リドリー・スコットの最新作であり、この12月に公開、しかもナポレオンの伝記映画となればもっと盛り上がってもいいと思うのだが、どうもいまいちノリが良くない印象がある。
僕自身、ナポレオンの名は知ってい>>続きを読む
毎回センセーショナルな内容で驚かしてくれる奇才、ギャスパー・ノエの最新作。
というよりも、やっぱり主演がダリオ・アルジェントというのがインパクト大なわけで。
ってことは、ノエ版ホラーかジャーロみたい>>続きを読む
三池崇史監督の最新作は、このミスで大賞受賞したという、倉井眉介氏原作の映画化。
サイコパスにて弁護士でもある二宮(亀梨和也)は、知人のこれまたサイコパスで医師である杉谷(染谷将太)と共謀して、悪いこ>>続きを読む
他の監督や作品をこき下ろすだけでなく、観客をもバカ呼ばわりする、荒井晴彦監督作品。
そんなことだから、なんちゅうことを言うクソジジイか。
観客あってなんぼやろ、と強烈な拒否反応を起こし、ファースト・>>続きを読む
ちょうど昨年の今頃、深い感銘を受けた『散歩時間〜その日を待ちながら〜』の戸田彬弘監督の最新作。
舞台は大阪は東大阪市。
長谷川(若葉竜也)は、3年同棲している市子(杉咲花)に結婚を切り出す。
涙を流>>続きを読む
ホラー作家クライブ・バーカーが自身の作品「魔道士」(後に「ヘルバウンド・ハート」に改題)を自ら監督した、87年のホラー映画のエポック・メーキング。
日本では翌年88年に公開され、僕は東京生活時代だっ>>続きを読む
熊澤尚人監督の最新作は、パリュスあや子の原作を監督自身が脚色し映画化。
惑星Xで戦争が起こり、X星人は地球へ亡命。
人類を傷つけない固有性を持つX星人ゆえ、まずアメリカが受け入れを表明。
続いて日本>>続きを読む
なんと『エクソシスト』(73)の50年ぶりの続編とのこと。
じゃあ、ジョン・ブアマンのも、原作者ブラッティのも、何故監督したんだ?レニー・ハーリンのも「無かったこと」になっている。
そもそも誰が正当な>>続きを読む
シアターセブンにて鑑賞。
女優・歌手・モデルとして活躍されている、長崎アンナさんが監督・脚本・主演を担当したファンタジー巨編。
本作のプロデュースをされた、『みちくさ』の石井克典監督に、今度こうい>>続きを読む
『虹のかけら』
シアターセブンにて鑑賞。
4月にシアターセブンで鑑賞した『家族の肖像』にも出演されていた篠崎雅美さんと、波佐本麻里さんのW主演による、認知症の母とその娘の物語。
監督は本作長編デ>>続きを読む
シアターセブンにて鑑賞。
先に東京で公開され好評を博していた本作。
いよいよ待望の大阪上映である。
クラウドファンディング支援者の一人としては、実に嬉しい限り。
クラファンリターンで台本を先にいた>>続きを読む
TOHOシネマズ橿原にて鑑賞。
何度もアニメ化されている鬼太郎の物語から、鬼太郎誕生にまつわるエピソードをブローアップした、劇場長編アニメ映画。
最新のTVアニメシリーズは第6期になるんだそうで、>>続きを読む
シアターセブンにて鑑賞。
これまで様々な作品で佐々木心音さんの演技は観てきたが、クラファン支援させていただいた天野友二朗監督の『復讐代行人』のヒロイン役であったり、今年の夏に別件で東京へ行った際に、>>続きを読む
シアターセブンにて、11月11日の初日、14日の追い2生きないを鑑賞。
監督の蓮田キトさんの名前を最初に見かけたのは、澤佳一郎監督の『アリスの住人』だった。
おそらくペンネームだろうな、とは思ってい>>続きを読む
TOHOシネマズ橿原にて鑑賞。
主要演者の方々が先週末より各ワイドショーで宣伝活動をしてらっしゃったが、いずれも具体的に映画のストーリーを話さないので、よほどネタバレに気をつけるような内容なのか、と>>続きを読む
シアターセブンにて鑑賞。
とある作品で長谷川千紗さんという俳優を知り、俳優のみならず監督もされる才人ぶりに、ここ数年注目していたわけだが、5年前に撮影された本作が、ようやく公開の運びとなったのはじつ>>続きを読む
シネマサンシャイン大和郡山にてIMAX版を鑑賞。
ギャレス・エドワーズ監督最新作。
リスペクトものでも、シリーズものの一作でもなく、まったくのオリジナルとのこと。
ただ、ロボット(?)と水田のよう>>続きを読む
ユナイテッドシネマ橿原にて鑑賞。
2016年に起こった相模原の重度障害者施設での殺人事件を題材に、辺見庸氏が書いた小説を、石井裕也氏が脚色、そして監督した。
原作は未読だが、パンフを読むと映画化に>>続きを読む
