Shintaroさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Shintaro

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リベリオン ワルシャワ大攻防戦(2014年製作の映画)

3.5

一見の価値あり!!
これは最初に言っておきたい。

戦争映画ですが、半分ジョークな作品です。出来がとかでなく、呆れるくらい国を蹂躙し尽くされたポーランドが自虐混じりにやっちゃった大作映画です。本当に金
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回路(2000年製作の映画)

3.8

麻生久美子の透き通るような美しさ、、、
それ以外のヴィジュアルにはひたすら時代感を感じます。
てか小雪の服装は無防備すぎ。あのスタイルであれはあざと過ぎ。
あんなん流行ってたのか?

Jホラーとしては
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機動警察パトレイバーREBOOT(2016年製作の映画)

3.9

親父の影響がなきゃ、パトレイバーもガンダムもボトムズとかも絶対知らないで死んでたんだろうなとふと感じました。

前提として、懐かしむものなのかもしれません、これは。エピソード7的な感覚です。
劇場で周
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ある戦争(2015年製作の映画)

3.6

『偽りなき者』の監督さんの最新作ではどんな理不尽がまってるんでしょうか。

デンマーク軍の隊長が、敵を視認せずに爆撃を命令し、一般市民を巻き込んでしまう。その判断の是非を問う裁判の行方を描く物語。
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

2016年はいい年でしたね〜。

開始3秒で好きなるキャラクターはそういない。のんちゃんの子供とも大人とも言えないトーンは呆れるぐらい頭にスッと入ってきます。
”呉”には自分の死んだ祖父が大和を整備し
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ドイツ零年(1948年製作の映画)

3.9

エゲツないわ…

『禁じられた遊び』での後味と比べたら余韻なんてありません、”残酷”です正に。

相当監督自身の体験が尾を引いてるんでしょう。少年が体験する胸糞悪い出来事の数々、
父は瀕死 姉は体を張
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何者(2016年製作の映画)

4.5


少なくとも今年シネコンで見た邦画では抜群でした。いや、本当凄い…
どうしようもない自分 とか それにムシャクシャする更にどうしようもないちっぽけな自分をモニターを通し、じーっと観てたような後味でした
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31 サーティーワン(2016年製作の映画)

3.6

ロブ・ゾンビ…名前だけに惹かれて見始めたらハマった監督。

ただ今作、正直そこまでノレなかった自分がいて、”あ〜やっぱ俺ニワカだな…”と感じましたね。

でも、誰も文句ないのはヴィジュアルでしょ。よく
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無垢の祈り(2015年製作の映画)

4.5

ポスターがあるか知らないが是非フィルマークスよ、画像を載せて下さい。

画像検索して、そのヴィジュアルが”カッコいい”と思った方はすぐにでも観て欲しい!
ただ余りに公開規模が少ないので映画館で観れたの
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

君の名は に感動を覚えなければ、多分一生手に取らなかっただろう怪作。
これは君の名は の感想になってしまうんですが、今作やあと今までの新海さんのとりわけ『雲の向こう、約束の場所』に見られる恋愛観、世界
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.8

世の中にこうゆう考え方してる奴が居てくれるだけでありがとう。

ついに『チームアメリカ』に並ぶ下劣作が公開されましたね。
R15以内で出来る最大限を詰め込んでおります。
バカでも笑える作品は素晴らしい
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.5

うーん……うーん?

点数とかはあくまで目安に過ぎませんし、役者の演技力には何一つ文句ないですけど、僕はこの物語から涙腺を刺激されるような瞬間はありませんでした。

すごい好評ぶりに反して、今年度マイ
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パッション(2004年製作の映画)

4.3

総合評価を上げたい一心で…

久しぶりに観てもその素晴らしさは変わりません。

決して、痛いだけの映画とかドMな映画、キリスト狂信者の映画とかと吐き捨てていいような映画ではないですよ。
逆にこれ以降、
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劇場上映 ゴーゴー 日本アニメ(ーター)見本市(2016年製作の映画)

4.1

最高か…。

バルト9行くたび流れてた予告。
その時点で ”あ、ヤバ…” と胸が高鳴り パトレイバー出てきた時点で ガン決まり。
後で調べたらYouTube にほぼ全話上がってましたわ…。まぁ、でも初
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.9

早稲田松竹のこの二大バイオレンスの組み合わせは素晴らしいですね。
ディストラクションと合わせて鑑賞しました。

全くと言っていいほどノータッチで見にいったので、主人公には同時に二つの恐怖が襲いかかる映
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.7

お前は誰だ?

