ジャイロさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

トキワ荘の青春(1995年製作の映画)

3.5

水野「寺田さん!!石森・赤塚をどう思いますか!!」



同じ志を持った若者が集う奇跡のアパート。藤子不二雄も石ノ森章太郎も赤塚不二夫もつのだじろうもみんな若かった(誰が誰だか掴むのが大変でした)。
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

ノコノコ、ムクムク、ドンコ、ドンゴロ、モズ、ベコ、ガガ、アナゼミ、セミノウマ…

呼び名がいっぱいあるっていうのは、そう簡単には出会えない上に、あまり話題にもならないからだと思います。ちなみに私は今ま
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呪怨2(2000年製作の映画)

3.0

珈琲の豆が

変わったとしても

目玉焼きの黄身が

半熟じゃなかったとしても

決して文句は言ってはいけない

🍳

この奥さんが一番怖かった。

心胆、寒からしめてやろう

清水崇監督のそういう思
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呪怨(1999年製作の映画)

3.2

ゆえあって再鑑賞

このVシネマ・オリジナルビデオ版を観たのはもう20年も前のことなんだなあ。20年かあ。色々あったなあ。しみじみ。

伽椰子さん、相変わらずですね。ただそこにいるだけで超絶に怖い雰囲
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ラヴ・パレイド(1929年製作の映画)

3.8

「もっとも重要な出来事はドアの向こう側で起こる」
byエルンスト・ルビッチ

「映画は観客の想像力に身を委ねる時こそ最高に雄弁なもの」
byビリー・ワイルダー

どうやったら観客を楽しませることができ
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.8

長男「1に出てきた遺伝子紹介キャラクターだ!!」

よく気づいたな

長男「ハムスターボール乗りたい!!!」

ジャイロスフィアね

長男「CG技術が発展してるからこれ好きなんだよね」

長男「モササ
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やかまし村の子どもたち(1986年製作の映画)

4.2

春の小川の冷たさと、ざらざらした土の感触。草の柔らかさまでもが足の裏に伝わってくるような気がした。

楽しくて甘くてそして少しだけ後ろめたいおつかい

番犬スイップと

柵を越えていく女の子たち

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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.9

恐竜はロマンだ!!(確信)

誰しも子供時代に憧れるもの、それが「恐竜」なんです。大自然の中、見たこともない巨大な生き物が闊歩する弱肉強食の世界。太古の地球に想いを馳せて、こんなのロマン以外の何物でも
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パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

3.8

レディオ・ロック

存在自体がロック

ビル・ナイもロック

みんないいキャラしてる

ロックが聴きたいのに聴けない人たち。そんな貴方の24時間にビル・ナイ率いるF○○○な海賊局がお届けする60年代の
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

3.6

死んでるように生きるハロルド

無敵のおばあちゃん、モード

二人の出会いはとってもフューネラルだしセメタリー

いわゆる「普通」という枠組みから外れた息子を受け入れられない母親にちょっぴりホラーを感
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赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

4.0

公開当時は興行的に振るわなかったというハワード・ホークスのこの作品。後に見直され、現在ではスクリューボール・コメディの傑作とまで言われているんだそうな。

追い込まれれば追い込まれるほど面白くなる男、
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The Monkey's Paw(原題)(1948年製作の映画)

3.5

長男が「タヌキ許さない、タヌキ許さない」ってずっと言ってるから事情を聞いたら、なんでも悪徳タヌキに金を借りたせいで住宅ローンの返済に苦しんでいるんだとか。カブで儲けた金もむしりとられたと言うし、なにこ>>続きを読む

ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

4.1

女は外に出るな!!

タリバン政権下でこんなことが起きていたなんて、正直言って知りませんでした。ただ生きるだけのことが、こんなにも難しいことだなんて、思いもよりませんでした。

一家の稼ぎ手

それが
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野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.4

長男「犬が全部CGだと思うとなんか冷めちゃうんだよね」

その気持ちわかる

でもね

こういうのは楽しんだ者勝ちなんだぞ。そういうもんなんだぞ。

長男「CGなのに二人で押してる!!すごい!どうやっ
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映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

3.9

写真を撮りますカシャッ

写真を撮りますカシャッ

1日2秒を作って繋げる途方もない作業

長男「いつものショーンじゃないこれは!!」

気合が違うよね映画だし

ゾムゾムの造りがすごい

長男「めっ
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エリック・カール コレクション はらぺこあおむし(1996年製作の映画)

3.0

私&次男「もうあおむしは~♪」

私 「ハラペコじゃあ~♪」
次男「ハラペコちゃ~ん♪」👈

私&次男「なくなりま~し~た~♪」

🦋

言いまちつがいというより聞きまつがい。面白いから指摘しな
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.1

暴  力  脱  獄  !!!

なんという力強い邦題

それにしても何にでも「暴力」つけりゃいいってもんじゃないだろう。それともあれか?「暴力」ってつけると力強くなるのかな?