シアターセブンにて鑑賞。
僕の父方の祖父はかつて、ビリヤード台職人だった、と生前の父からよく耳にした。
現在、NHKの朝ドラ『ブギウギ』がオンエア中だが、モデルとなった大阪松竹歌劇団、いわゆるOSK>>続きを読む
TOHOシネマズ橿原にて鑑賞。
デンゼル・ワシントンがCIA工作員ロバート・マッコールを演じるシリーズ3作目。
邦題こそTHE FINALだが、原題は〜3とシンプルなもの。
監督は3作品共、アントワ>>続きを読む
ユナイテッドシネマ橿原にて鑑賞。
原田眞人監督最新作は、黒川博行氏の原作の映画化。
特殊詐欺グループの一員であるネリ(安藤サクラ)とジョー(山田涼介)の血の繋がりのない姉弟の物語。
原作の主人公は>>続きを読む
TOHOシネマズ橿原にて鑑賞。
かわぐちかいじの原作コミックは、80年代後半に発表された頃はけっこう話題になっていたものだったが、正直あまり食指が動かなかったことと、当時買ってたコミック雑誌はビッグ>>続きを読む
シアターセブンにて鑑賞。
本作の存在を初めて知ったのは、いつだったかすでに覚えていないのだが、確か東京在住の知人のSNSの書き込みだったように思う。
そして、大阪でもシアターセブンで上映が決まり、>>続きを読む
シネ・リーブル梅田にて鑑賞。
ここ数年のリバイバル作品上映のラインナップには、ほんとに油断できなくて、何が飛び出すやらワクワクしてしまうのだが、一体その作品のチョイスって、誰がどういう権限でやってる>>続きを読む
国立映画アーカイブ長瀬記念ホールOZUにて鑑賞。
国立映画アーカイブで開催中の「第45回ぴあフイルムフェスティバル2023」内の企画上映。
最新作『私の大嫌いな弟へ』が公開中、来日中のフランス人監>>続きを読む
シアターセブンにて鑑賞。
谷崎潤一郎のあまりにも有名な原作を、令和の時代に最映画化。
いわゆるレズビアンがテーマとなっているため、原作発表当時は現在以上にセンセーショナルだったことと思う。
昭和>>続きを読む
第七藝術劇場にて鑑賞。
関東大震災後、在日朝鮮人及び社会主義活動家が反乱を起こすという流言飛語の中、讃岐の薬売りの行商人一行が、千葉県福田村に差し掛かった際に、朝鮮人と間違われて、村人たちに虐殺され>>続きを読む
シアターセブンにて鑑賞。
薬物依存症の更生施設から戻ってきた主人公と、彼の生活を映画にしようとする兄。
社会復帰した主人公だったが、次第に断っていたお酒にも手を出してしまった挙げ句、禁断症状がぶり返>>続きを読む
シアターセブンにて鑑賞。
家族のため仕事一筋だった主人公。
しかし、気づけば妻も娘も自分を相手にしなくなった。
そんな時に出会ったとある劇団員に惹かれ、人生を変えるべく劇団員となるお話。
元々は劇>>続きを読む
シネマート心斎橋にて鑑賞。
1981年4月に日本公開された動物パニック映画のリバイバル。
続編とともにレストア版での上映だが、なんで今頃コレなの? という疑問も無きにしもあらず。
先日、新宿のビデ>>続きを読む
シネマート心斎橋にて鑑賞。
昨年の夏、ハマって何度も劇場で鑑賞した『辻占恋慕』。
その監督、大野大輔氏の最新作。
そういえば昨年、舞台挨拶の際に、次回作はアイドル映画みたいなことをおっしゃってたっ>>続きを読む
シネマート心斎橋にて鑑賞。
2017年に韓国で起こった、女子高生の自死事件をモティーフに描いた社会派ドラマ。
2部構成になっており、前半はキム・シウン演じる女子高生ソヒの物語。
後半はペ・ドゥナ演>>続きを読む
なんばパークスシネマにて鑑賞。
カナダからの手紙、ならぬ、カナダからの巨匠の新作が届いたよ。
ここんとこ、目におとなしい映画ばっか撮ってたデイヴィッド・クローネンバーグ、『いじってます』もとい、『>>続きを読む
シアターセブンにて鑑賞。
7月に同館で上映された、亀山睦木監督による『世界で闘いフィルムたち』。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=633588>>続きを読む
なんばパークスシネマにて鑑賞。
レトロ趣味な僕には、本作の設定はとにかく好物だらけだった。
関東大震災後の大正時代の帝都東京が舞台。
ヒロインは特殊な訓練を受けた腕利きの殺し屋。
これをお気に入りの>>続きを読む
なんばパークスシネマにて鑑賞。
なんかアホな輩のプロモーション紛いなことで、違うことで話題になった本作。
実際は、すこぶる痛快な大人のためのファンタジー映画の秀作だった。
冒頭数分の某映画のパロデ>>続きを読む