たむたむさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

エスケープ・ルーム2:決勝戦(2021年製作の映画)

3.2

記憶が新しいうちに鑑賞。

ある共通点を持つ、年齢も立場も異なる男女たちが、強いられる謎のデスゲームからの脱出を描いた『エスケープ・ルーム』の続編。

前作の生存者であるゾーイとベンの二人が続投。
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.6

【自分の子供が懐かない】
『ザ・キラー』のティルダ不足補完のため鑑賞。
ライオネル・シュライバーによる、同名ベストセラー小説をもとにした作品。

幼い頃から、自分だけに悪意を向け続けた息子が残虐な事件
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.8

「彼は死ぬことを拒んでいる」

1944年・第二次世界大戦末期を舞台に、金塊を掘り当てた老兵とナチスドイツ兵との、金塊をめぐる攻防を描いたバイオレンスアクション。

普段アクションや戦争ものは余り観な
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.1

娘・母・祖母3世代を繋ぐ、喪失と癒しをテーマに綴った、『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマ監督・脚本によるファンタジーヒューマンドラマ。

両親と共に、亡くなった祖母が住んでいた森の中にある一軒家を訪
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.8

2018年度「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM」で準グランプリに輝いた作品。

【ちぃ坊とたぁ坊の気まぐれ映画探訪】
第6弾は私が選定したこちら(꜆* 'ᵕ' )꜆

売れ
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.6

【映画を見た。神様に会った。】

昼時にBSで放送していたのでランチ鑑賞。
原作・原田マハの同名小説を名匠・山田洋次監督が手掛けた、映画愛あふれるヒューマンドラマ。

たぶん自ら手を伸ばすことは無かっ
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血の祝祭日(1963年製作の映画)

3.3

ランタイム70分以内で目についた作品。
探せばあるもんだ(笑)

「血糊のゴッドファーザー」なる異名を持つハーシェル・ゴードン・ルイス監督による、カルト的人気を誇る世界初のスプラッタホラー。
というこ
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.5

見放題終了間際の滑り込み鑑賞。
エドワード・ノートンが監督・製作・脚本・主演を務めるアメリカンノワール。ほか、フルース・ウィリスやウィレム・デフォー、アレック・ボールドウィンら豪華なキャスティング。
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デス・レター 呪いの手紙(2017年製作の映画)

2.5

見放題終了間近リスト内に、B級感のプンプン臭うタイトルを見付けたので鑑賞。こういうの定期的に観たくなるんですよね(笑)

会社宛てに間違って届いた手紙の配達依頼を受けた男、イーゴリが体験する奇妙な体験
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.6

これでウェス監督の主要実写作品は、ほぼ制覇…かな。

父の死をきっかけに疎遠となっていた3兄弟が繰り広げる、インド珍道中をユーモアを織り交ぜながら綴った、ウェス・アンダーソン監督によるハートフル・ロー
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ホテル・シュヴァリエ(2007年製作の映画)

3.0

ウェス・アンダーソン監督が『ダージリン急行』を撮影する前に制作した作品ながら、プロローグ的な役割をなす13分のショートムービー。
劇場公開時は本編の前に上映されたらしい。

パリのホテルの一室に宿泊し
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イン・マイ・スキン 人には言えない、私が本当にしたいこと(2002年製作の映画)

2.7

これが長編監督デビューとなった、マリナ・ドゥ・ヴァンによる、自傷癖のある女性の姿を描いたフランス映画。マリナは監督のほか脚本、主演もこなし、作中ではヘアヌードまで披露しています。

公私共に充実した生
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.6

昼時にBSで放送していたので再鑑賞。
イギリス人作家ダニー・ウォレスが自身の経験を元にした同名書籍を、ジム・キャリー主演で映像化。

ネガティブ思考で何事にも「ノー」を突きつけて来た男が、全てを肯定す
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.3

撮り溜めていたCS録画にて初鑑賞。
昨年スピルバーグによるリメイク版も話題となった、傑作ミュージカルのオリジナル。

1950年代のNYを舞台に、ポーランド系移民の不良グループ=ジェット団と、プエルト
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.7

主演ベン・アフレック×監督ロバート・ロドリゲスのタッグによる、アクションサスペンス。

劇場予告で気になっていた作品。鑑賞するか否か迷ってましたが、フォロイーさんたちの評価にバラつきがあったので、もう
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.0

【すみやかに遂行せよ】
映画はしごDAY2本目はこちら。

フランスの同名グラフィックノベルを原作に、『セブン』のアンドリュー・K・ウォーカー脚本、名匠デヴィッド・フィンチャー監督により映像化されたク
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.7

【生きていることに感謝】映画はしごDAY1本目。
劇場予告観て気になってた作品。

『私は最悪』の制作スタッフと、本作が長編2作めとなる新鋭クリストファー・ボルグリ監督・脚本による、自己愛性パーソナリ
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レフト ー恐怖物件ー(2020年製作の映画)

3.0

ケビン・ベーコン×アマンダ・セイフライド共演、『ジュラシック・パーク』などの脚本を務めたデビッド・コープが監督・脚本を手掛けるサイコスリラー。

幼い娘エラとともに田舎の一軒家で休暇を過ごすことになっ
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ザ・ウェイバック(2020年製作の映画)

