denizさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

「死んでもかわいい⭐️」

いつだって日本の"かわいい"と世界の"cute"には大きく分厚い壁があった。
そして今…ついに世界は"kawaii"の究極体を手に入れてしまった…!!(大袈裟)

いや、"
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.6

「邪念を払え。自分の中の小宇宙を感じろ」

恐る恐る感じて来ましたよ…
ハリウッド産の小宇宙を…!

ちなみに私はベットの下に漫画全巻安置、アニメ放送当時親にねだって黄金聖衣のフィギュアを必死に集めて
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

-

「兄のように気高く生きるか、俺のようにやり遂げるか」

皆さま明けましておめでとうございます。
年末繁忙期の合間を潜り、心のデトックスよろしく、おいおい泣く意気込みで観に行った思い出レビュー。
いやぁ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

「7つの悲しみはごめんだ」

【宣誓】
ワタシは東京タワーとマウントフジとサムライが謎に一枚絵に収まっちゃう系アメージングジャパンが大好きなタイプの人間です。

あれ?これって邦画だったっけ?な始まり
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.9

「空母で会おう」

開始と同時に隣のお姉様が静々と涙されていてなんかもうそれに感動…🥲
それだけ待ちに待たれた映画だったということなのでしょうね…
でも確かに、初っ端の"Paramount"のロゴタイ
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トップガン(1986年製作の映画)

3.7

「空での君は亡霊を追っているようだ」

噂の『マーヴェリック』が観たくて観たくて。
恥ずかしながら名作『トップガン』と初対戦。
以下、ミリしら初見者による興奮冷まさぬ戯言です。笑

なるほど、パイロッ
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犬王(2021年製作の映画)

3.8

「これは奪われて奪われたものたちの物語」

時は室町。
呪いを受け、異形に生まれた能楽師の犬王と、
平家の呪いを受け、盲目となった琵琶法師の友魚。
ふたりの盛者必衰を描いた、想像してたより遥かに陰々滅
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

「リスペクトの心さえあれば、我々は必ず共存できる」

初登場時ピンヒールでダッシュしてたあのクレアが、襲い来る巨大イナゴの群れを斧でぶっ叩いてたんですよ!!
めちゃくちゃ感動じゃないですか…?!
(そ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

-

「カラータイマー 無い どうして」←検索。

なるほど、そもそもの原案にカラータイマーは無かったんですね…!

やはりこの映画、賛否の分かれ目は"ウルトラマン"への造詣の深さなのでしょうか。
恥ずかし
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

「来る12月24日、我々は百鬼夜行を行う」

アニメ最終回に突然夏油傑の"宣戦布告"が流れてからはや幾月。
物語の日付通り、12月24日に公開日を迎えるという稀有なライブ感。
(ありがたく日没を狙って
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モービウス(2022年製作の映画)

3.7

「それが科学だ」

MARVEL史上最大に死を纏った主人公。
いついかなる時も、当たり前に死が寄り添っている。
ヴェノムに端を発した、いわゆるヴィランを主人公に据えた第3弾。

生まれつき遺伝子に欠陥
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

「いつの間にか、超えてはならない一線を超えてしまった」

苦いぜ…激苦すぎるぜ…ギレルモ監督…。
どうしても題材が似ているのでつい対比してしまうが、
なんと救済の無いグレイテスト・ショーマン 。
バー
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.9

「恐怖は武器。影は…俺だ。」

こんな危ういヒーロー見たことない。
青年期特有の不安定さ。
『ジョーカー』を観た時も危ういと思った。
でもかの作品の彼の危うさは、不可解にぐにゃりと曲がる不気味な危うさ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

「僕たちは異質なものを見掛けると本能的に攻撃したくなるんだ」

いやもう"アニータ"に尽きます…。
自分の赤いベルトをマリアにつけてあげるアニータ、最高にイイ女過ぎませんか?
演じるアリアナ・デボーズ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

-

「さらば、"ゴジラ"よ。」

ゴジラのゴジラたる所以とはなんだ。
二足歩行する大型爬虫類ならば、すべからくゴジラなのか。
自分の中ですら定義がわからなくなってきた。
私の大好きだったゴジラってなんだ?
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.4

ジュワッ!!!

…すみません、ラスト3分でそれまでの感想が全てふっ飛びました。
観てる最中、こりゃ出オチストーリーかなぁ…とか思ってごめんなさい。
あまりの衝撃にアドレナリン大放出でエンドロール中ず
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355(2022年製作の映画)

3.7

「相棒ってすぐ死んじゃうから嫌よ」

大切なものは人それぞれ。
尽くす国も仕える組織も人それぞれ。
でも何かを守りたい想いは一緒。
だから必要とあらば、清濁もプライドも飲み込んで、昨日までの敵とも手を
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.8

「変革のど真ん中で、剣に生きよ。」

カルメンのアリアでも有名な、ゆるやかな4分の2拍子が特徴的であるハバネラ。
3連符を多用した独特の旋律が印象的だ。
新選組を一躍"時の人"へと引っ張り上げた池田屋
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.8