結局のところ柳楽優弥の怪演(まさに怪演!)がいい意味で一人歩きしているカッコよさ。
その刹那的な怪物のオーラたるや、周りに菅田将暉や池松壮亮、小松菜奈、でんでんとかとか…実力派が小物に
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CUT(2011年製作の映画)

3.8

何その商売⁉︎

西島さんが映画狂人として暴れまくります…といか一方的にボコボコにされます。かなりズタボロにされるので西島ファン(特に女性)は辛いかも。まぁそれも込みで興奮する事も出来ると思いますが。
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レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

3.3


”レッドタートル”などというギリギリなタイトルの割に静かな展開。

無人島に1人、もう生き地獄のなかを彷徨い続けるしかない と思っていた矢先赤亀が美女に変身。
ウッヒョー!としかならない展開、その
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.3

ここ最近おかしい。
一年で洋画より邦画を見る事なんてちょっと前まではまずあり得なかった。
内心邦画を馬鹿にしていた自分が憎い。
『君の名は。』でも感じましたが、純愛の描き方が上手い。”クドく”ないし”
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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

3.6

新文芸オールナイトにて、
初めて原監督の顔を拝めたけど、なかなかリアルにイカツイ風貌でしたね。酒入ってトークに力が入ってて迫力ありました。
ジャケットは誰もが知ってると思いますが、見事に勘違いしてまし
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.7

蒼井優さん声優上手過ぎ。

花とアリスって殺人事件とか言うくらいだから『告白』級のヤバい内容かと思いきや、思いっきり青春ドラマでこれは意表を突かれた。
というか実写版の方を見ていなかったので何にも知ら
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ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

3.9

完全に舐めてたわ、、
テレビ観てません、すいません。
故に名前なんて覚えられない。
でも名前とかの前に国柄や性格が濃くてそれぞれ愛くるしいキャラばかりで顔で覚えときゃなんの問題もありません。
本編前の
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同級生(2015年製作の映画)

3.0

なるほど…僕にBLはまだ早い

なんて言うか変な意味でなくて、結局どっちかがネコっぽくならなきゃBLは成立しないのかな
なんか普通の男女の恋愛を男同士にしただけに見えてしまう。
もっとこう、Gonin
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DRAGON ドラゴン(2015年製作の映画)

3.6

ロシア製⁉︎

これは濃厚なダークファンタジーが拝めるぞ!と勝手に物語を膨らましていました。ジャケットの匂いからしてエモい、こうなんて言うか哲学っぽいシュールレアリズム的な 厨二を拗らせ倒したアニメ映
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さまよう魂たち(1996年製作の映画)

3.8

製作ロバートゼメキスと名前が大きく載った後で控えめな感じにピータージャクソンの名前が。
ニュージーランドにこだわる監督はやはり今作も全編母国で撮影を行った。

いやー良いですね、ある程度グロいところが
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指輪物語(1978年製作の映画)

2.5

これはヤバい。

実写版の『二つの塔』のラストでハッピーエンドにしてしまっています。
昔のディズニーと同じ”ロトスコープ”という手法で人物の動きを撮ってからそこへ絵をペーストしていく手法ですが、動きが
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リンガーズ 〜ロード・オブ・ザ・ファンズ〜(2005年製作の映画)

3.6

好きな奴ぐらいしか観ない一本。

ドキュメンタリーにしては大して面白くないテレビ級の内容。
ナレーションをメリー役のドミニク・モナハンが全て務め、指輪物語が如何に人々に愛されてきたかの遍歴を辿る。
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

……うそやん

DC映画の3度目の正直…だったのは予告まで。
このところDCユニバースの作品はダークナイトが異常だったということに痛いほど気付かされる結果に終わる。

別にCM詐欺とまで言いたくないで
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残菊物語(1939年製作の映画)

4.4

日本人の息吹。
日本の映画界において 黒澤明の対照とされるのは小津安二郎を想像するが、この溝口健二という人に触れて 黒澤との非常に面白い陰と陽の関係を感じます。

黒澤が男性的で外国的な感覚と表現する
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マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

3.9

総評価3.4はびっくり。
もっと高くても良いのに。

こちら、配給宣伝がほとんどされなかったために、ひっそりと上映されたマイナー作品。
絵から分かるように、ジブリ的ノスタルジーを感じる舞台で田舎の匂い
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ハーモニー(2015年製作の映画)

2.6

原作未読ですが、もうちょい面白くしようがあったかもしれない作品。
なかむらたかしと聞いて期待しましたが、どうも平凡な作風に感じました。特に残念なのは原作がどうかは知りませんが、動きが勿体無いほど無い事
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.4

あぁ、、いいわ……。

”君…夢で会ったような…” 女の子に言われたら死んでもいいセリフ。そのセリフ1つでストーリーを作ってしまったような、妄想の究極系がこれ。


『雲の向こう、約束の場所』において
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KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV(2016年製作の映画)

3.2

結果、ps4が家にないし買う予定もない俺には虚しさだけが残った。

いや、でもCGのレベルは怖い。ここまで来ちゃいましたかと。

剛ちゃん…。日本で一番悪い奴らでチョー株上がったのにな。
やはり声優と
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.7

なかなか当たり外れ多い監督さんですわ。
しかし、こいつは面白い。
そもそもギレンホールな時点で2時間は余裕。
ロス市警のノーマルデカが”俺には壮大な計画がある”といって無許可で手持ちカメラを回し実況す
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TATSUMI マンガに革命を起こした男(2010年製作の映画)

3.8

”劇画を観る”

要するにファンムービーです。
心酔しきったファンである監督が原作者のために心血を注いで映画にしています。
アイデアがいいですよね。自伝としてドキュメンタリーを撮るんではなく自伝を漫画
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

3.6

男が言うとキモいですが、絵柄が超かわいいです。

とりあえず絵に酔ってしまっていたためお話が二の次に…。
これは普通に集中していなかっただけなので、レビューとしてどうなのと思いますが絵を観に行くだけで
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