あささんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ポネット(1996年製作の映画)

3.8

「悲しむのはやめて」
「悲しんであげなくちゃ」

切ない。大人の対応(特にパパ)見てて悲しくなる。ポネットがずっとまっすぐで、本当にいいママに育てられたんだなと思いながら見てた。みんな可愛いけどマチア
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.7

初っ端から大水洋介でびびる。ひぐらしの爪剥がすシーン読んで体調崩した小学生の頃を思い出した。あれが罷り通っていたの恐ろしい。インディー感、ザ日本カルチャー、非現実的なキャラクターなのに映画とマッチして>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「何かない日なんてないの」
「なあんかさ、人生って、変」

共依存すぎて怖い。依存せざるを得ないふたり。原作の画の力強さが印象的だったから、もちろん映画は別物として見るしかないのだけれど。永野芽郁は優
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エコール(2004年製作の映画)

3.2

終わりから始まった、ではないけれど静かなクレジットの羅列があまりにも長く続くから初っ端から怖かった。これも『キャンディ』『ひなぎく』と並んでずっと観たかった映画。つまりはロリータですよね、むかし興味が>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今見たとて正しく評価できる気がしないし、苦しい気がしてたけど今日は行ける気がした。この映画が映画として撮られて、世に出たことを胸を張って評価しなければいけないのに、自分がこの作品を今評価することすら怖>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

-

マックスの世界からここまでの3年間に何があった?何があったの?誰か?チャプター構成も、細かいセットもガチガチに土台出来上がっててびっくら。ベン・スティラー苦手説を提唱して久しいけどこれは良いベン。疲れ>>続きを読む

ホテル・シュヴァリエ(2007年製作の映画)

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ナタリー・ポートマンのベリショ素敵〜!『テネンバウムズ』と『アクアティック』を見ないといかん。『天才マックスの世界』からここまでに何があった、本当に目覚ましいな。なんの気なしに観たらもう出来上がってた>>続きを読む

アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.4

「紙切れのように軽薄な男」語彙好きすぎる。笑えるとこは笑えたけど、退屈なとこはちゃんと退屈してしまった〜。ここから監督もキャストもちゃんと売れていってんのすごいな。この時にこの映画を見つけてた人、いた>>続きを読む

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.6

折角なら一作目から見た方が良かったかな?この時点であらかたスタイルが出来上がっててオモロイ!ビル・マーレイ暇なの?って感情が声に出ちゃった。おもろすぎ。マックスが強引になるシーンで「キモーイヤダ、ムリ>>続きを読む

愛・アマチュア(1994年製作の映画)

3.4

これ最初に見てたらそんなにハル作品ガツガツいけなかったかも。ピザとドリンク爆注入してどんどん髪散らかってくエドワード。イザベル・ユペール、この時から今までそんなにビジュ変わってないの怖い。何でハル映画>>続きを読む

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.7

わかった。ハル・ハートリーの言葉が好きだ。登場人物から滲み出る思想が好きだ。へなちょこダンスシーン、好きすぎる。て思ったら特記してる人多くてワーイワイしてる。観てる間に3回くらい映画変わったような気が>>続きを読む

おなかすいた、寒い(1984年製作の映画)

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カワイイ!で感想を片付けるのは浅はか!でも可愛い!堂々巡りでこんなにテンポ良くなるのすごい。

トラスト・ミー(1990年製作の映画)

4.8

"He's dead."このくだりまで3分。3分間でもう面白いのが分かる。まだこれから開拓していくから希望の4.8。(て書いてからハル作品を見たけど、これが一番好きだなあ。)

I had a bad
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マイ・シークレット・ワールド(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

サラ・レコーズのこと、映画を通してはじめましてだった。サラを畳んだ後に大手に移ったクレアが、新しい職場でロールモデルを見つけられなかったこと、大手とインディーの音楽の取り扱いのギャップを感じたこと、全>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

絶対自分から見に行くことはないかと思ってたけど、観に行けました。主人公がどの子かも知らなかった初見です。一緒に見たつむくんに開始5分前くらいに指導されました。だからキツネと呼ばれてた彼をしばらく心の中>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

5.0

【総括】
・179分間で一番浮かべた表情→🫣
・最後の方、笑いで椅子が震えてた。
・inteRRRval つってんの、休ませろ。
(休ませなくていいよ。)
・ナートゥ、うちら踊んなくて大丈夫?
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

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超〜久しぶりにみた…ラストシーンしか記憶なかった……。改めて原作とは全然違う話になってるの面白いよなあ…。手書きアニメーションやっぱ良いなあ、だけどちょっとずつCGをトライしてるのも時代だあ。変装のひ>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.7

許可もらう前にビラを完成させてるタイラーかわいすぎるな。オタクすぐ泣いちゃってかわいい。ママの前ではちびパンダなメイメイもかわいい。アジアの文化イメージ錯綜爆発すぎて大丈夫かな?と思ってたけど良かった>>続きを読む

