20年を観客も追体験すると同時に、韓国の激動の時代を振り返る。 「タクシー運転手」や「1
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.6

シュールっつうかブラックっつうか、何ともエゲツないけど馬鹿馬鹿しくて面白かった。
理由はそれぞれ有るんだけど、普通ならそこまではしないことをきっかけに、間違った「やる気スイッチ」を入れてしまった為に最
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.8

全くグロくないのに戦慄させる、なんとも言えない後味の悪さ。 とにかく病んでる。 ヤバい奴で気持ち悪いのよ。 じわじわと引き込まれて、数時間経っても抜け出せない。
この世で見る最
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.7

ジャッキー年取ったなぁ。 「お前もな」と言われそうですが。
ジャッキー・チェンと言えば、屈託のない笑顔が印象的だったけれど、今作では笑わない、とにかく笑わない。 復讐を果たす為なら手段を選ば
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.6

これはトレビアン♪な秀作で観て良かった。
粋で皮肉で巧みな展開と「ザ・芸術」な感じ。
舞台は第1次世界大戦直後のパリ。 出自も性格も年齢もまったく異なる2人の男が巻き起こす前代未聞
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.2

史上初めてユダヤ人で女性最高裁判事となったルース・ギンズバーグの半生。 彼女はご健在なんですね。
歴史を変えたと言われる史上初の男女平等裁判に挑んだ女性弁護士の姿と裁判の行方は、ドラマティッ
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ダンボ(2019年製作の映画)

3.6

ダンボのつぶらな瞳が可愛かった。 悪い物をまだ見てない目。 幼い子供と一緒で、とても可愛い綺麗な目をしていた。 偏見が無いから動物や幼い子供の瞳はキラキラして綺麗なのでしょう。
そして
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ナイアガラ(1953年製作の映画)

3.4

有名な『モンローウォーク』は、この映画のワンシーンだという事で鑑賞。 確かにマリリン・モンローは魅力的で小悪魔の様に可愛く綺麗だった。 映画自体は火曜サスペンスみたいで時間も短い。 >>続きを読む

僕たちのラストステージ(2018年製作の映画)

3.7

アメリカのお笑いコンビ“ローレル&ハーディ“の実話を基にした感動作。 このコンビを私は初めて知ったけど、鑑賞しながらドリフとか何組か日本のお笑いコンビが頭に浮かんだ。 一世を風靡した>>続きを読む

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.7

ティモシー目当てで観たのに、どっぷりスティーブ・カレル目線で観ていた。
「この子は誰なんだろう」 成績優秀でスポーツ万能。 生まれた時からずっと見て来た我が子が、やがて親の知らない顔
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サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所(2017年製作の映画)

3.2

「皆んな通る道なのよ」が悲しい。 芸人くっきーがモノマネしたみたいな顔が怖い叔母さんの支配的な態度と棘のある言葉。 弟の為、叔母さんに怒られない様に、学校でイジメられても、本当の自分を>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

5.0

温かいイイ映画だった。 天使が出てた。
よくぞ見つけて来たなというくらい可愛くてお利口で。
単純明快ベタベタなストーリーなのに、直球ど真ん中の感動モノ、素直に泣けました。 最後は
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