T太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

T太郎

T太郎

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レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

3.7

1029
ダニエル・クレイグ主演でお送りするクライム・サスペンスだ。
コンゲーム的要素もあり、面白い作品だった。

主人公は麻薬の販売を生業とする男だ。
名前はまだない。
いや、あるやろ!

先日観た
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バビロン(2021年製作の映画)

3.8

1028
無声映画からトーキーへと移行しつつあった時代のハリウッド界隈の物語だ。
様々な映画人たちの栄枯盛衰が、ちょっと突き放したような筆致で描かれている。

非常に興味深い作品である。
これは当時の
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フローズン(2010年製作の映画)

3.7

1027
サスペンス・スリラーの佳品。
想定外の面白さであった。

スキー場のリフト上に取り残された、男女3人の悲劇を描いた物語である。

私は運動神経抜群、あらゆるスポーツに精通している男として有名
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テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

4.3

1026
フランス発の音楽映画だ。
今作はオペラがテーマである。
素晴らしい。
実にいい映画だった。

私は古今東西あらゆる音楽に造詣が深い事で有名だが、唯一オペラだけは門外漢なのだ。
からっきしなの
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情婦(1957年製作の映画)

4.2

1025
たまにはクラシック映画でも観てみるか。
てな事で選んだ作品がこれだ!
2回目の鑑賞である。

名匠ビリー・ワイルダー監督、大女優マレーネ・デートリッヒ主演でお送りする、ミステリー映画だ。
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CLOSE クローズ(2010年製作の映画)

2.1

1024
サスペンス・スリラーだ。
間違いなく、普通のサスペンス・スリラーである。

だが、この作品は確かスプラッターホラーという触れ込みだったはず。

ジャケットにはそう書いていたし、オープニング前
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.5

1023
サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム主演でお送りする冒険映画だ。

アクションあり、笑いあり、ロマンスあり、ブラピありのザ・エンターテイメント作品である。

「インディー・ジョーンズ」や
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画家と庭師とカンパーニュ(2007年製作の映画)

4.2

1022
再鑑賞
フランス映画だ。
大好きな作品である。

二人の中年男性が主人公だ。
ジャルダン(庭師)とキャンバス(画家)。
二人は幼なじみである。

故郷の田舎町に移住してきたキャンバスの前に、
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.0

1021
シリーズ最終章を観た。
よくできた冒険ファンタジー映画だ。
面白かった。

実は、最後にちょっぴり泣いてしまった。
オギャー以来泣いた事がないこの私がである。
実に侮れない作品だと言えよう。
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.7

1020
久しぶりに鑑賞。
テレビの再放送を含め何回も観ている。

最初は封切り時に映画館で鑑賞したと記憶している。
物語自体は特段目新しいものではなかったが、テーマ音楽が非常に印象に残った。

私の
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フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

4.3

1019
久しぶりに鑑賞
実にいい映画だ。
やや長尺だが、全く退屈する事なく観終えた。
また観たいと思える映画だ。

物語の舞台はアメリカ南部、アラバマ州の小さな町である。
アラバマと言えば、グレゴリ
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ディセント(2005年製作の映画)

3.8

1018
再鑑賞

イギリス映画だ。
車が右ハンドルだったので確認してみたら、がっつりイギリス映画だった。

あ、嘘。
いつものようにイギリス英語を聞き分けた私は、この作品がイギリス映画だという事を瞬
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マーサ、あるいはマーシー・メイ(2011年製作の映画)

3.0

1017
人間ドラマ、あるいはサスペンス映画。
とにかく物語は静かに淡々と進んでいく。
起伏に乏しく、ドラマチックな展開はない。
途中、かなり寝てしまった。
面目ない。

だから、細かい部分、あるいは
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ジャックとジル(2011年製作の映画)

3.4

1016
アダム・サンドラー、アル・パチーノ共演でお送りするドタバタコメディだ。

ラジー賞作品らしい。
そう言われてみれば、確かにラジー賞にふさわしい風格を備えているようだ。
私は機嫌よく楽しませて
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シンプル・プラン(1998年製作の映画)

3.8

1015
サスペンス映画だ。
じわじわ迫ってくる緊張感と、ほんのりとした胸糞悪さが魅力の面白い作品だ。

坂道を転がり落ちるように、どんどん状況が悪くなっていく過程が面白い。
まるでおむすびのようにコ
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.6

1014
たまには日本のエンタメ作品でも観てみるか。
という訳で選んだ作品がこれだ。

基本的にコメディである。
笑える場面は普通に笑える。
元祖“笑わない男”であるこの私が、一瞬であれクスリとしたの
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THE POOL ザ・プール(2018年製作の映画)

3.4

1013
タイ映画だ。
面白かった。
こういう作品の常で評価はあまり高くないようだが、私は楽しめた。

タイ映画はトニー・ジャー作品しか観た事がなかったのだが、お見それしましたという感じだ。
タイはト
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戦場からのラブレター(2014年製作の映画)

4.0

1012
戦争映画だ。
タイトルから恋愛映画だと思われるかもしれない。
確かに恋愛要素は少なからずあるのだが、そこは全く主題ではないのだ。
これは第一次世界大戦時、イギリスにおける銃後の女性を描いた物
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ROOM-H6(2005年製作の映画)