オケ老人!(2016年製作の映画)

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正月になんでこれ見るんやと思いながらも地上波でやってるのを半強制的に見せられました。杏ちゃんの輪郭が終始綺麗…。それだけが記憶に残った…。

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.6

新年初映画これだった〜歌がよい!そこそこ!ラーヤと同じ年に公開だったのが信じられない…。

ハードエイト(1996年製作の映画)

3.8

す、好きじゃ…。『コーヒー&シガレッツ』を見た後に見たPTAさんの短編"Cigarettes and Coffee"(字幕はないけど転がってる)を長編に引き延ばしたんか?って感じでとてもオモロかった!>>続きを読む

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

リクエストにより連行されましたが、私、原作知らず。なんなら『動物のお医者さん』(こっちも未読)と勘違いして獣医の話だと思い込んで出発している。他の人のレビューちらちらみてたから薄々予感してたけど、ほん>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

1.0

こんなに何も残らない映画久しぶりだあ…。テーマから気になってたけど、すごい白けてしまった…。シンデレラあたりで脳裏によぎるカミラ・カベロ…。これがアセクアロマの声を代弁してるって思われたくないなって思>>続きを読む

ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

4.0

アサヒの缶ビールと箱入り中華🥡このシチュエーションだけでもうこの映画が好き。2011年制作なの驚き。オススメしてもらったんだけど、これを勧められるってどんな人間に思われてるかとか考えちゃうね。だいぶ違>>続きを読む

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

3.3

岸井ゆきの嬢の搾り出すような「…馬鹿……!」で流石に笑っちゃった。マジで馬鹿しかいない。劇伴なくてショットもほぼ変わらないのに全然退屈しないのはすごいな。こんなに生々しい映画見たの初めて、ていうかかな>>続きを読む

ポラン(2022年製作の映画)

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眠らせていた第三弾。図らずも少し前に見た『ユー・ガット・メール』を思い出しちゃう。手紙が電子メールになった頃の98年ですら町の書店が畳まれる切なさを描いていたのに、と思ったけれど、現代だからこそポラン>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

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クリスマスに見る定番映画ってないな〜のくだりから、これ見よって言ったのに自分が10分残して爆睡した。ハナさんが街の赤子の顔確認していくシーンで声出して笑ってたのにそんな急に落ちる?はじめての今敏。のっ>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.7

うららと雪の若い頃の幻影が同じ体制で絵を描いてるシーン、眩しすぎて泣いちゃう。先日、太古の昔に揃えたペンとかインク、原稿やトーン、全部捨てちゃったの。そんな自分が悲しくてまた泣いちゃった。幾つになって>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.9

眠らせてた先週の映画館記録です(^-^)

こんな可愛い映画だと思ってなかった〜!ちょっと違うけどどこか沖田監督のような雰囲気もあり。九州男児文化ってキツそうだな〜という本当〜にただの偏見があったけれ
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トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

3.9

え〜シリーズ最後の最後でめっちゃ好きだった。テーマは「博愛」なのにお犬様に優しくない映画。3作の中でもいちばん色が目に留まる赤。信頼、友情、なんと形容したら良いか分からないけれど型にハマらない絆や繋が>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

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まあイヴだし、折角ならスクリーンで…と思ったら朝早くて普通に途中夢の世界へ旅立ち結局配信で復習した。既視感あると思ったら『天使のくれた時間』つながり。そっちのレビューでも書いたけど私は時間軸弄られるの>>続きを読む

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.5

テーマは「平等」?だよな。これが平等なのは狂気だな。だから青よりも好きだった。三部作でもこんな変わる?てほど構成がコミカルに変わってて驚き。

白だけど赤いシーツに包まるドミニクが綺麗。真っ白になるシ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも研ぎ澄まされて隙のない99分間。どう表してもきっと言葉じゃ足りない。ケイコが笑ったら私も幸せ。フィルムを通して見る足立区、新旧が混ざり合う街並みがいつだって好きだけど今日見たのはあまりにも懐>>続きを読む

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.4

むかし一回挫折してやめてしまったのです。今なんか走れてるし行ける気がしたのです。

"Trois Couleurs"3色。Troisはトロワなのにトリコロールになるから言葉って不思議。そんなことはさて
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

3.7

久しぶりに試写枠をいただきました。トニ・コレットが出てたら既にちょっとした安心感がある。『ライド・ライク・ア・ガール』割とまじに大好き人間なので馬映画にも安心感がある。つまり見る前から安心しきっていた>>続きを読む

ワンドゥギ(2011年製作の映画)

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韓国だと半地下の映画がよぎるけど、屋上も安い。オクタッパン(屋外小屋)ていうらしい。『キム秘書』でも吉沢亮ぽい顔のドケチイケメンが屋上に住んでたね。思ったことは割とそれくらいかなあと。あれ?これ本で見>>続きを読む