3.5

『サウスポー』観た流れで見放題終了間近の鑑賞。

元バスケットボールの天才プレーヤーとして有望視されていた男が、いつしか酒に溺れ、結婚も人生への希望も失っていた矢先、母校のバスケットボール部コーチに就
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.5

「守れなきゃダメなんだ」

『トレーニング デイ』や『イコライザー』などで知られるアントワン・フークア監督とジェイク・ギレンホールがタッグを組んだドラマ。
アマプラ見放題終了間近だったので鑑賞。

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ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

4.0

「タイムトラベルは面倒くさい」
Amazon studio×ジェイソンブラム製作作品。
TLを賑わせていた本作を私も例に漏れず鑑賞♪

35年前に起きた連続殺人事件の犯人“スイート16キラー”と同一犯
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.2

CS録画したまま放置してたハロウィンムービー。
作中の時期はクリスマスっぽいけどw

『チャーリーとチョコレート工場』で知られるイギリスの児童文学作家ロアルド・ダールよる原作をもとに、『BTTF』のロ
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.4

「神様に嫌だと言えますか?」

アメリカの新聞「ボストン・グローブ」の記者たちによる、カトリック教会のスキャンダルを暴いた実話をもとに描いた社会派ヒューマンドラマ。

キャストにはマイケル・キートンは
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.4

アマプラ見放題終了間近の滑り込み鑑賞。

幼い頃に養子としてアメリカに渡って来た韓国産まれの男が、移民法によって理不尽に愛する家族と引き離される悲劇を描く社会派ドラマ。

キャシーと連れ子の娘ジェシー
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余命10年(2022年製作の映画)

3.5

【20センチ先の君の方が遠い】

2017年に逝去した小説家・小坂流加が自身を投影した原作をもとに、藤井道人監督が小松菜奈と坂口健太郎を主演に迎え映画化した作品。金ローにて。

数万人に1人という不治
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.7

【過去鑑賞記録】スルー推奨
『シスター 呪いの秘密』を観た流れで再鑑賞。

実在する心霊研究家ウォーレン夫妻が追った事件を描いた、ジェームズ・ワン製作『死霊館』シリーズの続編で、ユニバース3番目にあた
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.5

テレビアニメシリーズ『機動戦士ガンダム』の第15話を映画化した作品。兄の追悼として。

地球連邦軍パイロット・アムロと仲間たちが、無人島の残敵掃討司令中に遭遇した、島にいるはずのない子供たちと暮らす、
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.9

ジェームズ・ワン製作『死霊館』ユニバース9番目にあたる作品で、『シスター』スピンオフの続編。フランスの寄宿学校を舞台に、尼僧アイリーンと悪魔ヴァラクの対峙をスリリングに描く。

『死霊館』ユニバースシ
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.6

ジェームズ・ワン製作『死霊館』ユニバースシリーズのひとつ。最新作予習のために鑑賞。

ルーマニアの修道院で不可解な死を遂げたシスターの死の真相を探る、バーク神父と見習い尼僧・アイリーンが、人間界に現れ
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クライモリ デッド・エンド(2007年製作の映画)

3.8

溜まっているレビューをポストしつつ、ボチボチ再開していきますので宜しくお願いしますmm

サバイバル番組撮影のため、とある森へ足を踏み入れた参加出演者とTVスタッフが、そこに潜む異形人喰い一家の餌食と
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ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.6

※最後にお知らせがあります
『007』シリーズのダニエル・クレイグと、オスカー女優レイチェル・ワイズ主演、ジム・シェリダン監督によるサスペンススリラー。

愛する家族とともに引っ越してきた新居が、過去
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ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス(2020年製作の映画)

3.0

スペイン風邪が大流行する第一次世界大戦後の時代を舞台に、遺体と遺族を撮影する"遺体写真家"トーマスが、とある少女と共に呪われた村の秘密を解き明かしてゆく、ハンガリー産オカルトホラー。
偶然CSで放送し
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.9

【永遠を壊したのは、僕。】

第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリに輝いた作品。

もうとっくに終映したものとばかり思っていましたが、『ヒンターラント』を上映中の劇場ラインナップに
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ヒンターラント(2021年製作の映画)

3.7

終映間近との事で、急ぎ観に行って来ました。

第1次世界大戦後、ロシアでの過酷な捕虜収容所生活から開放され、ようやく帰郷した元刑事ペルクが、帰還兵ばかりを狙った連続猟奇殺人事件の真相に挑む、ダークファ
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13日の金曜日(2009年製作の映画)

3.1

今日は13日の金曜日!と言うことでこちらw
もちろんオリジナルは過去に何作か鑑賞済み。
美しい湖畔で続発する猟奇殺人事件と、怪物・ジェイソンにまつわる謎を新解釈で描く。

『テキサス・チェーンソー』の
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盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~(2018年製作の映画)

3.9

盲目を装い音楽活動を続けるピアニストが、演奏に招かれた豪邸で、偶然にも殺人現場を目撃してしまったことから窮地に陥っていく様を描く、踊らない・歌わないインド産クライムコメディ。

『ジュリア(s)』で長
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