試しにやってみまし
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グロリア(1980年製作の映画)

4.3

ポップアートなタイトルバック

物悲しいギターの音色

夜の摩天楼

ヤンキースタジアム

眠らない街に訪れる危険な夜明け

始まりのかっこよさが異常

シビれた

こんな雰囲気を造り出せる監督はそう
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神々のたそがれ(2013年製作の映画)

3.6

神A「私だ」

神B「お前だったのか、全然気付かなかったぞ」

神A「暇を持て余した」

神B「神々の」

神A&B「たそがれ」


ロシアSF界の巨匠、兄アルカジイと弟ボリスのストルガツキー兄弟が1
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レック2(2009年製作の映画)

3.2

次男がお昼寝しているので、居間でイヤホンしながら一人映画鑑賞。


『レック2』


え?

また入るの?

アレが中にいるのに?

止めといた方がいいと思うんですよね。色んな意味で。

前作のエンデ
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.0

終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル

それがデスメタルバンド「インペイルド・レクタム(直腸陥没)」だ!!!

長年フィンランドの片田舎で燻ぶり続けた彼らが、初のオリジナル曲「
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肉片の恋(1966年製作の映画)

3.5

あっという間の恋

肉が、肉が、恋をしている…!?

きゃっ!?

とか言われてもなあ。肉だしなあ。

ダンスする肉

イチャイチャする肉

でも見えてきた見えてきたー!!確かに恋人同士に見えてきまし
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.7

次男がお昼寝しているので、居間でイヤホンしながら映画を観ていたら、後ろの方で何か物音を聞いたような気がした。

イヤホンを外し、振り向いて様子を伺ってみた。

誰もいない

なんだ気のせいか

しかし
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炎628(1985年製作の映画)

4.5

白ロシア

それは現在のベラルーシ

この映画の「628」という数は、第二次世界大戦のナチス侵攻によって焼き尽くされたベラルーシの村の数。この戦争でベラルーシは全人口の4分の1を失ったという。その数2
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.2

さわりだけ観てジュリエット・ビノシュが出てるからこのゴジラすごいと思いながら、次の日観ようと思ってたら翌日長男が勝手に観てた。

あのサリー・ホーキンスも出てる。『フルハウス』のミシェルたちの実妹にし
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レック(2007年製作の映画)

3.6

この映画はスペイン映画

情熱の国からの贈り物です

スペインと言えば、🐂闘牛や💃🏼フラメンコ、ジプシーと魂を揺さぶるロマの旋律、あと🥘パエリアと🍗ハモン・セラーノ、🐖イベリコ豚のイメージがあります個
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肉体と悪魔(1926年製作の映画)

4.2

4歳児「ぼくんちのくるま、探検にでてるんだ♪」

保育園の先生によると、そんなことを嬉しそうに周りに言いふらしていたらしい 。4歳児よ「探検」ではなく「点検」ね。車検に出しているだけだから。お前が思っ
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群衆(1941年製作の映画)

4.4

昨夜のこと。仕事帰りに冷蔵庫を開けると衝撃の展開が待っていた。

そんなバカな!!

「イカの塩辛」がぜんぶ無くなっている!

長男「ああ、それ僕。今日、イカの塩辛入りマフィン作ったんだ」

(#゚Д
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.0

昔、ペットセメタリーっていう映画があってだな…

長男「ペット、攻めてくるみたいな感じ?」

ペット攻めたりっ!!!

って、まぁ、あながち間違ってないけど…

知ってるよね?ペットセメタリー?

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ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.2

田舎から春の味覚が届いた。山の幸と海の幸。そのほとんどを息子たちに食べられてしまったけれど、僅かながらに私の分もちゃんと残っていたのでホッとした。いつか食べて育ったその味は、なんだかたまらなく懐かしい>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.1

4歳児を寝かしつけるつもりが、いつの間にやら一緒に寝ちゃってました。夢?見たような気もするけど、なんだかよく思い出せません。そんな時って、ありますよね。

変な時間に起きちゃったので、こんな夜は映画で
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ピクニック(1936年製作の映画)

3.9

嗚呼ピクニック行きたい。お弁当持ってピクニック行きたい。青空の下、木陰で寝っ転がって心地よい風を感じながら贅沢な時間を過ごしたい。そんな願いも叶わないこのご時世、せめて映画の中だけでもピクニック気分を>>続きを読む

三匹荒野を行く(1963年製作の映画)

4.0

ラブラドール・ルーア

ブルテリア・ボジャー

シャム猫・テーオ

『三匹が斬る!』みたいな感じで荒野を行くのかな?ディズニーだと思って油断してました。かなりのアドベンチャーでした。

テーオ!?
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.6

4歳児「ピヨピヨピヨピヨ…」

( ゚д゚)

ピヨってる…

(なにこれ面白い…)

なんでも最近、転んだりして顔や頭をぶつけると、痛みをこらえてうずくまりながら一人でピヨピヨ言っているんだそうな。
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ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

4.0

ハワード・ホークス!!!!

未練たらたらのケイリー・グラントの痴話喧嘩が楽しい。これ、つきまとうの、もしかして?(笑)

気の強いロザンリド・ラッセル

ラルフ・ベラミー似の彼は、ラルフ・ベラミー?
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.2

思い知らせてやる

ゼインが走り出した時

溢れてきた感情が涙になってこぼれた

ドキュメンタリーかと思った。圧倒された。重荷と苦悩を背負って過ごす日々、12歳の少年の目に映る地獄のような世界。そこに
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