3.1

1011
スペイン発のサイコ・ホラーだ。
あまりの評価の低さに私は少々怯んだものである。
これだけ低いのも珍しい。
低評価には低評価なりの理由があるものなのだ。

一瞬、観るのをやめようかと思ったのだ
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天使の分け前(2012年製作の映画)

4.2

1010
再鑑賞
このところ、暗く陰鬱な作品が多かったので、何かホッコリできるものを・・・
という事で選んだ作品が、これだ。

聖杯とも言われる極上のスコッチウイスキーを巡る、ハートフル・クライム・コ
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アフターライフ(2009年製作の映画)

3.6

1009
クリスティーナ・リッチ主演でお送りする、サイコスリラーあるいはホラーか。
まあ、そんなやつだ。
アイデアが面白いし、雰囲気もいい。

しかし、モヤモヤが残る。
結局どちらなのだろう?
最後は
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湿地(2006年製作の映画)

3.7

1008
アイスランド発のミステリー映画。
終始、曇天模様の寒々しい空の下、陰鬱な湿地帯の町で繰り広げられる、恐ろしくも悲しい物語だ。

まず、ホルベルクという年配男性の他殺体が発見される。
さほど込
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レベッカ(1940年製作の映画)

4.0

1007
久しぶりに鑑賞。
たまにはクラシック映画でも観てみるか。
という事でこれを選んでみた。
ヒッチコックのハリウッド進出第一作らしい。

かなり古い。
当然、白黒だ。
音声に若干のノイズもある。
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マッチポイント(2005年製作の映画)

3.9

1006
ウディ・アレン監督作品。
ロンドンが舞台のミステリーだ。

最近、ウディ・アレン作品をちょいちょい観ている。
以前は数年に1本のペースだったのだが、このところかなり頻度が上がってきているのだ
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ナイト ミュージアム エジプト王の秘密(2014年製作の映画)

3.8

1005
シリーズ第3弾にして、おそらく最終作だ。
名残り惜しいが、どうも最後らしい。

今回の物語の舞台はダイエー・・・違う、大英博物館だ。
今回、例の魔法の石板に不具合が発生したのだ。
故障か?
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

1004
楽しみにしていた作品。
「シン・ゴジラ」「シン・ジョーズ」に続く第3弾だ。
(ジョーズは違うよ)

私は「ウルトラマン」をリアルタイムで観ていた世代ではない。

しかし、幼い頃に再放送を観た
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闇を生きる男(2011年製作の映画)

3.6

1003
ワッフルでお馴染み、ベルギー映画だ。
終始どんより重苦しいヒューマンドラマである。

序盤は少々眠くなってしまったが、物語が進むにつれてどんどん引き込まれていった。

主人公はジャッキーとい
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ある秘密(2007年製作の映画)

4.0

1002
フランス映画だ。
非常に見応えのある人間ドラマだ。
ナチスのホロコーストも大きなテーマである。

1955年夏、7歳のフランソワ少年は美しい母とスポーツマンの父の下、スクスクと成長していた。
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テッド 2(2015年製作の映画)

3.7

1001
シリーズ第2弾である。
前作を鑑賞して幾星霜。
かなり前だ。
すっかり内容を忘れた。
マーク・ウォルバーグが出ていた事すら忘れていた。

だが、下ネタ満載だった事だけは覚えていたのだ。
私は
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the EYE 2(2004年製作の映画)

3.1

1000
香港発のホラー映画だ。
シリーズ第二弾である。
第一作目がまずまず恐ろしかったので、「2」も観てみようと思い立った次第だ。

私はホラー映画が大好きなのだが、いかんせん恐いと思った事は、ほと
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ジャッカルの日(1973年製作の映画)

4.1

999
久しぶりに鑑賞した。
名匠、フレッド・ジンネマン監督による、サスペンス映画の名作だ。

非常に面白かった。
BGMを極力排して、静かに淡々と物語は進んでいくのだが、そんな中でも伝わってくる緊張
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バハールの涙(2018年製作の映画)

3.8

998
フランス映画だ。
IS、イスラム国と戦う、あるクルド人女性の物語である。

2014年、イラクのクルド人自治区がISによって襲撃された。

バハールは、夫を殺害され、幼い一人息子を拉致され、妹
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シャークストーム(2021年製作の映画)

3.3

997
サメ映画だ。
今や映画界における一大ジャンルをなすサメ映画の一作である。
(個人の意見)

サメ映画は以下の2種に大別できる。
予算ザブザブの大作映画と予算ショボショボのトホホ映画だ。
(個人
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

996
ブラッド・ピット主演でお送りするアクション・コメディだ。
色々な意味でかなり面白い作品だ。
私のお気に入りベスト1000に堂々ランクインである。

日本が舞台だ。
しかも、走行中の新幹線の中で
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シカゴ(2002年製作の映画)

4.0

995
久しぶりに鑑賞。
今やミュージカル映画の名作と言っても過言ではない。
大好きな映画だ。

ハリウッドのミュージカルらしい、煌びやかで明るい雰囲気が素晴らしい。
フレッド・アステアやジーン・ケリ
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.7

994
恋愛映画だ。
コメディ演出も多々あるのだが、ロマンチックコメディというほどコメディ寄りではない。

主人公たちの心情を考えたら、切なくて哀しくて、笑ってばかりはいられないのだ。
まあ、私は笑っ
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