「狙わなきゃ当たらないよ」

MCU新時代の到来。
エンドゲームの色を濃く残したFFHやブラック・ウィドウ、他ドラマシリーズとは異なり、これからの10年を担うべき真新しいヒーローの誕生。
その瞬間に立
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

「正義の面して悪いことやってる奴が一番悪い。」

前作から3年が経ち、昭和から平成へと時代が移り変わった今作。
特有の泥臭さが若干鳴りを潜め、良くも悪くも幾分観やすい仕上がりになったなあという印象。
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

「僕はスーパーヒーローだ!」

注:ヒーロー映画ではありません。

潔く地上波放送を諦めた仕上がり。
前作に足りなかった"決死"(スーサイド)の意味を再確認するところから始まる壊滅アクション。
どうか
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.6

「悪には悪で対抗を。」

言わずと知れたDC悪役オールスターズ。
毎回冒頭30分くらいまではめっちゃ面白いじゃん!とのめり込むのに、何故かお話のクライマックスに至る頃には集中力が尽きてしまう悲しいスー
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.9

「この町の音を聞きたいの。」

NYの片隅、ワシントンハイツ地区。
ドミニカ、プエルトリコなど、ラテン系の国々からのたくさんの移民が住む地域。
飛び交うスペイン語、陽気なラップ、ホースから出た水が地面
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.7

「彼女は走りながら考えるタイプだ。」

ありったけのワクワクをかき集め、探しもの探しに行く系アドベンチャー。
秘宝、遺跡、洞窟、呪い。
やはりこの手を作らせたら手堅いですねー、さすがディズニー。
夢の
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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.9

「捨てていきたい辛い思いや、持って帰りたくない思いがあったりしたら、全部空に捨てていけ。」

広大な美しい緑の芝生を整然と埋め尽くす、夥しい戦没者の白い石碑。
穏やかに、静やかに。
その光景は、感情に
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.7

「よく2が作れたよ!」

まっすぐもふもふのお尻を目指して行ってください。
ぴくぴく震えるとても可愛い毛玉がいます。
それが全てです。笑
いやー本当に可愛いかったんです。笑
隠し味として、都会に行く話
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もうひとりのシェイクスピア(2011年製作の映画)

3.8

「"言葉"が王国に勝利したことがあるか?」

ローランド・エメリッヒ監督による「シェイクスピア別人説」を題材とした本格派史劇。
孤独な女王、平民出の宰相、それを妬む貴族、玉座を窺うスコットランド、宿敵
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.8

「君はいつも急に来るね。」

え、ヒナタ可愛い…。(一目惚れ)
原作もアニメも未見ながら、ポスターのビジュアルと今旬俳優目白押し!なキャスティングに惹かれて鑑賞。
いやー面白かった!
タイムリープ系へ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.9

「ポイントは、はじめて自分で決めたってこと。」

おかえりMARVEL‼️
エンドゲームからの2年に思いを馳せ、ナターシャへの愛を深める133分。
(上映開始直前のMARVELの予告?ですでに感極まり
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.8

「今夜は晴天だ、望遠鏡を出そう。」

20年間連れ添ったパートナーが、不治の病を宣告されたら。
貴方は、ふたりは、最期のときをどう迎えるか。
そんなシンプルなストーリーを、コリン・ファースとスタンリー
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.9

"彼女はデザイナーか、破壊者か"

デザインという言葉の語源は“計画を記号に表す”という意味のラテン語から来ているらしい。
つまり、問題を解決するために思考・概念を組み立て、それを表現することと解釈で
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.8

「これは劇でも映画でもありません。
現実の奇跡、奇跡の怪事件です。」

『GODZILLA vs KONG』公開のひとり前夜祭として、今ひとたび原典であるゴジラオリジナル(1954)を。
人類は度重な
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.8

「ベスパを手に入れて、世界を見にいこう!」

北イタリアの美しい港町を舞台に、シー・モンスターの少年が人間の世界へと足を踏み入れる冒険物語。
何の予備知識もなく観始めたら、おや?これはリトル・マーメイ
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.7

"ああ、光など要らぬ
シルヴィアがいないのならば
喜びなど要らぬ
シルヴィアがいないのならば"

若き日のシェイクスピアの恋模様を軽快に描いた恋愛史劇。
イングランド黄金期エリザベス1世の治世である1
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.6

「NYを救っておバカな受付を取り戻そう!」

地上波の放送開始に間に合わなかったのが悔しかったのでネトフリにて久々鑑賞。
主要メンバーを女性に変更してリブートした今作。
せっかくなのでオリジナルも見返
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.9

「…私が、一歩を踏み出す。」

東南アジアを思わせる、架空の古代アジアを舞台としたディズニーの異色作。
不吉な煙の怪物によって分断された世界をひとつにするため、大切な人を取り戻す為、主人公ラーヤが伝説
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