ジャイロさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

サリュート7(2017年製作の映画)

3.8

「テラフォーマーズ」っぽくなりそうな気がしてほんとどうしようかと思った。

宇宙飛行士って尊敬するぜ

こたつでぬくぬくしてた方が絶対いいのに。なんであんなとこ行くの?ほら、奥さんもこんなに心配してる
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.7

事件は会議室で起きてるんじゃない!

現場で起きてるんだ!

でもね、実は会議室でも起きてました。事件。

ちょっとした『未知への飛行』気分を味わえる。だけどこっちは責任を取りたくない人間ばかり出てく
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.2

Day1!!!!!!

最初からフラグ立ちまくり

豪華キャストなのにずいぶんと淡白な印象。これは人があまりにもあっさり死んでいくからかもしれません。ドラマチックな展開はほとんど無くて、淡々と進行して
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.6

ウイルスは変異する

ありえない速度で感染していくし、ありえない速度で追いかけてくる。なんだかよく分からないけどとにかく走れ。逃げなきゃ死んじゃう…

リミッターの外れた全力のZが猛スピードで追いかけ
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.4

独特のノリについていけず、真顔で観てたら

;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブフォ

ってなった

深夜なのに

ブリー・ラーソンがまだ若かった頃。キャプテン・マーベルになる前の話。プロムに誘うだ
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コラテラル(2004年製作の映画)

3.9

荒木飛呂彦先生が敬愛する監督マイケル・マン

『ヒート』も観たいし『インサイダー』も観たいけど、まずはお手軽に視聴できるこちらをチョイス

よく喋り、よく走るトム・クルーズ

ほどよく巻き込まれる男ジ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.6

ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセン

なんともアベンジャーズっぽい配役

脇役俳優から脚本家へ、脚本家から映画監督へと転身した異色の経歴を持つ監督、テイラー・シェリダン。この遅咲きの監督の作品は
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.8

汚ない髭のおっさんが女の人に見える

腕の毛が濃いから余計に混乱した

私はいったい何を見せられているのか

思っていたよりもガツンとくる。ラストの衝撃。法の正義を振りかざす人たちに宛てた手紙。その決
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MERU/メルー(2014年製作の映画)

3.9

過酷すぎて笑った

まるでナショナルジオグラフィックを観ている気分だった。

「メルー」インドはヒマラヤ山脈にある標高6,660メートルの山。そこは前人未踏、シャークス・フィンと呼ばれる鮫のヒレのよう
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汚れなき悪戯(1955年製作の映画)

4.0

長男「『汚れなき悪戯』って知ってる?古い白黒のスペイン映画」

え?知らない

長男「今日音楽の授業で観たんだよね」

小学校の音楽の時間に…映画?

長男「そう。マルセリーノの歌ってのをみんなで歌っ
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ハンボーン(1983年製作の映画)

3.0

1984年のアメリカ映画『ハンボーン』

2004年にVHSとDVDが出た時に『わんワンロード 全米横断5500キロの旅』と改題されたけど、2011年の新盤DVD発売時に元の邦題に戻るというね。右往左
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影なき男の影(1941年製作の映画)

3.9

『影なき男』シリーズ第四弾

子ども、大きくなったなあ。いつもの夫婦漫才ですね。ここまで来ると安心して観ていられます。ふうん、今回はチュッチュしないんですね。円熟した関係になってきたということなのかも
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.6

仕事ができる

それは男でも女でも見ていてやっぱりかっこいい

普段から炭水化物を摂取している私なんかでは想像もできない世界があるわけで。いろんな仕事があるんだなあって思うわけです。

もう14年も前
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第三の影(1939年製作の映画)

3.8

『影なき男』シリーズ第三弾

『第三の影』

原題は『Another Thin Man』

今回は今まで以上にカオスな状況

なるほどね。ワンパターン化しないあたりがシナリオの妙ですね。

いつもの夫
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夕陽特急(1936年製作の映画)

3.9

クレジットにもちゃんと名前がある!!!アスタは名犬ですね。

影なき男シリーズ第2弾

サンセット・リミテッド(夕陽特急)

そのストーリーはぜんぜん題名とかけ離れててビックリする。

原題は『AFT
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影なき男(1934年製作の映画)

3.9

ジャンルはクライム・コメディ。当時人気を博して6作も作られたという影なき男シリーズ『The Thin Man』4作だけは手元にあるので秋の夜長に楽しんでいきたいと思います。

この映画、登場人物がやた
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血と砂(1922年製作の映画)

3.0

女の誘いは牛より怖い

ヘビ女?

そんなこと面と向かって言うとか、すごいなあ。真似できそうにない。

主人公のマタドール、フアン・ガヤードを演じたルドルフ・ヴァレンチノさんは、なんだか眉毛が繋がって
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ポーリンの冒険(1947年製作の映画)

3.0

1914年、サイレント時代の連続活劇映画『ポーリンの危機』

主人公であるポーリンが毎回危機的状況に追い込まれ、それを乗り切るアクションが痛快で当時大好評だったといいます。ポーリンを演じていたパール・
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襤褸と宝石(1936年製作の映画)

3.7

なんかもう色々とすごい
粗削りなパワーを感じましたね
そんな映画でした


スクリューボール・コメディの女王

キャロル・ロンバート

『生きるべきか死ぬべきか』では実にふわふわしてましたが、本作では
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結婚哲学(1924年製作の映画)

3.6

ルビッチさんと言えば「不倫」とは切っても切り離せない何かはありますが、そんなルビッチさんの結婚感はいかにして育まれたのか、知りたいようで知りたくないようなそんな気がしています。

薔薇の行方。朝食の
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消える死体(1942年製作の映画)

3.0

消える死体の4本目は、この企画のド本命にして視聴難度激高の作品『消える死体』です。これホントおいそれとは観られないから苦労しましたよ。この企画を始めた時に観たくなっちゃって、それから3年越しで鑑賞して>>続きを読む

大陸横断超特急(1976年製作の映画)

4.1

消える死体の3本目はこれ

サスペンス・アクション・パニック・コメディ
(ああ、もうジャンルが既にカオス)

『大陸横断超特急』

監督は、アーサー・ヒーラーです。『ある愛の詩』で有名な監督さんになり
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ロープ(1948年製作の映画)

4.0

消える死体、今年の2本目はヒッチコック大先生の作品です。

この映画は、1924年に実際に起きた少年の誘拐殺人事件「レオポルドとローブ事件」を元にしたパトリック・ハミルトンの舞台劇を映画化したものにな
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生きていた男(1958年製作の映画)

4.0

夏になると死体が消える映画を観たくなりますよね。眠れぬ夏の夜に、今年も消えた死体の理由を楽しみたいと思います。


真夏の夜のミステリー消える死体の映画祭2020

(コロナ禍の影響で今年の消える~は
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.0

スティーブ・マックイーンじゃねええええ!!

いやスティーブ・マックイーンなんだけどさ

そんなことは無いって頭では分かっていても、少しは期待しちゃうところってありますよね?同姓同名ってのはしょうがな
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X-メン(2000年製作の映画)

3.4

フォートナイトのマーベルコラボでウルヴァリンが出てきたんだけど、ウルヴァリンやストームを知らないと言う長男のために借りてきました。

シリーズを通して設定がしっちゃかめっちゃかになっていることでも有名
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.2

嫌なことがあった日は、さっさと布団にくるまって眠るに限りますよね。

でも…

眠れないとしたら?

いったいどうなると思いますか?





そう

痩せますよね

不眠ダイエットです

でもこれ以
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夏の夜の夢(2014年製作の映画)

4.8

ありのまま今起こった事を話しますと

「右手が後ろから襲いかかってくるかと思ったら、いつのまにか右手に戻っていた」

何を言っているか分からないとお思いでしょうが、私も何を見せられたのか分かりませんで
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ダンサー そして私たちは踊った(2019年製作の映画)

3.7

女は優雅に、男はダイナミックに。ジョージア舞踊は素晴らしいですね。ダンスだけではありません。歌もいいんですよね。東西の文化が交錯する「民族の十字路」コーカサス地方。紀元前より栄えてきた最も古い国のひと>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.4

約3時間釘付け

フライシャーの『ザ・ファミリー』がブランデーとするならば、コッポラの『ゴッドファーザー』はウィスキーのような味わい。重厚で濃厚。

※あくまでも個人の意見です。

アル・パチーノとダ
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.0

この味は!…ウソをついてる「味」だぜ

しかも、しらばっくれるんだもんなあこの子。絶対曲げないし。目でわかる。

そして大人ね。自分の都合で子供を利用するんじゃあない!!やり方が汚いぜ!!


「お話
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たたり(1963年製作の映画)

3.8

You may not believe in ghosts,

but you cannot deny terror!

パッケージにそう書いてありました。


闇の中のシルエット

そびえ立つ丘の家
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.2

実は昨日『ゴッドファーザー』観ちゃったんですよね(まだレビュー書いてないけど)。それに比べるとずいぶん大衆娯楽的な印象は否めない。

『アンタッチャブル』中学生の頃に観たハズなんですが、これっぽっちも
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らせん階段(1946年製作の映画)

3.9

この映画、目が異様なんです

存在感がありすぎて完全に主役を食ってるエセル・バリモアさんの目ぢからもすごいけど、犯人の獲物を狙う目から狂気を感じてしまう。気持ち悪い。これ、ぜったい歪んでる。

弱い者
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.0

暑くなりましたね

夏ですね

どこにも出掛けられないけどこれ

夏でいいんですよね?

(;Д;)

日本の夏の納涼と言えば、そう「階段」ですよね。

人は誰しも心に階段を持っているものです(たぶん
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.7

屋根の上の仁王立ち

しかも全裸

ずっとこっちを睨んでる

もうね、狂気しか感じない

あれ、見えないことにしたい気持ちでいっぱいになった。

遠目だからはっきりとは言えませんが、この人、『ドント・
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